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失敗は成功のもと

毎晩のようにコロナ禍で大変やった過去を思い出して書くネタを探していると、お客さんや、スタッフ、身近な人のお陰で今があるんだなぁと噛み締める事ができる。
日を増すごとに変異株のオミクロンの感染者数も増えてきて、コロナが自分の身近に迫っている感じも否めないけれど、自分としては、いつまで続くか分からないコロナを乗り越える事が、今まで応援してくださった方への恩返しになると思うし、今コロナ禍で経営に行き詰まっている人が偶然に、このnoteを見つけて、コロナを乗り越えるヒントになったり、これからの励みになればなぁと思って書いている。

先日、京阪神地域から蔓延防止措置が出される事が決定して、お店も暇になってこのnoteを書く時間はあるけど、仕事がもう少し忙しくなればnoteの存在すら忘れてるかもしれない。

以前の僕は、自分のやりたい事を人に話して、そしてその相手の反応を伺ってアドバイスを求めてた。
「めっちゃええやん」と言ってくれたらそのアイデアは「正解。」
そうでなかったら「不正解。」って言う自分の中の物差しで色々と判断してた。
だから突飛もない無難な答えに行き着く事が多かったし、本当にやりたい事も相談した相手の立場を尊重してやらない事が多かった。
あの人が「絶対無理」って言うたしやめとこ。そんな感じだ。

無双心は亀岡店を2012年12月にオープンしてその1年半後の2014年7月に色々な理由があり祇園に2店舗目を新規出店した。
その時も無謀だと言われたし、亀岡本店に対する誹謗中傷もネットで見受けられる様になった。

祇園に店を出せば、その縄張りを管理してるヤーサンが、毎月みかじめ料を取りに来るからやめとけ!などと脅されたりもしたけど実際にはヤーサンに会うどころか、みかじめ料を取りに来たことは1度もなかった。
その時に気がついた。オレは相談をする人を間違えてたんだなぁって。だから自分より少し先に行ってて、ある程度の経験のある人に相談しないとダメだなぁって。

起業当初の僕は、相談する人を選ばず自分のチャレンジを止めてくれる人を探してたのかもしれない。
自分がやりたい事への確固たる自信がなくて単純に止めてくれる人を探してた。
だから、畑違いの人に相談したり、そのアドバイスもあり得もしない角度からだった事が少なくなかった。そして僕はそれを間に受けてやらない言い訳と、やらない選択をしてた。

今年で事業を始めて10年目に入った。今の僕にはやりたい事が山の様にある。そのやりたい事とは収益化できる事業の事だ。
何かを始める時に、僕は人に相談する事はほとんどない。これまで自分の感覚を信じてやってきた。
やった事のない事業を志した時、もちろんそれは失敗の要素も大きくはらんでる。
「失敗するからやめとけ。」
それはもう僕を止める理由にはならない。失敗を恐れるどころか、失敗を良いものと捉えるようになった自分がいる。
チャレンジに失敗は付きもの。すぐに軌道修正して、ただただ改善を繰り返す。
そこから成功への路を想像する。
時々、自分のチャレンジを、そこに伴う失敗はどうなのかと考えてみる。
失敗は決して悪い事ではない。失敗から学ぶ事ほど大きな事はない。
子どもの頃には失敗をしていつも笑われてた。
学校の先生にも失敗しないやり方ばかり教えてもらってた気がする。
側から見れば、今まで絶好調で成功してると思われてた事業がコロナ禍に会い、大きな失敗をしてると思われてるかもしれない。
今までずっと試行錯誤して事業をしてきた。
簡単だった事は一度もないし、自分一人で結果を残せた事は一度もない。
すべては周りの方々のお陰。

そう思う時、僕はまだ一度も成功した事はないし、これからも成功を追い求めるだけなのかもしれない。

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