一人でやるべきところと、任せるべきところを切り分ける。

マッシュミュージックスクール代表・OFFICE NAMEKO代表の湯澤真人です。

このマガジンでは、これまで３００人以上の老若男女にマンツーマンで音楽を教えてきた経験を生かして「人との関わり方」「人生の楽しみ方」にフォーカスを当てて徒然と奏でていこうと思います。

器用になんでも平均以上こなしてしまう人や生真面目な人は全て自分でやってしまう・背負い込む傾向が見られます。

ここでは、そんな人たちへ向けて
「一人でやるべきところと他人に任せるべきところを切り分ければ、効率良く人生が豊かになるよ」
という考え方をお話しします。

①切り分けることで効率良く、そして社会と繋がっていく。
全ての人間は１日２４時間が平等に与えられています。
どんなに仕事が早い人・どんなに頭の回転が早い人でも限界はあるのです。
自分以外の人に協力・支援・共闘をすることで取り組んでいる時間が何倍・何十倍にも膨れ上がります。

また、協力者と関わることによって協力者の協力者とも繋がりやすくなります。
自分がいくら多彩な能力・技能を持っていたとしても６５億人が持っている全ての能力を持つことはほぼ100％不可能に近いでしょう。
様々な能力を持った人と繋がれば、自分の中には無い能力を手に入れることができます。
よって自分の人生を効率良く豊かにしていけるのです。

②切り分けるべきところ
それでは、他者に任せるべきところとはなんでしょうか？

他者に任せるべきところとは
・自分のテンションが下がること
・自分の性分や能力に合わない
・自分よりもそれを得意とする他者がいる、頼める関係性にある

になります。

基本的には自分の精神や心に負担がかかること・他者にとってはテンションが上がることと考えて良いでしょう。

③一人でやるべきところ
とはいえ、全てを他者に任せていたら自分の能力は全く向上しませんし、他人からも「人の力を借りるばかりの役立たず」と思われてしまうでしょう。

一人でやるべきところとは
・自分のテンションが上がること
・自分にとって必要な成長であること
・自分にしかできないこと

になります。

基本的には自分の心が豊かになること・なるための行動(他者貢献も含めて)と考えて良いでしょう。

いかがでしたでしょうか？
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
自分の人生を楽しく、幸せにするために是非実践してみてください。

まとめ
①やるべきことを自分と他者で切り分けることで効率行えるようになる。
社会とも上手く繋がってゆける。
②他者に任せるべきところは自分の精神や心に負担がかかること・他者にとってはテンションが上がること
③一人でやるべきところは自分の心が豊かになること・なるための行動

実践ガイド
 ①なんでも他者にお願いするのではなく、今自分がやるべきことをしっかり考えてからお願いしましょう。
自分にとって楽しいこと・テンションが上がることはもちろん自分がやるべきですが、今はすごく辛い作業・勉強・練習だけど、これをこなした先に自分の理想とするものがある・見えている場合は必ず自分でやりましょう。
そうでないと自分の人生は心豊かになっていきません。

②相手が後輩・部下・生徒だからと言って、お願いするにしても命令口調だったり、感謝の言葉もなし、果ては人格否定に繋がるような言い方にならないように注意しましょう。
人の優劣などは大自然や大人数の中でみればあまり大差がないと考える方がもっと人と繋がっていこうという気持ちになりますし、他者に対して優しくなれるでしょう。

③同様に相手の状況やメリットなどを考えてお願いすると、相手も引き受けてくれやすくなりますし、その後も良い関係性になっていくでしょう。
その中で新たな知り合いを紹介されたり、好意的な申し出をしてくれることも出てきます。思いがけない出会いもあるかもしれません。
自分の人生を長期的に見て、とても重要です。
ご参考になれば幸いです。

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