風俗レポがバレて政治団体追放された話
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風俗レポがバレて政治団体追放された話

栄太郎

風俗レポシリーズ、完結。

⚠ 注意事項
① この記事は全編無料で読むことが出来ます。もし気が向いたらご購入いただけると幸いです。

②この記事はノンフィクションです。実在の団体や企業とは関係あります。特に政治団体や特定の個人などに深く関係します。

③ 三か月程度前のエピソードなので会話の内容が時系列がごっちゃになっているかもしれません。ご了承ください。極力正確な描写を心掛けました。

警告文

くれぐれも真剣なお気持ちで読むことがないようにお願いいたします。
もう“配慮”が足りないとか言われるのはコリゴリなのでここでこれでもかと警告しておきます。引き返すなら今ですよ!
特に関係していると心当たりのある方が読まれることは、本当に推奨しておりません。気分を害される恐れがあります。

では、警告はこれぐらいにして(どうせ怒る連中は警告など読まない)本編行きましょう!

前作で最後に次回予告みたいに言ってましたけれども、無事クビになったのでご報告いたします。

正確な処分では“除籍”です。

我ながらあまりにもアホらしすぎて笑ってしまう。しかもクビになったサークルはただのサークルではありません。

民主青年同盟という共産党の実質的な下部組織です。
大学生が、食料配ってるとことか共産党の演説聴いてたりすると普通のサークルのふりして声かけてきます。

いつものwiki。これ民青のやつです。

公式サイト。まぁこんなにキラキラはしてないんですけどね…

そう、おなじみのアレです。

大学生三大近寄ってはいけないモノ
「政治・宗教・クスリ」のうちの一番身近なやつ。
身近かどうかは人によるかもしれませんが。

半年間の民青との関わりと追放の顛末をここに書いておきます。
まず、そもそもなぜそんな明らかにヤバい集団にホイホイ入ったのか

まぁ大学生左翼をこじらせると「共産党はもはや社会主義ではない。左翼ではない」とか「民青w」とか言い出しますが、そういうやつらは自分の偏り具合が客観視できてないだけなので無視しましょう。”活動家”という狭い村社会からは距離を置くのがよいでしょう。一般的には共産党は左翼です。

まず、僕は大学に入学し政治系のサークルにすべてに入るという決意をして
・「アナルコサンディカリスト友の会※諸説あり」
・「右翼独演会」
・「民青(共産党)」

の三種に入会し”政治的多様性”を保っていたわけであります。

どうやら聞く限りによるとツイッター上の悪目立ちが過ぎて最初から目を付けられていたうんぬんとは聞きますが、まぁそのへんは置いておきましょう。

今回は民青の話なので、民青の話をします。

まず、入会すべくTwitter(※このアカウントではなく学校用のアカウント)とラインでコンタクトを取り、入会届を書く。ここでアカどもに個人情報を渡すことになりますが、まぁこれは致し方ないので諦めましょう。

ここで最初に「フェミニズムに興味はないしマルクス主義よりもアナーキズムに興味がある」と伝えました。
「我々の仲間には自民党支持者の構成員もいるし、極端な差別主義でなければ我々は受け入れる」との返答をいただいたと思います。

入会をすると洗脳講座(綱領のお勉強)が始まります。たまにボロめのアパートに呼び出されて専従とかいう党のおじさんとサークルの構成員の女性に「さぁ!今日も共産党の綱領を読んでいきましょう!」と言われて音読し、肯定的な感想を言い合うという新興宗教と間違えたのかなと思うようなことをします。

この洗脳講座は数回で終わるのでそこまでキツくはありません。
洗脳講座を好成績で終わらせるとおもむろに「日本共産党綱領」が出てきます。たしか党員さんは党費として年収の1%取られるんだっけな。
ちなみに民青は月550円です。50円は消費税なんすかね?
競合他社は詳しい値段は知りませんが、きっともっと高いでことでしょう。とてもリーズナブルです。
僕は党員になるのは全力でご遠慮させていただきましたが…

で洗脳講座を終えると班会という週一の構成員集会があります。人数が少ない(左翼はだいたいそう)のであんまり派手なことはありませんが、だいたいは世間話と政権批判たまに映画見たりと、その程度です。

