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高校バスケin東京 関東大会出場8校決定!

ゴールデンウィークのバスケ熱もいよいよクライマックスを迎えますね!

関東大会の日程と会場

4月14日 1回戦  各高校会場
4月21日 2回戦  各高校会場
4月28日 3回戦  各高校会場
4月29日 4回戦・5回戦   各高校会場
5月1日 ベスト8・ベスト4  駒沢体育館

5月4日 順位決定戦1     エスフォルタアリーナ八王子
5月5日 決勝・3位決定戦・順位決定戦2  駒沢屋内球技場

今日の記事では4回戦・5回戦・ベスト8・ベスト4決めの結果を記事にしたいと思います。

A~Dブロックまで、過去記事の内容と共に紹介していきます。

Aブロック (ベスト64時点)
左の山はいよいよ八王子学園八王子の登場。都日野・都広尾も精度の高い3ポイントシューターを擁して勝ち上がっています。早実も順当に勝っています。
右の山は都東大和南・都東大和・世田谷学園都小平西、さらには都練馬もチームとしての完成度が高く勝ち上がってきています。

Aブロック 4回戦、5回戦

左の山では八王子が都日野に圧勝(140-66)、日野もエースの3ポイントで食い下がりましたが最後は70点以上差が開いてしまいました。都広尾は日大豊山に対して3ピリオドまで7点差でついていきましたが一歩及ばず(51-69)。その日大豊山は多彩なオフェンスが売りの早実に前半だけで25点差付けられ及びませんでした(73-87)。
右の山では有力都立2校の都小平西と都東大和が世田谷学園に敗れました。都東大和は3ピリオドまでリードしながらの敗戦で、とても惜しい戦いでした(71-80)。都東大和南は危なげなく勝ち上がりました。

Aブロック ベスト8決め

ベスト8決めは2試合とも最後までもつれる接戦でした。まずは八王子-早実の戦い。八王子の立ち上がりはいつも通りのスタイルで相手の出方にかかわらず、スリー、ドライブ、留学生のゴール下を狙ってきます。スリーの確率はそこそこで、留学生のゴール下は早実のグッドディフェンスもあり思うようには攻めれておらず、いい波には乗れていない状態でした。一方の早実はスリー、スリーを打つフェイクからの中への合わせ、スピードのあるドライブ、ミドルシュートと多彩な得点パターンから攻め、留学生のアドバンテージがある八王子に食らいつきます。
八王子が本来のペースを取り戻してもなお、連続スリー等を沈め早実はハイペースで得点を重ねます。(前半 八王子44-43早実)
後半、控えのいない早実はファール数がたまってきたことや、八王子の猛攻に対して疲れが見え始めじりじりと点差を離されていきます。
新人戦王者の八王子は「やっぱり強いか」と思ったところではありました。しかし早実は10点差~6点差のもしかすると逆転するのでは?というぎりぎりのラインでループシュート・ドライブ・スリーと決めていき最後の最後まで食らいつきます。結果は(八王子93-83早実)で及びませんでしたが、早実は今シーズンの東京で一番八王子に迫った試合となりました。

都東大和南-世田谷学園の戦いは一転してロースコアな試合となりました。大和南はセンター陣の動きがよく、外のシュートが入らない時間帯も途切れることなく得点を重ねていきます。一方で世田谷学園は外のシュートを狙いますがあまり確立がよくありません、それでもミドルシュートを決め得点はほぼイーブンでした。そして両校共通していたのはディフェンスの良さです。ボールマンへの寄りの速さはピカ一で簡単にシュートを打たせませんでした。後半もリードは常に大和南で、苦しい流れの時にセンターのバスカン等が決まり追い上げを許しません。大和南は終盤につれて疲労が見え始めターンオーバーを連発、世田谷学園が押し切るかと思われましたが残り1分を切ったところで世田谷学園の厳しいディフェンスがアンスポファールとなり大和南に時間を稼がせてしまう結果に。(都東大和南64-62世田谷学園)で都東大和南が初の関東大会出場となりました。


Bブロック (大会前記事)
左の山で実力1つ抜け出ているのが新人戦4位の國學院大久我山です。次点で新人戦本戦でベスト16入りを果たした都駒場が注目校です。他は毎年ベスト32常連校の明星・都高島・都野津田も勝ち上がってきそうです。
右の山では両サイドに位置する保善と都城東が2大注目高校でしょう。都立トップレベルの城東が保善に勝てるのか?はたまた新たなダークホース校が勝ち上がってくるのか?楽しみなところです。
Bブロック (ベスト64時点)
概ね順当に実力校が勝ち上がっています。注目の試合だった
明星ー都高島の試合は、明星94-71都高島、という結果でした。良い試合だったでしょうから観に行きたかったです。

Bブロック 4回戦、5回戦

私立の実力校明星・帝京八王子・早大学院はそれぞれシード校の国學院久我山・保善・都城東に敗れました。都立同士の5回戦となった都野津田と都駒場の試合は、駒場が自力で勝り前半だけで32点差をつけ大勝しました。

Bブロック ベスト8決め

Bブロックはシード校が順当に勝ち上がった形となりました。久我山-都駒場の試合は身長で勝る久我山が常に有利な展開で試合を進め、4ピリオドこそ駒場が怒涛の追い上げを魅せましたが及ばずという形でした。(久我山64-57駒場)
保善-都城東の試合は1ピリオドのみの観戦でしたので、断片的な情報になります。試合の出だしは城東が連続3ポイントを決める等で良かったのですが、後半から保善のエースがバスカンにスティールに3ポイントにと素晴らしい活躍で逆転。城東も厳しいディフェンスと3ポイントで応戦しますが流れを掴むまでは行けず、保善の勝利となりました。(保善87-76城東)


