月光密造の前夜、明朝
暑い。まだ6月だというのにこんなことがまかり通って良いのだろうか。早くも夏バテ気味である。ここ何日か頭痛が続いていてしんどい。
本日、某私鉄駅のホームで電車を待っていたところ、やって来た車両の様子が異様でぎょっとした。車内の灯りが一切ついていなかったのだ。ちょうどお昼どきで、日差しが最も強い時間帯だったから、乗り込んでみると真っ暗で内と外のギャップにくらくらした。
「秋分の日の電車にて床にさす光もともに運ばれて行く」という短歌の光と影が反転した感じといったら良いだろうか。まさに影とともに運ばれていく感覚があった。陰翳礼讃じゃん、うっひょお!!読んだことないけど!!といった調子でややテンションが上がった。電力不足への対策としてテスト的に実施されていたのだと思われるが、体感温度は2度ぐらい下がったし、なんとなく風流だから電車に限らず、商業施設やコンビニなどいたる所で照明を落としてほしい。けれども防犯、安全の面で無理だろう。
土曜日。いつもより早起きしてリハスタに向かう。朝は限界まで寝ていたい人間だから朝ごはんなど食べている余裕はない。シャワーを浴びて髪も乾かないうちに家を出る始末。けれども移動中に乾くから特に問題なし。
真夏のような日差しのなか、重たい機材を背負って駅まで続く上り坂を10分ほど歩く。つらい。大変つらい。4時間のリハをこなし、移動して3時間のリハをこなす。疲れた。
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