所属していて大きな出来事というと表現の不自由展かんさいに班の人たちと行ったぐらいですかね。これは貴重な経験でした。感謝してます。
あとは花火ぐらいでしょうか。アイスを貰ったことは覚えています。
ごちそうさまでした。

思い出話はこれぐらいにしてみなさんお待ちかねの追放の顛末をお話しましょう。

まず始まりは8月。僕がnoteで飛田新地レポを公開しました。

全編無料で読めるので読んでいない方はぜひ。

9月、鴨川で酒を飲まないと饒舌にならない先輩(アナルコサンディカリスト友の会所属)に誘っていただき花火をしている際に、風俗レポ糾弾会の雰囲気になり鴨川デルタでレポを音読されたりとの公開処刑をされた後に「民青の人怒ってたよ」と教えていただく。

それいけ赤旗号
鴨川デルタ左翼花火大会の目印だ。

私は民青でTwitterのアカウントを公開した覚えはないので意外だった。
酒を飲まないと饒舌にならない先輩は口が軽くしかも民青と裏でつながっているので、ただコイツが洩らしただけなんじゃないかと疑っている。
未だに。

その後1か月程度何事もなかったかのように平穏な日々を過ごす。民青の人と話す事もあったが何も言われることはなかった。少し口の軽いアル中の先輩を疑う。ただの後輩いびりの嘘なのでは?

衆議院選挙が始まったあたりの時期に突然「電話番号教えてもらえる?」という不穏なラインが民青構成員の女性から来る。断るのも不自然なので教える。ついに…と覚悟を決める。疑ってごめんアル中。

民青には各班ごとに保護者ポジの共産党のおじさんが一人付くことになっているらしい。僕が所属した班のおじさんは衆議院議員の息子だった。
世襲の共産主義者である。うーん…
僕個人としては、世襲と官僚化が政治の腐敗につながると固く信じているので、あんまり好きじゃないですね。雰囲気としては優しそうでしたね。流石は参議院選比例立候補経験者だなというところ。あとやたらと電話で済まそうとしたがる。証拠を残したくないんでしょうか。

このおじさんから電話に連絡があり「性風俗利用の件について話があるので指定の日にアパートに来てください」と告げられる。このアパートというのは学校の近くにあるボロめのアパートで、イメージの中の学生の左翼がたまり場にしてそうな感じというのがそのまま具現化したような場所だ。時代が時代なら火炎瓶とか作ってそうなあの感じです。
そしてここが私の処刑場となる。

ついに当日が来る。胃が痛くなってくるが時が無情であることはいまさら語るまでもないだろう。明らかに詰められるのは目に見えている。
私は信頼できる友人数人に、場所と行われるであろうことの概要、共産党のおじさんの名前と連絡先を伝えた上で、ノコノコと処刑台へと繰り出し行く。マリオの前に立った間抜けな顔した二足歩行の亀もこんな気分だったのだろうか。

中には「怒れるフェミニスト(冒頭の女性構成員)」「国会議員の息子」「なんか役職付きらしい共産党のおっさん」の三人が待ち構えている。
この三人が私のサンソンだ。

アカどもに囲まれてボロいソファに座る。
「じゃあ今日はよろしくお願いします」と開始のゴングが鳴り響く。
じゃあまず民青の規約を確認して…と想定通りの滑り出しから始まる。
はずだった。誰も民青の規約を持っていなかったのである。衝撃的だ。
しかもそれだけでは終わらない。
「今日は規約とかそういうのじゃないから」
重役おじさんが不思議なことを言い出す。
「規約とかそういうのじゃない???????????????」
もうパニックである。ほかの二人も「そうですね。」と当然のような顔をしている。人を処分うんぬんという話のはずなのに規約は関係ないらしい。
混乱する僕を尻目に話は進んでいく。

怒れるフェミニスト氏が「私が議事録を取ります。圧迫面接をするのは本意ではないが、三対一ではどうしてもそうなるのは避けられないです。そのため私は出来るだけ中立の立場でいたいと思います」というようなことを初めに宣誓した。当然のことだが、この宣誓はすぐ破られる。

