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ライバルは自分

今日は記念すべき日だった。わたしは主に小説投稿サイト『カクヨム』と『エブリスタ』で書いてるのだけど(と言いつつ、ほとんどラインナップは共通)、ある作品が☆を記録的な数いただいたのだ。

エブリスタの☆システムについてはカクヨムの今日の近況ノートに簡単にまとめたので引用したい。

エブリスタはカクヨムとは違って1日にその作品につけられる☆は1つ。でも読み終えた作品でも延々と☆をつけ続けることができるわけです。
なので愛されてる作品は☆がどんどん伸びるわけですが。(毎日同じ作品につけてくれるありがたい方もいらっしゃいます)
今回エブリスタ10周年ということで、スペシャルスターという企画があって、昨日から明日までの間、☆をつけると10個つけたことになるというすごい企画。

というシステムのもと、エブリスタで『17日後』という作品が☆7,777を獲得した。これはちょっとすぐに獲得できる数じゃない。

近況ノートにも書いたのだけど、エブリスタを始める時にピックアップでそういう☆の数の作品を見ると、横の繋がりが強いのかなと思った。横の繋がりが強いと、要するに繋がりで相互フォローしたりできるわけだ。

だけどわたしはエブリスタ繋がりの人はいない。カクヨムと兼ねて書いている繋がりなら多少はあるけれど、相互、という形で☆をつけ合ったりするひとはいないので、ここでやっていけるのかなぁと心配になったものだ。

しかしそれは杞憂で、『17日後』はカクヨムの時と同様に着々と☆を伸ばして行った。

……正直に言って、書いてから一年半が経ったいま、なにがそんなに読者を引き付けているのかまるでわからない。もちろん書いた時は「面白い」と思ったし、自信もあった。でもいまはどちらかと言うと読み返すのが恥ずかしい。

よく言えば『初々しい』のかもしれないし、とは思うけどもそんなに魅力があるのかなぁ……。

どちらにしてもあの作品があるからいまのわたしがあるわけであって、そしていまのわたしに立ち塞がるのはあの作品なのだ。あれを追い越すことがわたしの最大の課題だ。

追い越すつもりで書いた作品がコケたので、いまは長編小説の再チャレンジ中。リハビリ、と呼んでもいいと思う。

理由もなく「面白い」作品をもう一度書いてみたいものだ。それがいまのわたしの夢。

むかしの自分がライバルだなんて、まるでできすぎた小説のようだ。

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