カミングアウトする?しない?の矢先まさか!
さて晴れてADHDとわかり、ストラテラを処方され残業が少ない仕事も見つかって働き始めたのは良いですが。
発達障害は見えない障害。周りに話すかどうか?
ひとまず仲の良い友人達には話しました。
というのも、昔の私は正直に物事を言ってしまうので、知らずに相手を傷つけたり、場の空気を読まず、余計なことを発言していたからです。
それは親に対してもそうでした。
特に母は厳しい人でしたので、油に水を注いでよく怒られたものです。
カミングアウトというと、LGBTQの方々のイメージが強いかもしれません。
それは発達障害当事者も当てはまります。
実際のところ、自分の特性を全て伝えるのは難しく、とりあえず一般的という言葉が適切かは疑問に思いながら、世間一般的な説明をすると、大抵の人はこう答えます。
忘れっぽい?皆、そうですよ。
個性。
貴方だけじゃないです。
一時的な病気でしょう。
実際は治らない障害で、欧米ではすでに子供から診断された場合は、その特性を活かした学習だったり、将来的に困らないように訓練をします。
その辺において、日本は先進国でありながら遅れを取っています。
専門家ではありませんが、遅れを取っている理由の一つは団体行動を重んじる文化が要因と思います。だからと言って、団体行動を軽んじている訳ではなく、特に災害時などの落ち着いて行動するなどは大変重要だと思います。
最近は大人の発達障害者のための就労移行支援が増えてますが、もう1つの問題としては日本には専門医が少ないことも挙げられます。
そして肝心の親・親類は、、、歳が上に行けば上に行くほど理解されないのが現状です。
私の場合、父は理解が全くできず、母に至っては病気でしょ?と未だに行ってきますので。
診断後の職場では障害を明かさないクローズで就業して、薬のおかげかしばらくは落ち着いて仕事も出来たのですが。
しばらくして、再び体調不良になる事が続きました。
ほぼ毎日フラフラになり、朝起きるのも困難になってしまったほどです。
当初はインフルエンザが流行っていたので、それかもと病院に行ったところ。
まさかの高血圧でした!
自分の場合は若年生高血圧でしたが、実は心療内科で処方されていた薬の1つに血圧を上げる作用があったので、その薬は辞めました。
ストラテラは引き続き服用で大丈夫でしたが、一番困った事。
他の病院の先生が発達障害を知らなかったことです。
なので自分で説明しなくては行けなかったので大変でした。
自分で説明するのも難しいのです。
高血圧も詳しく調べたところ、結局遺伝性でこれも一生付き合うことになっていきます。(トホホ)
ちょっと話が逸れましたが、結局カミングアウトしてもなかなか理解が得られないのが現状です。
もちろん、その中でも心療内科の先生や、同じ当事者の方々など理解してくださる方はいらっしゃいます。
なかなか周囲で相談できる人は少ないですが、自分は1人ではないと理解することも大事かと思います。
そんな時に発達障害バーなどが話題になりまして、実際行ってみると「発達障害あるある」がたくさんあって、心なしか自分は1人じゃないんだと実感しました。
最終的にカミングアウトするかしないかは、自分次第かと思います。
ただこの先発達障害と診断された子供たちが大人になった時に、今よりも良い環境になって欲しいという願いもあって、どんどん発信はしていきたいと思っております。
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