Cブロック (大会前記事)
左の山は新人戦3位の成立学園がまず第一候補です。成立学園とは実力差がありますが、都武蔵野北・都光丘も良いチームですので期待したいです。
右の山はまずシードの足立学園。そして新人戦本戦に出場している専修大付・本郷・安田学園・都小山台が注目高校です。本郷高校はサイズこそ小さいものの3ポイントシュートが上手く、チームの応援も一体感があるので観ていてワクワクするようなチームです。
Cブロック (ベスト64時点)
都立高校で勝ち上がっているのは、都保谷・都新宿・都光丘・都武蔵野北・都日本橋・都美原です。中でも注目の試合は新宿ー光丘の試合で、会場は早稲田実業高校です。
他にも1回戦から138,100,140点と大量得点をしている桐朋高校も面白い戦い方だなと注目しています。
一方で本郷・安田学園・都小山台は惜しくも破れてしまいました。


Cブロック 4回戦、5回戦

都新宿-都光丘は都立同士の好ゲームでした。両チームともセンターに良い選手がいて、ミドルシュートがよく入っていました。光丘の方が攻め方が多彩だった分勝ったでしょうか。(新宿47-59光丘)
4回戦まで全て100点ゲームのハイスコアで勝利してきた桐朋都武蔵野北との対戦。個人的にハイスコアゲームが好きなので何点取れるのだろう?という期待があったのですが、武蔵野北の運動量が高いディフェンスに阻まれなかなかシュートが決まりません。一方の武蔵野北はセンターを中心に手堅く得点していき流れを掴みます。(前半 武蔵野北51-22桐朋)
ディフェンスのプレッシャーはやはり数センチでも前に出ることが大事で、それによって相手シューターに微妙な狂いを生じさせるのではないかと感じる試合でした。桐朋は最後までシュートの感覚が戻らず5回戦での敗退となりました。(武蔵野北82-53桐朋)

Cブロック ベスト8決め

Cブロックもシード校が順当に勝ち残りました。成立-都武蔵野北の試合は成立がオールコートのプレスで圧倒、スリーやセンターのゴール下も思い通りに決まりました。(成立87-50都武蔵野北)
専修-足立学園は新人戦6位の足立学園が有利かと思われましたが、専修が序盤から終始リード。後半の足立学園の追い上げにも手堅いディフェンスとリバウンドで連続得点を許さず、余裕を持って勝利しました。(専修94-62足立学園)

Dブロック (大会前記事)
左の山は新人戦準優勝の実践学園が最有力です。次に東海大菅生、都立高校では昨年関東大会予選ベスト16の都西、他には都文京・都石神井も毎年上位に名を連ねています。都西と文京は早い段階で実践学園と当たってしまうのが残念なところです。また、一時代を築き全国3位まで上り詰めた東洋大京北もこのブロックです。学校としての強化をやめてからなかなか結果が出ていませんが、今大会はどうでしょうか!?
右の山は私立の有力校が日本学園・帝京・日大三・駒澤大高で、都立は都大崎都小平南でしょうか。
Dブロック (ベスト64時点)
注目校に挙げていた東洋大京北ー都文京が4/29に対戦します。都石神井ー都小岩、都小平南ー都大崎は有力な都立高校対決なので注目です。
後は上記都立高校が私立有力校にどこまで迫り、勝ち切れるか楽しみです。


Dブロック 4回戦、5回戦、ベスト8決め

左の山では都立有力校の都文京都石神井はそれぞれ東洋大京北、東海大菅生に敗北。(文京67-92京北 石神井75-90菅生) 勝った2校も全国区の実力を持つシード校の実践学園に敗退しました。
一転して右の山はシード校が敗退する波乱がありました。シード校の日本学園都大崎との対戦、インサイドに強みを持つ都大崎に終始リードされ最後も1点及びませんでした。一方の都大崎は16年のインターハイ予選以来となるベスト16進出の快挙となりました。(都大崎77-76日本学園)
反対のブロックではまず帝京駒澤大高に逆転勝ち、その帝京を日大三が1点差で下しました。(日大三77-76帝京)
ベスト8決めは日大三-大崎の試合となりました。インサイドに強みのある大崎でしたが日大三の徹底的なインサイド対策で思うように得点できずリズムを崩してしまいます。また、攻めのディフェンスを見せる日大三は大崎のターンオーバーを誘い点差を開けていきます。後半に入ってからは日大三エースの速いドライブが立て続けに決まり勝負がつきました。(日大三76-50大崎)

ベスト4決め

ベスト4決めの戦いでは新人戦トップ4のチームが順当に勝ち上がり、実力の高さを魅せました。

八王子96-48都東大和南
國學院久我山74-64保善
成立学園125-69専修大付属
実践学園118-63日大三

最終順位

1位 実践学園
2位 八王子学園
3位 成立学園
4位 國學院久我山
5位 保善
6位 専修大付属
7位 都東大和南
8位 日本大第三


試合結果の詳細は観戦された方のtwitter、または公式ホームページよりご確認ください。
公式ホームページはこちら↓


東京都高等学校体育連盟 男子バスケットボール専門部 公式サイト上位8チームは6月1・2日に山梨県富士吉田市にて行われる、関東大会に出場します。

以上、予選会の記事から長くなりましたが「関東大会予選in東京」のシリーズを終わります。お付き合いいただきありがとうございました。








今後の創作活動に活かしたいと思います!