音楽療法研究所 Music Fits In Your Life

「音楽を通して、皆様の人生がより豊かに、より良いものになる」をサポートします。

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マガジン

  • 音楽療法の学び方

    音楽療法を学んでも学んでも迷いが増える!という方に読んでいただきたい「音楽療法の学び方」記事ををまとめたマガジンです。更新頻度は不定期 ☆こんな方にオススメです ◆音楽療法を学び始めた方 ◆音楽療法を学んでいて迷いがある方 ◆何から学んだら良いかわからない方 ◆音楽療法士としてバランスよく健康に学びを深めたい方

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音楽療法研究所note へようこそ♪

はじめまして。 音楽療法に関する信頼できる情報提供を目指している、音楽療法研究所 Music fits in your lifeです。 こちらのNoteでは、当研究所の音楽療法士、小沼と細江が過去に書きためたコラムやブログ記事を加筆&編集したものを掲載しています。 私たちは、2011年から「音楽療法かけはしの会」のニュースレターやブログにて、音楽療法に関する情報や「根っこ」となる考え方について執筆を重ねています。書き溜めた記事は、音楽療法と様々な分野について200記事以上に

    • 音楽療法の勉強で迷っている方へ:2つ目「迷子多きエンドレスな道。楽しく本質を学ぶ方角に行こう」

      前回の投稿(音楽療法の勉強で迷っている方へ:1つ目「音楽療法は広い」)に複数の方からご感想をいただき励まされました。コメントをくださった方々、本当にありがとうございます! 「広くて深い音楽療法、まずどこから勉強を始めるべきですか?」というご質問もよくいただきます。 この質問への回答は、質問者によって変わる部分と、誰に対しても同じ、という部分の2つに分かれます。 18歳で大学の音楽療法学部に入った場合は、すべてのエリアについて基礎から段階的に学んでいく道を辿ることになるこ

      • 音楽療法の勉強で迷っている方へ:1つ目「音楽療法は広い」

        執筆:小沼愛子 「音楽療法の勉強中です」という方々に沢山お会いしてきました。その学びの形は、自分で勉強されているという方、何らかのコースを受講中の方、専門学校や大学に在籍する方、留学して学んでいる方、と、実に様々です。 私自身も「常に学び中」と言える立場で、これがずっと続くのだと考えています。自分のように、プロになっても学び続ける人達にも沢山出会い、共に楽しく学べる仲間がいることをとても幸運に感じています。「学びは楽しい」と心から思いますし、「楽しい学びでなくてはいけない

        • 3月&4月の音楽療法関連講習会とイベント

          3月もあと数日ですが、3月スタートから4月にかけての音楽療法関連講習会やイベントについてお知らせです。 第4回 音らいん♪ MT事例検討会 〜明日からの音楽療法実践に役立つケースディスカッション〜 開催日時:2024年3月31日(日)19:30 ~ 21:10 料金:2,000円 定員:12名 形式:ズームを使ったコミュニケーション型 参加資格:音楽療法もしくは周辺領域(療育、教育、レッスン、リハビリなど)で音楽を使った支援を実践している方 ファシリテーター:小沼 愛子

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        • 音楽療法の学び方
          2本

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          音楽療法とオートハープ〜活用方法と情報のまとめ〜

          Music Fits Japanでは、音楽療法でもよく使われる楽器、「オートハープ」のオンライン講座&レッスン、情報発信を行っています。 オートハープ講師の梅田典子先生とスタッフが、ブログ記事やYouTube動画で、音楽療法におけるオートハープの活用方法や関連情報を発信しています。今回、それらの情報をまとめてnote に掲載することになりました♪ 音楽療法とオートハープについて知りたい!という方、是非ご活用ください。 音楽療法士さんに知ってほしいオートハープの魅力について

          音楽療法とオートハープ〜活用方法と情報のまとめ〜

          1月&2月の音楽療法関連講習会とイベント

          あけましておめでとうございます。 1月&2月に開催の、Music Fits Japanと音楽療法かけはしの会主催の講座やイベントをご紹介します。 最新の情報のお知らせが欲しい方は、こちらのフォームまたは、音楽療法かけはしの会無料会員登録をお勧めします♪ 【音楽療法イントロ講座〜生活・人生に役立つ音楽活動】 日時:オンデマンド配信 1月13日まで ※詳細・申込はこちら 【講座内容】 1. 音楽療法とは 2. 音楽療法士はどこで何をしているか? 3. 音楽療法の具体例 4. 自

          1月&2月の音楽療法関連講習会とイベント

          11月&12月の音楽療法関連講習会とイベント

          Music Fits Japanと音楽療法かけはしの会主催の講座やイベントをご紹介します。11月と12月も盛りだくさん ♪ 最新の情報のお知らせが欲しい方は、こちらのフォームまたは、音楽療法かけはしの会無料会員登録をお勧めします♪ 【音楽療法士とセルフケア講習会】 基礎編:11/26(日) 19:30-21:30 実践編:12/3(日) 18:50-22:00 ※詳細・申込はこちら 【定例ピアサポート No.50】 日時:12/8(金) 21:00-22:15 ※詳細・

