見出し画像

ゆいマスクプロジェクト 〜あなたができる医療者への支援〜



はいさい。

また寒さが戻ってきて暮らしにくい時期ですね。早く暖かくなってほしいです。


さて、今回は…

僕が参加している組織でクラウドファンディングが始まりました。

本格的に始動したのは火曜日から。まだ1週間経ちません。その名も…


#ゆいマスク  とは





という言葉。


ゆい=「結い」


一人で行うには多大な費用と期間、そして労力が必要な作業を、集落の住民総出で助け合い、協力し合う相互扶助の精神で成り立っている。という語源から…


沖縄にはゆいまーるという言葉があります。

それも上記の意味に近くみんなで努力して困難も乗り越えよう!ってニュアンスで使われることが多いですね。

その言葉にかけて、人と人で、親切心でマスク(医療物資)を届ける!というプロジェクトです。


《 現状 》


コロナウイルスが猛威をふるう現世。

地域や医療機関の規模によって違うとはいえど医療を提供するのに使う医療資材不足が大きな問題となっています。



医療資材が足りないことで医療者が当たり前の医療が提供できず、医療者がウイルスの被害にあう現状が相次いでいます。ニューヨークではこの記事のような悲しいでは済まされないニュースも…

外国だけのことではなく大阪府でも感染者の1割は医療者という結果が出ています。

医療者が足りないことでさらに医療現場は圧迫され、コロナウイルスだけでなくその他の疾患で被害を受ける、医療を受けることができないという「医療崩壊」が起こる可能性があるのです。


《 医療崩壊へのカウントダウン 》


実際に僕の職場でも

・マスクは3日に1回

・使い捨てガウンは在庫が少ないので布ガウンを使用(皆で共有)

・ゴーグルもないので使い捨てのゴーグルを消毒して使用


という現状があります。

とにかく物資が足りていない。
町で見かける人たちはどうやってマスク仕入れてるの?って聞きたくなるレベル。

悲鳴をあげたいですがこれでもまだマシな方。

ツイッターを見ているともっと悲惨な現場も…

たらい回しなんてワードも聞こえますが余裕がないので受け入れられない、が真実です。

物資がないから満足な医療を提供できないことも多々あります。

そのことから入院の制限を行う、予定の手術を延期する等の措置が実際に行われています。

これは医療崩壊の一歩手前です。

コロナウイルス感染を避けるために元々の病気の治療を受けられない。という現状がもうすでに起きているのです。


《 大変なのは現場だけではない  》


上記現状で苦労している医療現場は沢山あります。

もちろん大変なのは医療現場だけではありません。自営業の方々、スーパー経営者、またはそのスタッフ、宅配業者、等生活を送るために頑張ってくれている人たちは沢山います。

しかしその中でも医療者は病院外で差別と取れることを受けた方も…



幸い僕の周りではまだ聞いたことがありません。

しかし明日は我が身。こうなると日々のモチベーションなんてクソです。

僕ら医療者も自分の身が可愛いし生活があります。


《 そんな医療者に何ができる? 》


そこで僕らの代表が提案したのがこのプロジェクト。



詳細はこちらを見ていただければわかると思いますが…

医療者が当たり前の医療を提供して、なおかつその人たちを守ることを目的としています。


もちろん医療者はこの支援を受けることができたら幸せです。


”自分が感染するかもしれない”


なんて考えながら仕事するのってかなり神経がすり減ります。そこに個人防護具が充実していれば目の前の仕事に集中できる。仕事効率だってグンと上がります。


もちろん医療者に対する支援ですが…

医療崩壊を止めることができれば…

あなた、あなたの大切な人が医療機関を安心して受診できる。

というメリットもあるはず。



感染者の急増はしていないものの長期戦になるはず。

収入が落ちた会社、飲食店などに対する補償はありますが医療者に対する補償はまだまだ十分ではありません。


”院内感染、医療従事者の感染”


このワードは聞きたくありません。これこそ医療崩壊につながる言葉だから。


《 終わりに 》


クラウドファンディングなので支援していただけることほど嬉しいことはありませんが、拡散だけでもこのプロジェクトの活性化、医療現場への還元に繋がります。


長くなりましたが拡散だけでも良いので力を貸してくれませんか?

コロナの終息に向けてあなたの手を…


よろしければサポート、又はこういう活動をして欲しい、一緒にしたいというアイデアもよろしくお願いします。みんなで幸せに!