◆DAY16 外ミロンガデビュー

*2019年4月19日*

LOCAでたくさん踊った翌日、少し疲労を感じながらも「ああ、はやくタンゴが踊りたい……」と思っていたところに、「ミロンガに行ってみませんか?」とたけし先生からお誘い。

今日は1日家でゆっくりしようと思っていたけど、踊りたい気持ちの方が勝り、二つ返事で了承してしまった。

18:30〜21:30、湯島駅からすぐ近くの区民館が会場。
区民館?蛍光灯だったらどうしよう(蛍光灯では女性がキレイに見えない)……と思っていたら、照明も落としてあり雰囲気がいい。窓から見える、ライトアップされた不忍池弁天堂が、幻想的ですらある。

フロアも広く踊りやすそう。私たちはテーブル席を確保したいため、開場とともに入って特等席を陣取ったが、その後続々と人が集まり、テーブル席も埋まっていった。
何より会費1500円というのが良心的。これはたけし&あや先生が「外のミロンガに行くときはほとんどココ」というのも納得。
ミロンガでの振る舞い(カベセオ等)について教えてもらいつつ、緊張を落ち着けるためワインを一気に3杯飲み干す。

「ウォーミングアップしてみますか」
その言葉を合図に、先生とフロアへ。いざ踊り始めたら、緊張もどこへやら、心地よいタンゴの世界へいざなわれる。そのあとは5、6人と誘われるがままに踊った。

もともと外ミロンガ(LOCA以外のミロンガ)デビューは28日の予定(たけし先生主催のTodoroki TANGO)だったけど、思いがけず前倒しして参加してみて……

とにかく楽しかった!
ますますタンゴが好きになった。

もっと緊張するかと思ってたけど、LOCAでたくさん踊っているせいか、駆けつけワイン3杯飲んだからかそこまで緊張しなかったし、意外とあっけないものだった。
男性の場合はエスコートしなくてはいけないから、最初の敷居がうんと高いのだろうけど……(男性のタンゴ人口が少ないのもわかる気がする)。

そして意外と踊れることにも驚いた。
ど素人だから、踊ってくれる男性に申し訳ないなとは思いつつ、男性側が途中で放り出すほどひどくはなかったみたい。
むしろ「2ヶ月弱とは思えない」と驚かれることが多く、お世辞だとしても嬉しかった。計3タンダも踊った人もいて、その方は「こんなにちゃんとフォローしてくれる人も珍しい。本当に女性らしい人ですね」と褒めてくれたけれど、だって丁寧にフォローするしか、今はできないもん。

LOCAのメンバー以外の知らない男性ともたくさん踊ってみて、やっぱりタンゴはつくづく私にあってるな、と再確認。
お互いの背景も知らず、知る必要もなく、ただ心臓の音と体温を感じながら一体になって踊る精神の自由さ、心地よさ……。

ただ気になったことがいくつか。
「まだ2ヶ月弱の初心者なので、バルドッサしか踊れない」と念押ししても、バルドッサだけで踊ってくれた人は一人だけで、みんなステップを普通にいれてくる。
といっても難しいものではなかったから、「ついていけない!ひぇ〜」とまではならなかったけど、いきなりヒーロとかいれられると、綺麗に動けないので、困ってしまう。
踊るからには技を入れたいのか、私が「初心者です」と謙遜しても、なんだかんだできるだろう、と思っているのか。。。

また、みんなClosedで組んでくるのは、私がそういうオーラを出していたから?
今日踊ってくれた方はみんな紳士だったので良かったけど、これが清潔感のない人とかだったら確かに嫌だなぁ。
踊るスタイルでも、人によってはオープンの方がいいかもしれないし、組み方の選択については今後の課題になりそう。

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