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MUSTAKIVI Kolmeオープンと石本藤雄展

 
2020年9月19日(土)に、MUSTAKIVI Kolme(ムスタキビ コルメ)をオープンします。

Kolmeから、ブランドMUSTAKIVIを発信

MUSTAKIVI(ムスタキビ)は、北欧・フィンランドのマリメッコ社でテキスタイルデザイナーとして活躍し、その後、アラビア社で陶芸作品を生み出してきた石本藤雄さんがプロデュースするブランドです。2017年2月にロープウェイ街に店舗(ギャラリー&茶房)をオープン。石本さんの作品を伝えるとともに、砥部焼の窯元や県内の和菓子や茶葉の生産者とコラボレーションした商品を開発し、愛媛の魅力を提案して参りました。

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今年の4月末までで店舗、喫茶、ギャラリーを併設した店舗は一時閉店し、オンライン化と商品づくりに特化する形で準備をして参りましたが、この度、MUSTAKIVI Kolmeとして、新たな場所でオープンする運びとなりました。Kolmeとは、フィンランド語で「3」を意味します。ビルの3階で、店舗、ギャラリー、オフィスの3つを併設する空間として、石本さんの過去から現在までの活動や作品について、さらに県内外のつくり手の方々の作品や商品の魅力をリアルでもお伝えできる場を開きます。

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石本藤雄さんの節目の年における、Kolmeの役割

愛媛県砥部町出身の石本さん。日本を離れちょうど50年となる2020年。この節目の年に、拠点を故郷・愛媛に移します。北欧を代表するライフスタイル・ブランドのマリメッコ社で32年間にも渡り、第一線で活躍し、同ブランドでは歴代2番目のデザイン数を生み出してきました。また陶芸家としての顔を持ち、1989年よりフィンランドの陶器メーカー・アラビア社のアート部門で制作を続けてきました。フィンランドの芸術家に贈られる最高位の「フィンランド獅子勲章」、日本では旭日小綬章など多数の賞を受章。故郷の原風景、そして異国で触れた自然や景観を創作の源泉としてきた石本さんが、原点となる故郷へ戻ることは、国内外の様々な人々に注目されており、今後の活躍が期待されています。

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MUSTAKIVI Kolmeでは、石本さんの過去から現在の活動について、故郷から深く、広く伝えつづける活動を行います。幼少期を過ごした故郷、愛媛県・砥部町の原風景は、フィンランドでの暮らしの中で触れてきた草木、花、生きもの、湖、陽射し、風、雪、あらゆる自然環境と響きあい、デザインや作品の表情となって現れてきました。氏が故郷に降り立つ今、その眼差しで何を見出し生み出すのか、そのきっかけを私たちは創り、活動を深めていくこと、それは、様々な気づきや幸せ、価値の創造に繋がると信じて運営していきます。

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オープニング記念は石本藤雄展 

MUSTAKIVI Kolmeでの個展の第一弾は、石本藤雄展を開催いたします。

タイトルは「実り」。石本さんが帰国前にアラビア社で制作した「果物」という名の大ぶりのオブジェを展示します。空間をやさしく満たす特別な魅力の宿る作品です。

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近年、「冬瓜」をはじめ、「」をテーマに意欲的に制作してきた石本さん。抱く故郷への想い、変わらぬ原風景、みかん山の記憶から生まれた独自のフォルムに、フィンランドで生み出された鮮やかで深い色彩が加わり、見る人を魅了する作品です。

本展は、限られた数しか存在しない貴重な作品を一堂にご覧いただける機会となります。なお、9月19日〜10月18日の間、特設ページにて、抽選販売申し込みの受付を行いますので、こちらもご覧ください。

【石本藤雄展 実り】
会期:2020.9.19(土)-11.29(日)
※土日祝のみ開催
開催時間:11:00-17:00
場所:MUSTAKIVI Kolme
入場無料
※抽選販売申し込みページ(9.19公開
https://www.mustakivi.jp/chusen/fujiwoishimoto2020/

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MUSTAKIVI Kolme
所在地:〒790-0004愛媛県松山市大街道3-2-27-3F
TEL:089-993-7497
営業日:土・日・祝日
営業時間:11:00-17:00
https://www.mustakivi.jp


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