まず、現状確認。「栄太郎」というアカウントは私なのか、なぜ飛田新地を利用したのか、なぜレポを書いたのか。

一つ目。当然私は私です。その通りです。

二つ目。なぜ飛田新地を利用したのか。そりゃもちろん好奇心です。詳しくはレポを読んでくれ

三つ目。これは少し長くなる。

私は高野秀行というノンフィクション作家が好きで、ルポルタージュ的なものに漠然とした憧れがある。
高野秀行は早稲田探検部の出身で、ソマリランドやアヘンのゴールデン・トライアングルなどのあんまり普通じゃないところに取材に行き、それをユーモアを含めて本にするのがとても上手い。なにより楽しそうで仕方がない。

もう一つはSF作家の柞刈湯葉の旅noteだ。大したことない旅行内容をユーモアでとても面白いものにする。彼のnoteの冒頭を読めばわかるが、あんな軽快で教養深い文章はなかなかない。

この二人に憧れた上で、人脈もなければ才能もない、語学力も文才もない僕がなにかしらおもしろいルポルタージュを書こうとした結果がこれだ。

さらにここに少し重複するが、ジャーナリズム的なモノへのあこがれというのが付属する。戦後民主主義的な思想の中ですくすくと成長した我々は、やはりジャーナリズムに対して愛憎入り混じる感情を持つわけで、なにかしら社会に対して訴えるということに憧れるのは仕方のないことだろう。

さらに、いくら合法であろうとも風俗はしょせん風俗である。清らかなモノが過剰に求められるこの世界ではかなり厳しい視線で見られる、よくないモノであり、消える運命がほぼ定まっている正しくないモノだ。正しくないモノはこの世界では想像以上にもろい。社会的に良くないとされていることをしているという認識は僕にもあるわけで、罪悪感的なモノがないわけではない。罪悪感からの懺悔的な要素であることも否めないだろう。

上記の理由などからこのレポを書いたわけである。

正直もうかなり前の出来事で僕自身忘れかけている。がかなり頑張って思い出して書くので許してほしい。共産党は仕事が遅すぎる。

僕は反撃に出た。
そもそも僕はツイッター上で所属を一切明かしていなかったはずである。
少なくとも(Twitter上の)僕が民青に所属していることは、公開された場では一切口にしていない。※この弾劾時点。
「風俗レポはプライベートなモノであり、民青という団体とは一切関係がなく犯罪行為でもなければ職業でもないのに、口出しされるのは不当である。」ということを主張した。

僕は全く納得がいかなかったが彼らの主張はこうである。
「民青のツイッターアカウントとFF内であり、民青アカウントは女性が管理している(らしい)ので、女性は恐怖を感じる。また公開していないが、一部の僕の知り合いには、(リアルの)僕が(ツイッター上の)僕と同一の人格であることを知っている人がいるので、民青としては君の行為に大いに迷惑をこうむっている。」ということらしい。

僕はTwitter上にR18の警告文付のnoteのリンクを貼るという形で公開している。別サイトに移行したうえで警告文まで表示しているのに不快になったと言われてもなぁ…そもそもフォローは自由であるからリムればいいのではないか。そもそも風俗の利用と性暴力は全く異なると僕は考えているので恐怖されると言われても、犯罪と同じにされるのは不快だなと感じた。彼らはどうやら性暴力と風俗を混同しているようだった。性暴力は法によって解決されるべきだと僕は考えている。違法行為と(少なくとも現時点では)合法行為を同列にならべて同罪にするのはあまりにも横暴である。そもそも性暴力をするような奴がわざわざ金を払って性風俗を利用するのかは疑問である。

また性風俗は道徳に反していると主張された。性行為というものが売買されるのは許せないそうだ。

ここで共産党の役職付きおじさんから衝撃のワードが飛び出す。
「私は道徳は法より重いと考えている。性風俗は道徳的に許されない。」
法より道徳が重視される世界。恐ろしい。
ここで刑法の教科書に載っていたコラムを紹介したい。

●コラム 社会規範と刑法
人は、通常、他人と切り離された孤独の中で自分勝手に生活しているのではなく、社会という他者との関わりの中で生活している。社会の中では対人関係のトラブルが発生することがある。対人関係のトラブルをどのように解決していくかは重要な問題であり、社会の中でのトラブルを事後的に解決したり、または発生する前に予防するための「社会規範」というルールが必要になる。社会規範とは、「禁止(~してはならない)」または「命令(~しなければならない)」という内容の、社会の中で人がどのように振る舞わなければならないかについての行動基準のことである。主な社会規範には、宗教、道徳、法がある。この中で、宗教や道徳は、内心において人を規律するものであるのに対して、法は、人の行動を外面から規律するものであり、違反者に対しては国家権力による強制(制裁)が加えられるという点に特色がある。このような法の中の一つに刑法がある。刑法は、違反者に対して刑罰という制裁を加えることを規定した法なのである。

