高校退学界隈で話すことになったので、もう一度考えをまとめていく

まず、退学という選択肢を選ぶにあたった経緯について前の投稿で書いているので、結構長いですけどご一読いただけるとこの投稿も理解が深まると思うのでぜひ。

私が今考えているキャリアスケジュールを先に書いておきます。

2021年
3月 高校退学(高2)
4月 投資部新体制スタート(始めなので運営に力を注ぎます)
7月 高卒認定試験受験
9月 国家公務員試験一般職高卒受験
11月 最終合格発表 総務省(地方自治分野)内定
2022年
2月 東洋大学国際学部 国際地域学科 地域総合専攻(イブニングコース)受験
4月 総務省(地方自治分野)入省 東洋大学入学

簡単な説明
・今やりたいこと→投資部の運営やりたい!!
・将来的なキャリアデザイン→社会課題解決やりたい!!→地方自治が一番繋がってきそう(次回のnoteで書きます)→東洋大学の国際地域学科面白そう

今はこれだけ退学後の進路について明確な目標があり、退学することが一番効率の良い選択肢だと思っています。
もちろん母校のことは今も大好きですし、母校を選んだからこそ今の自分の考えがあり本当に感謝しています。

さて、本題に入りますが、なぜ今の時点での退学が1番効率が良いのか、
メリットとデメリットから書いて行きたいと思います。

メリット
・時間を好きなように使える
・お金の節約になる
・労力を自分の好きなように分配できる
・やりたいことが明確に決まっている
・勢い(モチベーション)
・失うものが少ない
・年齢
デメリット
・飽きたら止まる
・普通と違うキャリア
・逃げなのではないか

主観的に思いついたものがざっとこんな感じです。
一つ一つ説明していきます。

メリット

・時間を好きなように使える
自分がやりたいこと(投資部・社会課題解決のための勉強・読書など)、公務員試験勉強、高卒認定試験勉強、大学受験勉強。
試験勉強、受験勉強に関しては結構分野が被っているので文面から感じる量よりはそんなに多くないと考えていますが、これらに普段の高校通学が入ってくると流石にキャパオーバーですし、タイムマネジメントが難しくどれかを切り捨てていかないと現役でこのキャリアを進むことは難しいと思います。
浪人することは考えていなくて、今後どのように時間を使っていったら自分にとって有意義な時間になるのかを考えたところ、浪人はあまりいい選択肢ではないなと感じました。通信制も同じでやるからにはきっぱりと決めてしまいたいと、その方が自分も頑張れるのかなと思ったのでその選択は取らないことにしました。



・お金の節約になる
これはそのまんまです。高校通学の学費、交通費がなくなりますし、逆に空いた時間をバイトに回したりすることも可能です。
そこまで大きな退学の決め手にはなりませんがメリットの一つではあります。

・労力が少ない
これは時間を自由に使えるというところと被ってきますが、自分がしたいこと、リソースをつぎ込みたいところに無駄なくリソースを分配できるという理由です。学校の登校は結構体力を使いますし、そもそも朝早く起きるのが苦手なので自分のパフォーマンスを最大化できるという点も良い点です。

・やりたいことが明確に決まっている&勢い(モチベーション)
今までの私の人生においてここまで明確に進路や学びたいこと、やりたいことが決まったことはありませんでした。
昔からいつか起業したいなと思っていて、でも何で起業したいかは決まっていなくて、それが思いついたときにすればいいか。とか、大学も起業に必要なことが学べそうな経営学部でいいや。とか、正直大学がどこがいいかなんてどうでもよくてなんか大学もいかなくても他で起業の勉強もできそうだしなぁ。とか、そんな感じになあなあで高2の冬まで生きてきて勉強にも身が入らない状態でした。
そんな今までの人生の中で初めてこんなにも明確に就きたい仕事が決まって、大学で学びたいことが決まって、他のやりたいことも精が出て。
こんな状況はいままでありませんでした。

