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ライブカメラマンになるまでの道

 こんにちは、カメラマンのゆうと。です
今回は前回に引き続き
ライブカメラマンという仕事に関してですが

よくDMや打ち上げや飲み会の席なんかで
よく聞かれる『どうやってカメラマンになったのですか?
という質問などにフォーカスをていこうと思います。

 僕の今までの話を交えながら
現場や身内の仲間の話、体験談も含めてお話致します




僕自身の経歴...

 まずは自分の話から。。。
noteの一番最初の投稿などでも記述したとおり
僕が一番最初に目指していたのはバンドのローディーである、
ギターT.E.C.(楽器のチューニングや調整からリペアまで行う技師)でした。
実際現場に出てT.E.C.の仕事をしたり、エフェクターボードを組んだりもしていました。

さらにそれ以前はバンドを組んでいて本気でアーティストを目指しいていた頃もありました。
ですがそれ以上に楽器を扱ったり、改造などをしているうちに
機材を扱う事が好きになり、ギター制作の専門学校に入学しました。

 その後、楽器制作の写真や機材の写真などをスマホで撮っているうちに
『ギタマガ(月刊ギターマガジン)の写真みたいなカッコいい写真撮りてぇ!』
から一眼レフカメラに行きついたわけなのですが

↓当時の我が家の機材

専門学校中退し、その後...

 その後、専門学校を中退しアルバイトを掛け持ちしながら
ギターT.E.C.傍にライブ写真を撮ったりするようにもなりました。


カメラの扱いはTwitterやネットなんかで調べたりして
独学で突っ走っていました。

始めたてのころが
『iso感度?なにそれ、感度っていうくらいだし上げとけばいいっしょ!』
...で、撮った初めての写真がこちら。

まあ言わずもがなですね笑
八王子MatchVoxでした。


当時はヤフオクで5000円で買ったSONY α65という
正直なんでこれ買った??と言わざる得ないカメラを使っていました笑

レンズもカメラのキタムラやヤフオクなんかで500円なんかで売っていた
ジャンク品を漁っていましたw
唯一高かったのはサムヤンの魚眼レンズでした(いうて1万くらいでしたが)

 でも僕が撮りたい写真はこんなじゃない...!!
と、猛勉強して3ヶ月くらいとにかく調べてはライブハウスに通ったり
“ライブ写真展”があれば出向き、色んな方の話を聞いたりしました。

それで3ヶ月で頑張った結果、撮れた写真がこちら

 当時から魚眼レンズ大好きマンでしたね笑
Lightroomのアプリ版で小さな画面で格闘していました。

ちなみにLightroomという存在を教えてくれたのは
橋本塁さんのアシスタントなどもされていた、ヤマさんでした。
出会いは今でも交流のある、カメラマンさんの写真展示の場でした。


いろんな方にわざわざ会いに行ったり
DMをして約束を取り付けてなんとか話を聞いたりなど
僕なりに頑張っていたと思います。


出会いと学び。

 写真の基礎って、大体は本であったりどなたかのブログだったり
いろいろなところに転がってますよね。
ちなみに僕も今は照明のライティングや映像について猛勉強中です笑

ですがライブ撮影のイロハって誰かが本を出すほど人口多くないし
ブログなんかで書く人居ないし。。。


 当時の僕もネットあさりまくって探しましたが出てくる情報皆無。

今度これをネタにnote更新しようと思います。。。それもお楽しみに。



 そんななかで僕が手探りの中、学んだ方法は
“わかんないことはとにかく聞く‼︎!”
でも実はカメラマンになってみて分かった事...




スチルの人ってほぼみんな自分以外のカメラマン嫌いな人多いw




これ本当に当たりすぎだと思うくらいそうです多分(偏見)

なので
自分がどういう編集をしているのか
なんの機材を使用しているのか
どういう撮り方をしているのか…など
聞かれたり教えるのを良いと思わない人も少なくないんです。。。

仲良いからこそその人だけに教える、って人ら多いですけどいきなり連絡して教えてくれ、なんて僕も嫌は嫌ですね。

でも自分で言うのもなんですが
僕の性格上、人と接する事が大好きで
なんなら1人が大っっっ嫌いマンなので

いろんな人に自分から話にいったり話を聞く事が大好きで
そこからカメラマンとしての話やライブハウスでの立ち回り方をきいたり
現場でしっかり目に挨拶して打ち上げなんかでお話ししたりしていました。



 あとはとにかくTwitter!!!!
呟いてリプで議論をしたりみたり納得したり。



 ひとつ注意して頂きたいのが
人に話を聞いたりするのは大切だしとても貴重な経験になりますよね。

でもその話しかける時やDMする時は
ちゃんと挨拶とかはしましょうね、当たり前。

有難い事にたまにDMを頂いたりする事ありますが
挨拶なかったり、突然タメ口だったり


なんか上から目線であったり…(笑)

そんな人に自分の技術や知恵、経験を
教えたいなんて思いませんよね(笑)

なんならそういうのも人種は僕は嫌いです。
なので1番気を使いましょう(笑)

ライブカメラマンになるには

 さて、すこし僕の話が多くなってしまいましたがココから本題。

『ライブカメラマンになるには。』

まずは“ライブカメラマン”の定義を。
 カメラマンなんて、カメラ持ったらカメラマンっていうのが僕の定義ではあるのですが(笑)