『基本刑法Ⅰ 総論 第三版』大塚裕史・十河太朗・塩谷兼彦編

道徳は内心から規律するもので法律は外部から規律するものである。
つまり道徳は他者に押し付けて糾弾すべきではない

さらに私がかなり影響を受け、アカウント名の由来にもなっている大杉栄の文章を紹介したい。名文であるから、感動して放心状態になるかもしれない。

法律と道徳
法律は人を呼んで国民という。道徳は人を指して臣下という。
法律が軽罪人を罰するのは、わずかに数ヶ月かあるいは数ヶ年に過ぎない。けれども道徳はその上に、更にその人の生涯を呪う。
法律は著物の事などに余り頓著しないが、道徳はどうしてもある一定した書物を著させる。法律は何かの規定のある税金のほかは認めもせず払わせもしないが、しかし道徳は何でもかでもお構いなしに税を取り立てる。
法律は随分女を侮蔑してもいるが、それでもともかく小供扱いだけはしてくれる。道徳は女を奴隷扱いにする。
法律は、少なくとも直接には、女の智識的発達を擬げはしない。ところが道徳は女を無知でいるように、然らざればそう装うように無理強いする。
法律はなし児を認める。道徳は父なし児を生んだ女を排斥し、罵詈し、 讒訴する。
法律は折々圧制をやる。けれども道徳はのべつ幕なしだ。

『大杉栄評論集』飛鳥井雅道編

道徳の創造
社会の或る少数者の間に、その道徳観念がまったく変ってしまう時代がある。
誠に危険なる時代である。
かつては最も道徳的であるとせられていた事が、こんどは反対に、最も不道徳的な事であるとせられて来る。従来尊敬せられ神聖視せられていた慣習だの、伝習だの、または或る一階級の利益のためにのみ造られた道徳だのが、一切放擲せられてしまう。そしていわゆる不道徳的な行為をする事を以て、自らに対するおよび世間に対する、最高の義務であると認めるような人が出て来る。
誠に危険なる人物である。
けれども史家の教うる所に拠れば、この危険なる時代においてこの危険なる人物によって、歴史は常に向上の一転化をするのだという。道徳を創造するんだ。
幸いにこの種の時代に生れて、この種の人物の一人に数えられる。
誠に千載一遇である。

『大杉栄評論集』飛鳥井雅道編

僕は精神が好きだ
僕は精神が好きだ。しかしその精神が理論化されると大がいは厭になる。理論化という行程の間に、多くは社会的現実との調和、事大的妥協があるからだ。まやかしがあるからだ。精神そのままの思想はまれだ。精神そのままの行為はなおさらまれだ。生れたままの精神そのものすらまれた。
この意味から僕は文壇諸君のぼんやりした民本主義や人道主義が好きだ。 少なくとも可愛い。しかし法律学者や政治学者の民本呼ばわりや人道呼ばわりは大嫌いだ聞いただけでも虫ずが走る。
社会主義も大嫌いだ。無政府主義もどうかすると少々厭になる。
僕の一番好きなのは人間の盲目的行為だ。 精神そのままの爆発だ。しかしこの精神すら持たないものがある。思想に自由あれ。しかしまた行為にも自由あれ。そして更にはまた動機にも自由あれ。

『大杉栄評論集』飛鳥井雅道編

やはりアナキストとしては、法律はクソだが、道徳はさらにクソ。という結論に至るのだが、マルクス主義者は道徳を法律より重視するのだろうか。アナボル論争を初めとしてなかなかもめがちではあるのだが、こういう根本から考えが違うのだなと感心した。なお私はジェンダー論は学んでいない上に『資本論』は商品で挫折している。

私の初めての風俗レポ(飛田編)をお読みいただければわかると思うのだが、女性蔑視のような雰囲気はほぼないと自負している。そこに書いてあるのは、ただ一人の男が、初めての体験に感動し、想定外のことに右往左往のたうち回る様子である。ただ憧れていたことの一つを成し遂げはしゃいでいる純粋な行動である。

