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祝、新作リリース決定!デスキャブ人気曲Best20

 9月16日に、通算10作目となるオリジナルアルバム、"Asphalt Meadows"をリリースするUSインディーロックの雄、デスキャブことDeath Cab for Cutie。

10thアルバム "Asphalt Meadows"


 収録曲"Roman Candles"が先行で配信され、Music Videoも公開されています。

 一聴した限りでは、ちょっと掴みどころが無いというか、どんなアルバムになるのか全貌が見えない感じですね。バンドサウンドを前面に出した作風になるのでしょうか?続報を待ちましょう。


 そもそもデスキャブについてよく知らないという方は、以前投稿したこちらの特集記事も是非ご覧ください。バンドの魅力や、全ディスコグラフィーについて熱く語ってます。


 今回は、そんなデスキャブの人気楽曲ランキングBest20を独自につけてみました。

 順位付けの基準としては、
  ①ライブでの盛り上がりが凄い
  ②ライブでよく演奏される
  ③ライブ演奏は稀だが音源の人気が根強い
   等々。(あくまで主観です)

 それでは早速、20位から発表していきます。

20位 I Dreamt We Spoke Again

9th "Thank You For Today" 収録
 9作目の冒頭を飾る楽曲で、ツアーでも1曲目に演奏されることが多かった。落ち着いた雰囲気の楽曲ながら、不思議と癖になるサウンドとグルーヴ感が魅力で、ライブで聴くと、音源とはまた違った良さに気づく。ライブでの思い出補正もあり、この高順位。

19 位 Northern Lights

9th "Thank You For Today" 収録
こちらも9作目収録曲。決して明るいトーンの曲ではなく、派手さは無いものの、テンポとしては軽快な16ビートのドラミングで、バンドサウンドが格好いい。前作のツアーでもほぼ毎回演奏されていた。ライブで自然と身体がリズムに乗ってくるような、アップテンポの楽曲。

18位 The Sound Of Settling

4th "Transatlanticism" 収録
『パッパー、パッパー』という何ともキャッチーなフレーズが非常に印象的な楽曲。ライブで演奏される頻度としてはレアな部類になるが、親しみやすい明るいトーンと、軽快なアップテンポで根強い人気を誇っている。

17位 We Looked Like Giants

4th "Transatlanticism" 収録
ライブで演奏されるのは稀だが、彼らのキャリアでも屈指のバンドサウンドのタイトさで知られるロック色の強い楽曲。シリアスな雰囲気も彼らの楽曲としては非常に異色で、存在感の強いキラーチューンと言える。

16位 You Are A Tourist

7th "Codes and Keys" 収録
親しみやすさと格好良さを兼ね備えたギターフレーズが印象的な、ポップでキャッチーなナンバー。ライブでの演奏は比較的レア。個人的にはMusic Videoがお気に入り。終盤のギターソロ、4人のバンドアンサンブルが最高に格好良い。現在の5人体制もいいけど、やはりクリス・ウォラ脱退前の4人体制も格好良い。

15位 No Sunlight

6th "Narrow Stairs" 収録
メロディ、サウンドともに非常にポップでキャッチー。生のバンドサウンドの質感も強く、ロック要素もある。とにかくキャッチーなのでライブでも盛り上がりやすい。

14位 Cath...

6th "Narrow Stairs" 収録
美しいメロディラインが光るナンバー。テンポとしてはスローで、どっしりとした重厚なバンドサウンドが特徴。ライブでは終盤に演奏されることが多く、この曲からクライマックスへと繋がっていくイメージだ。

13位 A Movie Script Ending

3rd "Photo Album" 収録
初期の名曲。とにかくメロディラインが美しく、そして切ない。ライブで演奏されることは滅多に無いが、インディーズ時代を代表する楽曲として根強い人気を誇る。

12位 Title Track

2nd "We Have the Facts and We're Voting Yes" 収録
こちらも初期の代表曲。やや暗い雰囲気ではあるが、繊細なメロディラインとサウンドプロダクションが光る。まだ荒削りな面が残っていた当時でも既に大器の片鱗を示していたことが伺い知れる。ライブでの演奏はどちらかというと稀である。

