タブレット学習の裏側にあるもの

タブレット学習の裏側にあるもの

小学生の息子が、ジャストシステムの「スマイルゼミ」というタブレット教材に取り組んでいます。10インチ程度のタブレットに、ペンで入力する形で学習を進めていきます。親がずっと、つきっきりで勉強を見てあげられるわけではないので、自分で学習する習慣を身につけられたら良いなと思い、始めてみることにしました。(今月で9か月目になります。)

とはいえ、息子がスマイルゼミをやっている時間、私は横で仕事をしており、基本的には常に目に入っていますので、息子がどんな反応を示すか、どのような点でつまづくか、といった個人の傾向のほかに、そもそもタブレット学習ってどうなんだ、ということを、あらためて、考えさせられます。

よく、紙とタブレットを比較して、どちらが良いかという議論になります。ゲーム感覚で楽しくできるのでタブレットが良いとか、勉強は書いて覚えるものだから、紙が良いとか。もちろんそれらも大切な視点だとは思いますが、実際に大きな差が出るのは、「学習した後」の話です。

息子は「わ~、すげ~」とか言いながら、楽しく問題を解いていますが、実は、それは、問題を解いているようで、「自分の現状」を入力しているということでもあるのです。「自分が理解しているかどうか教えて」と頼んでも、小学生の子は、通常、説明できません。でも、タブレット学習の場合は、「問題を解く」という行為自体が、「入力する」という行為になっているので、小学生の子が独りでも、データは自然と蓄積し、その子の得手不得手が明らかになっていくのです。

これまでは、宿題はやりっぱなし。定期テストを受けてみて、初めて、「自分ができていない」ことに愕然とするという流れになっていましたが(そして、その頃には取り返しがつかないという・・・)、タブレット学習の場合は、回答時に丸付けをしてくれますので、間違い直しはその場で。そして、個人に合わせて、苦手な問題が繰り返し出題されるので、苦手を克服しながら前に進むことができる。だから、段々と独りで、能動的に学習を進めることができるようになっていく、ということなのだと感じました。

もちろん、タブレットにも得意不得意がありますので、万能ではありませんが、「何をどのように蓄積し、活用するのか」という観点自体は、今後、どのジャンルの学習にも必要になってくるように思います。

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音楽教室って何だろう?実感を元に「音楽教室の可能性」を考え、発信しています。子育ての話も少しだけ・・・。大人向け「音楽レッスン」作りに携わり十数年。(キャリア:音楽教室経営←クラシック音楽事務所←みずほ情報総研/自治体コンサル)