怒れるフェミニスト氏が泣き出した。私はかなりビビった。中高を男子校で過ごした私にとっては、始めて見る女性の涙である。「マイインターン」を見たことがある私はハンカチを差し出すべきか悩んだが、精神を逆なでするような予感がしたので控えた。
同志だと思っていたのにこんなことをするなんて許せないみたいな内容だったはずだ。怒れるフェミニスト氏は従軍慰安婦の専門であり、曰く性産業は慰安婦と全く同じ構造である家父長制の産物であるそうだ。流石に戦争犯罪と同列にされてはたまったものではないので反論したが、「そういうものなんだよ!勉強してください!」と押し切られたので引き下がる。専門家に浅い知識で挑まないこと、マジで怒ってる人には逆らわないこと、すべてTwitterが教えてくれたことである。ここで「男性用だけでなく女性用の存在も~」と話をこじらせないのが肝要である。
ここで「国家は性風俗を公認すべきである」と主張して若干話がこじれました。

性風俗は、需要のせいで発生しているのだから利用するような男を根絶し、セックスワークを消滅させなければならないという信念をお持ちのようだった。セックスワークの存在を許してはいないらしい。セックスワーク全否定だが、セックスワーク従事者の支持者とかいないのかな?大丈夫かな?と心配になった。

怒れるフェミニスト氏は慰安婦の戦後の歴史の悲惨さを学んでいく上で、売春への憎悪が高まり、売春は非道徳的で許されざる行為であると認識するようになったそうなのだが、僕が考えるに従軍慰安婦が戦後「売春婦」などと言われて苦しんだなどの原因はその「道徳」もかなりの部分を占めるのではないかと思ってしまう。もちろん旧日本軍の蛮行を許す意図の発言ではないことを賢明な読者諸君にはわかっていただけると信じている。私は他称ミソジニストである前に戦後民主主義者である。

ここで、伊藤野枝と平塚系列フェミニストとの貞操・堕胎・廃娼論争についてふれておきたい。が、該当箇所が長いのでかいつまんで引用するので各自購入して読んでほしい。『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』栗原康 岩波現代文庫 の第三章86ページ付近だ。

女性が性を商品化するということについてはどう考えるのか。賤業なんかじゃない。セックスワークとして、ふつうの労働としてみとめるべきではないのか。ほんとうはそこまでみとめたうえで、あとは本人がなにをのぞむかというはなしであって、労働条件を改善したいとおもえばそうすればいいし、他の仕事がやりたいとおもえばそうすればいいし、そもそも自分の心と体がカネで秤にかけられるのがいやだ、はたらかないでたらふく食べたいとおもえば、そうすればいいのである。これは売春にかぎらず、どんな仕事にだっていえることだ。それなのに菊栄は、売春はいけないとしかいえていない。 はっきりさせておこう。 廃娼論争、野枝の圧勝だ

『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』栗原康

完全にアナーキズム的な思想と主流のフェミニズムとの見解の相違だろう。
私はアナーキズム的な視点に立ちたい。またこういうこと言ってるとアナーキストの方々からお𠮟りが飛んできてしまうのだけれども。
「お前のはただのリバタリアンだ!」とか
いつも本当にすみません。

性風俗についてどう考えているのかという話になった。
利用した経験と嬢から聞いた話、浪人界隈にいた時に元すすきの勤務の人とスペースで話した経験などから、思ったより悪いものでもないのかなと最近思っている、という話をした。好きな仕事を好きなようにすればいいのだ。
もし、金銭的に貧困状態で意思に反して働くなどということがあるとしたら、それは性産業の問題というより、社会の、政府の解決すべき問題であって産業の問題ではない。またグレーゾーンとすることで公的な補助からは外すなどの非道な行為は許してはいけない。

という話をしたらまた驚愕の返答が飛んできた。
「お前みたいなシスヘテロで男子中高一貫で私立大学に通うような人間には、風俗嬢の気持なんかわからない。分かったような口で語らないでほしい」という趣旨の発言をいただく。
いやそんなこと言ったらどうにもならないじゃないですか?当事者以外語りえないというならそもそも聞くな。そもそもあなただって私立の大学で留年してるのに女性というだけで、風俗嬢の気持が代弁できるのか。あまりにも都合がよすぎないか?と思いある程度の反論をした。