11位 What Sarah Said

5th "Plans" 収録
ベンがギターを置き、ピアノのある場所へと移動する。繊細で美しいイントロが流れた瞬間、ライブ会場は歓喜に包まれる。彼らのキャリアの中で最も繊細さが光る作品である"Plans"の中でも、特にメロディ、サウンドが美しい楽曲の一つだ。

10位 The New Year

4th "Transatlanticism" 収録
4作目の冒頭を飾るロックナンバー。バンドサウンドがかなり前面に出ており、躍動感はキャリア随一。ライブではたまに演奏される程度だが、最高傑作との呼び声も高い4thの1曲目とあって存在感も強く、非常に人気の高い楽曲と言える。

9位 Marching Bands Of Manhattan

5th "Plans" 収録
5thの1曲目。個人的に、彼らの全楽曲の中で最も美しいメロディ、歌詞、サウンドだと思っている。ライブ演奏は比較的レア。終盤は同じフレーズを何度も反復しながら徐々に徐々に熱を帯びていく展開が圧巻。名曲。

8位 The Ghosts Of Beverly Drive

8th "Kintsugi" 収録
ライブで序盤に演奏される定番曲。イントロから、エッジの効いたギターに思わず痺れる。アップテンポで乗りやすいし、サビの歌詞も印象的で覚えやすい。彼らのキャリアの中では比較的最近の楽曲ながら、既に定番として定着しているのも頷ける。

7位 Long Division

6th "Narrow Stairs" 収録
純粋にライブでの盛り上がりに絞って言うと、この楽曲がもしかしたらNo.1かもしれない。まずバンドサウンドの躍動感が凄い。アップテンポだし、キャッチーさもある。そして終盤にかけてどんどん加速して行く展開がライブでよく映える。ベンもこの曲ではとにかく観客を煽る。是非生で観るべき一曲。

6位 Title and Registration

4th "Transatlanticism" 収録
派手さは無いものの、秀逸なソングライティングと、程よいポップさ加減が絶妙。落ち着いた雰囲気の楽曲な割に、ライブでかかった瞬間の歓喜は凄まじいものがある。根強い人気を誇る一曲。

5位 Soul Meets Body

5th "Plans" 収録
彼らのキャリアを代表する楽曲の一つ。ライブでは終盤に演奏されるのが定番となっている。『パラッパラッパッパー』という、あまりにもキャッチーなサビでは大合唱が巻き起こる。メンバーとしても思い入れが強いのか、演奏にも熱がこもる。繊細さと強靭さを兼ね備えたサウンドが魅力だ。

4位 I Will Posses Your Heart

6th "Narrow Stairs" 収録
8分以上にも及ぶ大曲。前半部分はインストになっており、ニックの印象的なベースフレーズにスポットライトが当たっている。デスキャブが誇るリズム隊による職人的なプレイを堪能するには持ってこいの、躍動感溢れる楽曲。ライブの定番曲でもある。

3位 I Will Follow You Into The Dark

5th "Plans" 収録
ベンを除くメンバーが一旦ステージ脇へと捌け、ベンがアコギに持ち替えるのがこの楽曲が始まる合図だ。アコギ1本弾き語り、美しいメロディだけで観客を虜にする大名曲。印象的な歌詞も人気の秘訣。

2位 Crooked Teeth

5th "Plans" 収録
屈指のポップさ、キャッチーさを誇る、多くのファンから愛される大人気曲。大合唱が起こること間違いなしのライブのド定番。メジャーデビュー後のデスキャブの代表曲といったらコレ。

1位 Transatlanticism

4th "Transatlanticism" 収録
堂々の第1位に輝いたのは、インディーズ期を代表する4thの表題曲。本編のトリ、もしくはアンコールのトリを飾ることが多い。
"I need you so much closer"というフレーズを反復しながら、クライマックスへ向けて徐々に徐々にゆっくりと熱量を上げていく展開で、約8分間にも渡る壮大な楽曲だ。とても静かな曲ながら、その美しいメロディと、終盤にかけて盛り上がりを見せる壮大な展開が感動を呼ぶ、文句無しの大名曲。

いかがだったでしょうか。

デスキャブ初心者の方は、どの音源から聴くかの参考に、ファンだけどまだライブには行ったことがないという方は、今後ライブに行く際の予習として参考にして頂けたら非常に嬉しいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。


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