20240924:無言語化
自分が今どういう感情なのか
なぜそんな感情を持っているのか
その感情に対処するためにはどうすべきか
どう落としどころをつけるべきか
「言語化」は、自分と向き合う上でとても重要なことだと思う
しかし、あえて言語化しないからこそ尊いもの
むしろ言語化できないこともこの世には存在する
そもそも言語化自体、自分の感情に「言語」というフィルターを通しているという点で2次的なものに過ぎない
言語化する前の感情こそ、本当の自分の気持ちなのであるから
そこには気持ちというものもなく
「心の高揚」といった波だけが存在している
そう考えると、恋愛における言語化ほど無意味なことはないのかもしれない
「好き」という言葉ではなく
同じ時間を共有しているときの心の高揚こそ大事にするべきものなのだから
中身の伴っていない惰性や形だけの恋愛ではなく
たとえ傍からはそれが見えずとも
当事者2人の心が互いに高揚していることこそ
本当に意味があることなのではないだろうか
恋愛に言語化を求めると、一気に興ざめに陥る
恋愛に美しさを求めるならば
あえて言葉にせず、ただその時間の心の高揚に身を任せること
「無言語化」こそ、恋愛のあるべき形なのかもしれない
「好き」や「愛してる」の言葉がなくとも、
会話全てが愛情表現に感じるような
そんな美しさを、私は恋愛に求めたい
そんな美しさを愛でることができるような
心のゆとりを日々大切にしていきたい