無色日記20240910:海ほたるで自分の人生を悟る
トイレ休憩で寄った海ほたる
私は限られた時間でいかに海ほたるの全てを知り尽くすかにかけていた
お手洗いを済ませた後、ダッシュで4階に上がり食べたいものを物色
「これ食べたいのにお店見つからない泣」とすれ違った友達に話す
諦めて他のエリアを走りながら散策
するとさっきの友達から見つけたとの連絡が
言われた通りの道を進むとお目当ての商品にたどり着く
友達も私につられて購入していた
彼らは座りながら食べることにしたらしいものの
私はそれを手に持ったまま5階へダッシュ
綺麗な景色
一番奥はどんなところなのか
ダッシュで確かめに行く
大体把握し戻ろうとすると
エスカレーターの横に反対側へ続く通路が目に留まる
休憩終了まであと7分
その通路の先は行き止まりかもしれない
しかもぱっと見、長そうな道のり
このままエスカレーターを下り来た道を戻れば、時間には間に合う
他の友達は順当にエスカレーターを下って行っていた
だけどその道の先が気になる
私は一人、ダッシュでその道を駆け抜けることにした
するとその先には、綺麗な景色とエレベーターがあった
エレベーターで下まで降りると
さっきエスカレーターで下って行った友達に遭遇
無事、時間に間に合った
私は新しい世界が好きだ
その先にどんなものが待っているのかワクワクする
ワクワクこそ私の原動力
恐らく私は人よりも知的好奇心が旺盛ながら、
少しその世界に触れただけで満足してしまいがちなところがある
なおかつ、自己完結型
今までの私であれば、あの瞬間エスカレーターを選んでいたことだろう
おおよその先が見える人生を悟り
圧倒的な個人主義でそのエスカレーターを駆け上がる
しかし、私は先の見えない道に進んでみたい
そこにはどんな景色が待っているのか
なんとなく海ほたるでの経験のように
また皆のところへ帰ってくるような気がした
躊躇している私を後押ししてくれる
神様からのプレゼントのような気がした
その中で大切なのは、人を頼ること
友達が私の探し物を見つけてくれたように
誰かに話せば、何かしらの形で運ばれてくる
てへぺろ人生、いざ開幕