          11月&12月の音楽療法関連講習会とイベント

          「音楽療法で食べていけるのか」という疑問と不安

          執筆者:細江弥生     2022年3月執筆 ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 2つの曖昧な言葉に注意 「音楽療法だけで食べていけるのか?」「音楽療法で食べていけるか不安」といったコメントやご質問が度々上がります。その多くが「不安」と紐づけられているようで、そこに私も共感すると同時に、このような質問に回答することに難しさと違和感を抱くことがあります。その原因は、これらの発言に含まれる「音楽療法」と「食べていく」という2つの曖昧な言葉の存在ゆえと考

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          情報リテラシーとクリティカル・シンキングの基礎〜良質の情報に巡り合う方法〜

          執筆者:小沼愛子・細江弥生 ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 情報が手に入りやすくなった一方、沢山の情報の中から「本物」や「本質」を見抜き、さらにそれをどう応用して使うか、というスキルが必須となっています。音楽療法かけはしの会では、良い情報に巡り合う方法や、情報の本質を見極め自分自身に活かす事が音楽療法士にとっても必須のスキルである事を約10年程前からニュースレターにてお伝えしてきました。 10年経過し、世の中の情報量や質は大きく変化しています。し

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          情報リテラシーとクリティカル・シンキングの基礎〜良質の…

          音楽療法士としてのコア(中核)を育てる

          執筆者:小沼愛子・細江弥生 ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 有名な音楽療法の手法を学んでも、どれだけネタを仕入れても、どれだけ演奏技術を向上させても、「音楽療法士としての中核(コア) 作り」がうまくいかず悩み続ける音楽療法士は多いものです。コア作りのための第1歩を踏み出す時に、まずは考えていただきたい事や思い出してほしい事柄を、セルフケア、継続、自己洞察、自己管理、倫理などのキーワードを中心にまとめています。 一見遠回りに、または音楽療法実践に直

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          音楽療法士としてのコア(中核)を育てる

          音楽療法士とソーシャルメディアの付き合い方

          執筆者:細江弥生 ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 生活におけるインフレともいえる存在になってきたSNS。音楽療法士の方も、「情報を集める」「発信する」「仲間を見つける」「宣伝をする」など、様々な形で活用されていると思います。しかし、街中でクライエントに出会う事があるように、SNS上でもクライエントと出会う可能性はあります。SNS上でのコミュニケーションが、音楽療法にどのような影響を与えるのか、又私達音楽療法士はどのような事に気をつけてSNSと付き

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          音楽療法士とソーシャルメディアの付き合い方

          音楽療法と未来

          執筆者:小沼愛子・細江弥生 ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 音楽療法の未来について、私達はよく語り合います。 「音楽療法は今後どのように変化するのか?」 「発展するのか?」 「衰退していくのか?」 そこを考えることで、「今」この瞬間にどのように行動すべきかが見えてきます。 ● 世の中はどのように変化しているのか? ●「変化」というものをどう捉えて行動するか? ● 何が普遍で、どこを変化させたら良いのか? そこに自分達の理念を照らし合わせ、

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          音楽療法英語~English in Music Therapy ~ No.11 - No.20

          執筆者:細江弥生&小沼あいこ ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 音楽療法英語その2です。 ・音楽療法英語その1(No.1〜No.10)はこちら ・音楽療法において外国語を学ぶ意義については、こちらの「音楽療法において外国語を取得する意味とは?」という記事にて執筆していますので、こちらも是非ご一読ください♪ 音楽療法英語のリスト No.11〜No.20 11. カタカナ語で本来と発音の違うもの その3「ウクレレ」 12. 歌う前のかけ声は? 1

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          音楽療法英語~English in Music Therapy ~ No.11 - No.20

          音楽療法英語~English in Music Therapy~ No.1-No.10

          執筆者:細江弥生&小沼あいこ ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 音楽療法でよく使う英単語や、英語表現を集めて具体例を挙げ紹介しています。2017年に世界音楽療法学会がつくばで開催され、その前後に英語を勉強したい!という音楽療法士さんの声を多く聞きました。その時に音楽療法と英語に関する連載をブログで行いました。英語は良質の音楽療法情報に触れる為の必須ツールですので、これからも音楽療法を学ぶ方には音楽療法と同時に英語も学んでいただけたらなと思います。

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          音楽療法英語~English in Music Therapy~ No.1-No.10

          国際的視野は音楽療法士に必要か?

          執筆者:小沼愛子 & 細江弥生  ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 「国際的視野」と「音楽療法」というと一見離れているように感じるトピックですが、実は大変密接な関係があります。国際的視野を身につける事がどう音楽療法の発展や音楽療法士の成長に繋がるのか、国際的視野を身につける時に必要な基本的姿勢や考え方、小沼と細江の体験などを2014年〜2022年にかけて執筆した記事をご紹介します。 目次1.【国際的視野は音楽療法士に必要か】 音楽療法士として国際的

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          国際的視野は音楽療法士に必要か?

          「古い考え」と「新しい考え」の融合~Martin Albert博士の講演会から音楽療法の発展を考える~

          執筆者:細江弥生 (2015年2月執筆) ✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼ 昨年の話(2014年)になりますが、大阪で開かれたMartin Albert博士の講演に参加した時のことをお話したいと思います。Albert博士は失語症治療に関する、ボストン学派の権威です。失語症には、ロシア学派、フランス学派、ボストン学派など、カウンセリングのように様々な学派があるそうですが、ボストン学派が最も知られていると思います。 ボストン学派は、「流暢性」「理

          「古い考え」と「新しい考え」の融合~Martin Albert博士の講演会から音楽療法の発展を考える~