ここでは一応、バイトであったり別で仕事をしておらず、カメラ1本で飯を食って行ける人としましょう。

今このご時世でカメラを持ってライブハウスに写真を撮りに行ってる方というのは

・学生をしながらカメラマン
・アルバイトをしながらカメラマン
・会社員や仕事をしながらカメラマン
・写真スタジオやカメラにたずさわる仕事
・フリーランスとして音楽業界のカメラマン

思いつく限りだとこんな感じかな?
だいたいの方はアルバイトをしながらライブハウスに通う人がほとんどなイメージです。

逆に写真スタジオや映像の仕事で音楽の写真を撮っていたりする方も多いですよね。
特に映像はMVやライブ映像なんかの撮影ではチームや会社として動いている方が多いですね。


ライブ写真に関しては
1人で活動してる方がほとんどだと思いますので
チームでやられたりって言うのはたまーに耳にしますが見かけません。

ほんとに1人の戦いだな…ってつくづく思います(笑)

じゃあとりあえず最低限、カメラを持っている前提でのカメラマンになるにはという話ですが

まず最初の難関の壁は

そもそも撮らせてもらえるバンドが居ない!

だと思います。
ってことで最初はとにかく声をかけまくる!
という手しか無いといってもしょうがないですね。。。

最初からメジャーバンドや売れてるバンドさんに声かけるのもすぐ蹴られてしまうのもしょうがないので

もし大学生さんでしたらサークルや部活なんかの仲間から手始めに練習するのも1つ

またバンドマンて意外と交流が広いので
その大学の友達から紹介してもらうのもまた1つです!

また気になるバンドや好きなバンドも
このご時世だとほぼ必ずTwitterやInstagramをやっているアーティストがほとんどです
なので公式のアカウントにメール、DMをしてみるのが1番早い方法ではあります

※くれぐれも失礼のないように丁寧な文で送りましょう
この時に自分のポートフォリオ(自分の撮った写真や資料)なども送ると良いでしょう。自分のインスタのアカウントなどでも良いかと。

いざライブ撮影へ!

 ではライブハウスでイベントに!
これからもっと沢山のバンドと繋がりたい!という方は撮影させてもらうバンドメンバーに
対バンさんを紹介してもらえるようになったりすると『もし良かったら今度撮って欲しいです!』と言って貰えることも多いので
バンドメンバーに紹介してもらえるように頑張りましょう

→何を頑張る?
まずは撮影してるバンドの恥にならないように
顔合わせでちゃんとその日の企画の人やバンド、対バンに挨拶をする
またそのライブハウスのPA/照明さんや受付、また店長さんにも挨拶はしっかりしましょう。
ちょっと怖かったらメンバーと一緒に行くのも大丈夫かと。

あとは自分の道具や荷物を導線や楽屋に広げたりあまりしないようにしたり
メンバーに気を使う事も大切。

その先で
『もし良かったら今日の対バンさん紹介してもらえないだろうか』というのをメンバーに相談して快く繋がりを広めて行きましょう!

正直あとは数珠繋ぎ。

 あとはもう良い写真を撮りまくって
今度ウチも撮って欲しい!と言わせまくればどんどん繋がりが出来ていき、撮影させて頂けるバンドも増えるかと…!

まずは最初の1歩の声をかけるのが
大きな1歩に繋がって行きます!

次に大切な事、ブランディング。

ではライブ写真が増えてきたところで次は
    【ブランディング】です
目に見えるところで言うとやはりSNSですね
TwitterやInstagram、最近ではYouTubeやTikTokなんかでも編集や撮り方を載せているカメラマンも多いですよね!

特にTwitterやInstagramはお客さんや顧客(バンドマンや関係者)も目にタイミングが多いので
普段の呟きもちょっと気をつけるのも大事です

写真垢として多いのは普段の呟きはせず写真のみを載せる方も多いですよね

僕は写真垢とか云々よりも普段から変わらず使ってますが…(笑)
一応写真垢もありますが結局三日坊主です(笑)

でもやっぱり『〇〇の人!』と覚えて貰えるようになると色んなところで知ってもらえて顔も広くなりますよね!

簡単な話じゃないから僕も試行錯誤していますが
最近だとラーメンばっかりだったりでもうブランディングって何??状態のSNSになっちゃいました(笑)

でもそれも『二郎食ってるカメラマン』でよくラーメンの話をバンドマンとかと話の種になって仲良くる事も多いです!

何気にそういうのもアリなのかもしれないですね(笑)


最後に。

 今回は僕の話で文章多めでしたが
少しはお役にたてたらいいなと思いつつ
自己満足noteですのでまた覗きに来て頂けたら嬉しいです😊

ライブカメラマンというのはなかなか難しい仕事ではありますが入口はほんとにたったの一歩だけ踏み出せばあなたもカメラマンです。

その先から大きく分厚い壁が何度も立ちはだかります
乗り越えがほんとに大変ですが
その先には必ず良い道に繋がっていますから
もうひと踏ん張りしてみてください
引き返して後悔するよりその壁を乗り越えて…

乗り越えるよりぶち壊しちゃいましょう!
その勢いで僕もこれからも頑張っていこいと思います


最後まで読んで今回も本当にありがとうございました。

ゆうと。✌︎

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