ちょうど選挙の真っただ中の時期だったのでここでタイムアウト。
「もう君もわかると思うけど、一緒にやっていくことはもうできない」
「処分はおって伝える」「10月以内には処分を伝える」
とのお言葉をいただく。

私は
・「一部の事柄について意見が衝突してしまったものの共産党及び民青の理念には賛同していること」
・「選挙で忙しい時期に時間を取らせてしまったことを大変申し訳なく思っていること」
・「出来ることならばこれからも友好的な関係を保ちたい、賛同できる内容については、呼んでいただければ喜んで協力したいということ」

を伝える。
今後とも日本のより良い未来のために一市民として協力していきたいところである。

帰宅後にTwitterが相互であり配慮が足りないという問題はすぐさま”配慮”させていただいた。また各種ライングループも感謝を伝えた後に自主退会した。

ここからが長い。11月半ばになっても判決が出ない。どうやら揉めて、代々木の本部まで話が上がり、〇×府委員会にアドバイスを授けるという形で決定が下されたらしい。

以下は世襲共産主義者とのSMS

仕事が遅い共産党
競合他社が嫌いな共産党

時計台占拠が行われると噂で聞いたので、行くのか聞いてみた。民青は構成員に競合他社がいる集まりには参加しないように圧力をかけて回るらしい。
※この文脈だと僕も参加しているように読めてしまうがそのような事実は一切ない。

また民青構成員が僕のことを言及した際にまだ判決文が出ていないにも関わらず、世襲コミュニスト氏が「やめてもらったんだよね~」と言っていたらしいので、それはおかしくないか?と確認した。

判決文

以上より年末の30日にやっと決着が着いた。

こうして僕の民青との戦いは終わった。

はずなんですけれども、やはり円満なお別れとはなかなか存在しないもののようで、「アナルコサンディカリスト友の会※諸説あり」と民青の交流会に参加しようとしたら、民青側から共演NGが出てしまい、参加できないなどの問題は少し発生しました。
しかも僕に直接言うわけではなく「アナルコサンディカリスト友の会※諸説あり」の責任者に「我々としてはいまだにショックを受け止め切れていない。あれだけのことがあったのにも関わらず交流会で顔を出そうとする神経を疑う」というような圧力をかけたようだ。
僕の個人的なことに巻き込んで、クレーム対応をさせてしまった、責任者の心優しきアナルコサンディカリスト(※アル中によると純粋な社会主義者)にはここで謝罪と感謝をしておきたい。

ここで三つ民青に対して不満な点を挙げておきたい。
①応援演説に前川喜平がいたこと。
②米山隆一を野党統一候補としていること。
③規約の適用が雑すぎること。

まず①、前川喜平が衆議院選挙にて共産党の応援演説に来ていたが、前川喜平はセーフで僕はダメな理由がいまいちわからない。権力と知名度の有無なのか、それとも貧困調査でないのがいけなかったのか。

前川喜平先生の応援演説には多数の民青構成員の方がいらっしゃいましたが、世襲共産主義者以外話しかけることはおろか目も合わせてくれなかった。悲しいね。

応援演説をする前川喜平先生
民青LINE公式
前川喜平の応援演説をきわめて好意的に通知する。

さらに②、これも一つ目と大して変わらない。ハッピー米山はいいんですか?最近幸せそうですよね。お幸せに。

そして③、規約が雑すぎないか。運用する側が「規約とかそういうのじゃない」「道徳は法より重い」と言っているので期待するだけ無駄かもしれないが、規約がふわっとしすぎだし拡大解釈して恣意的な運用しすぎではないか?志位だけにってかガハハ

そもそも処分をするなら罪刑法定主義をとるべきで、性風俗は人権侵害に該当し処分対象になるなんて書いていない。処分に使う条文が「信頼されるよう心掛ける」はあまりにも主観的すぎる。
民青は規約をまともなものにするべきだ。

罪刑法定主義について学術会議問題で菅ちゃんから排除された刑法学者の松宮教授の解説があるので添付しておく。また民青の規約も貼っておくのでガバガバ具合を各自確認しておいてほしい。エロ漫画の導入でももう少ししっかりしてる。企画モノのAV並みのガバガバさだ。

