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宮沢賢治の旅、花巻へ🚅

私が昨年から始めた宮沢賢治✖️クラシック音楽、ということで、
現地に行く夢を叶えてきました!
やはり現地に行き、彼と同じ土地にいるだけで色々な事を考えさせられました。

まずは駅。
新花巻駅で下車。


花巻は温泉でも有名なようです✨

そしていざ宮沢賢治ツアー開始!
観光タクシーにのり、案内していただきました✨

まずは、宮沢賢治の生家へ。
今はまだご親族の方がそのまま住まわれているとのことで外からお写真許可いただき撮影📷

そして続いては、宮沢賢治が住んでいた家跡と、有名な「下ノ畑ニ居リマス」でお馴染みの
賢治の畑を見に行きました✨
畑はかなり遠くにあり、写真からですと道路沿いの1番奥になります。
時間があればあそこまで歩いていきたかった、、!次回こそは。笑
畑が遠かったために、賢治は訪問者が気づきやすいように「下ノ畑ニ居リマス」と看板をおいていたとされております。

そして、私が1番宮沢賢治で大好きな詩の
「アメニモマケズ」の詩碑。
碑の文字は、高村光太郎の書によるものです。

こちらの詩碑、近くでよくみると詩の文字の隣に幾つか修正が加えられたような跡があるのですが、
実は高村光太郎が詩碑の作成をお願いした方が
いくつか文字を間違えて彫っていたようで、
これには高村光太郎も笑いながら再度岩手に訪問し手直ししたと伝えられております。笑
面白い秘話でした😂

家跡の間取り図も!
これは元々はお祖父様のものだったようです。
宮沢賢治は苦労したりコンプレックスがある主人公が努力したりするようなわりと庶民が共感を持てるような作品が多いのですが、
彼自身は当時では裕福な家庭に生まれているので
説得力があるようなないような、、、と感じてしまう部分があります。
しかし、彼なりに自分の環境下が裕福なことに対して、農業を教える身としてその立場に常に自問自答しておりました。
そのため教師をやめ、自宅で農業を教えながら自給自足のような生活を選んだことはここまで聞けば理解できます。

そして、宮沢賢治が雑誌でみたイギリスの海岸に似ていると言ったことからその名がつけられたイギリス海岸🇬🇧
ほとんど水位が高いため、イギリス海岸に近いというよりは普通の川、、、?という感じでしたが
そこから見える早池峰山は宮沢賢治がお気に入りでよく登ったとされており、
また鉄道もその近くを走っていて「銀河鉄道の夜」はそこから作品が作られたといわれておりますから、なかなかファンとしては感慨深い海岸でした✨


そして‼️最後は宮沢賢治記念館✨
ずっと行きたかったので嬉しかったです。
賢治のチェロとトシのヴァイオリンが寄り添うように展示しておりました。

注文の多い料理店に見立てたお土産屋さん+レストランの山猫軒も隣接しておりました❣️
この作品も大好きでよく幼少期読みました。

花巻の人は皆さんあたたかくて、故郷に帰ってきたような感触がしました。
この土地で宮沢賢治が今もなお生きつづけているのを肌で感じれたのは私自身大きな収穫となりかなり大満足でした。行ってよかった✨

ということで、
来年も宮沢賢治コンサートを計画予定ですので
ぜひ宮沢賢治の世界を知りに感じにお越しいただけましたら嬉しいです😌

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