ここで、僕の今回の「風俗レポで政治団体を追放される」という少し変わった経験の感想を述べていきたい。

やはり一番に思い浮かぶのは「なんか宗教っぽいな」という凡庸な感想である。公明党と共産党の類似点は有名な話である。

民青、とても人柄がよさそうでちょっと社会には不適合なのかな?という人が多く、一般的なコミュニティに居場所がない人にとってはとても居心地が良い場所で、バイトの伝手などを与えたりの相互扶助コミュニティとしても完成されており、綱領という聖典もある。そして極めつけは世俗の法よりも道徳は重い。
聖典、相互扶助コミュニティ、教祖、宗教的道徳。これだけ揃えば一人前の教団と言えるでしょう。
マルクスは「宗教は民衆のアヘンだ」という有名な発言を残しましたが、マルクス主義政党が宗教のようになるというのも皮肉である。
マルクス主義と宗教の類似の指摘は今に始まったことではないらしい。wikiですら項目があった。小泉信三や猪木正道が有名らしい。
そう考えると、道徳という彼らの規律をずかずかと破ってしまって不快にさせてしまったのは申し訳ないことをしてしまったなと思う。

〇最後に
民青はとてもいいところなので、もしあなたがリベラル的な思想を持ち、富の再分配を望み、素行がいいという自信があるのならば、民青に入ることを強くお勧めします
民青は大学に居場所のない残念な政治好きをこじらせた社交性に欠けた若者には最適の空間です!
マルクス主義万歳!志位和夫万歳!日本共産党万歳!

〇お知らせ
とある方のご協力で二月上旬に京都で民青除籍記念パーティを開催する予定です。
ぜひお越しください!!

支援のお願い
民青を追放されてしまったので、伝手で紹介してもらうはずだったバイトも飛んでしまい、風俗レポの取材費用で財布がかなり寒い状態です。
次回作は「お金がないので愛国パスタ食べてみた」を予定しています。
もし、この記事で少し笑い、懐に余裕があるのであればぜひこの記事を購入して支援していただけるとありがたいです。
最近の主食はもやしとモチを煮込んでポン酢で食べています。マクドナルドが食べたいです。ぜひともよろしくお願いします。

心優しい友人がマクドナルドをおごってくれることになりました。ありがとうございます。

〇以下はnote投稿です。ぜひお読みください。

ではまた次回作
「金がないので貧困ネトウヨ御用達の愛国パスタ食べてみた」
「青年よ、政治家を殺そう!」でお会いしましょう!
ではごきげんよう!

禁止ワードチェック
よく飯をおごってくれる貴重な先輩 
最近安いウイスキーをおごってくれたアル中
後輩の酒を拝借しがちなアル中の親友
SPECIALThanks
日本民主青年同盟及び日本共産党の皆さん


追記
嫌儲などで話題になっていたので補足しておきます。
まず「右翼独演会」というのはセクトなどではなく、代表がよく喋る右翼だというだけの普通のサークルです。その他も露悪的に面白く表現しているだけで普通のサークルです。また、ネトウヨなどという事実はありません。
僕は高校生からネトウヨ叩きに勤しんでいるちょっと露悪的でリベラルな大学生です。余命事件ぐらいからツイッターで政治を語っています。
民青に所属していたのは興味が多くを締めたが、所属していた時は共産党を支持していた。いまも一応支持はしている。
さらに、誤解があるようだが、僕が今回問題にしているのは「性風俗は人権侵害である」ということを日本共産党が廃娼論的立場から明言したことにある。あとは除籍手続きのずさんさである。
また飛田新地の利用は現時点では違法ではない。よく自由恋愛が起きるふしぎな場所というだけである。記事をよく読んで頂きたいが、除籍理由も違法行為を行ったなどではなく「日本共産党にとって人権侵害である性風俗の利用」である。
あと話題にするなら購入しろ
また、僕は嫌儲民ではない。
愛国パスタは今度食べます。

バズったので宣伝。
いま恋人を募集しています。
京都在住の大学生、大学院生の女性とお付き合いしたいです。
興味のあることや、好きなことについてお話しませんか。
まずはお友達として仲良くしたいです。
DMお待ちしております。

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風俗レポがバレて政治団体追放された話

栄太郎

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栄太郎
大学生、日和見アナキスト。