だから今の自分の選択を少し信じてみたい。そう思ったのです。

・失うものが少ない&年齢
私は今17歳で家庭を持っているわけでもなく、彼女もいなく、部活のバンドもうちの軽音は3月で引退なのでちょうどおわり、今のクラスにも結構な頻度で休むのでむしろ迷惑かけているレベルです。
失うものといったら高校3年生の一年間と初対面の相手からの少しの信用くらいなんじゃないんですかね?
あとは母校の卒業証書くらいですか、なんか、所詮高校退学したくらいじゃ人生に大きく影響するくらい失うものってないんじゃないかなと思って、むしろここで失敗しても若いうちの失敗ですしさすがに人生棒に振るレベルじゃないよな、と。

アメリカのVCは投資をするのに相手が一回失敗したことのある起業家には喜んで出資し、初めての起業家には出資にとても慎重になるといいます。
一度失敗をしたことがある人はビジネスの課題をわかっていますし、失敗を踏まえた上での新規事業なら客観的な自信があるに違いないという理由だからです。

だからわたしは正直失敗しても全然かまいません。失うものが少ないですから、だからこそ今の若いうちに挑戦していきたいと思うのです。


デメリット

・飽きたら止まる
一番恐れているところはここですね、もし退学を決めてから入省するまでの間に気が変わってやっぱり復学したいというのが一番めんどくさいです。多分ないとは思いますが、、、
よく、この話をすると言われることに、
「一般職の高卒で、それって本当にお前がしたい仕事ができるの?」と、
確かに総合職や一般職大卒で入ってきた人ほど事務以外の仕事に直接携われる回数は少ないかもしれませんが、私は別にそれでいいと思っていますし、実際に高卒で入った人にヒアリングしてみたら5年目以降は割と事務以外の仕事も多くなってくるらしく、平均的に2年から3年で異動がありずっと同じ仕事をすることはないそうだとか、
それにこの前、5年経っても事務ばかりで他の仕事ができそうになかったらやめようとは思ってるんです。その時に面白い仕事はなにかありますか?と、キャリアを語るzoomイベントで質問してみたのですが、

「事務に携わることも社会課題を解決するためにに働いていることと同じ。アメリカのジョンソン大統領の有名な演説でNASAの宇宙センターを訪れた時にそこの清掃員と話すことがあり、その清掃員はジョンソン大統領に向かって「私は人類を月に送る仕事をしています」と言った。清掃の仕事をしてNASAに務める人たちにきれいな環境で仕事をしてもらいたい、それが人類を月に送る仕事に繋がる。というその帰属意識の高さ、目的意識の高さにジョンソン大統領はひどく感銘を受けた。君にそのような気持ちが無ければもし現場に出て(総合職のように)働いても楽しいと思えるかどうかは厳しいと思う。逆にそう思えるのであれば総務省での仕事はどんなものでも確実に楽しいものとなるんじゃないか?」

という返答をいただき、ハッとした。
確かにそういう経験を自分も過去にしたことがあった。
立高にはいってすぐの6月の合唱祭で、警備部署の下っ端ながら自分の仕事を適切にこなし、実行委員全体として合唱祭を完全に成功させ、行事担当の先生方にも過去一番良い運営だったと褒められた。
自分が全部指揮をもって運営したわけではなかったけど、自分が実行委員の一員として行事の成功に関われたことがとても楽しかった。
あれは人生で最も楽しかった時間の一つに入るくらいの満足感だった。
去年はGTECで幹部として行事運営を上から指揮する立場にいさせてもらい、もちろん「運営」という仕事がとても楽しかったし、将来またこういう仕事をしたいなと強く感じた。
でもやっぱり、初心を忘れちゃいけないなと。
最初で最後の合唱祭運営ではあったけれど、あの時感動した自分を裏切ってはいけないなとそう感じたわけで事務でもなんでもやってやろうじゃねえかという気持ちが、モチベーションが今はとても高いですw

・普通と違うキャリア&逃げなんじゃないか
はいそうですw逃げです。
今までの学校の授業が嫌いなので逃げです。
学校の意味として、勉強をコンスタントに続けられてきたかとか、学校生活から外れずにこれまできちんとやってこられたかみたいな意味があると思うんですけど、これって向き不向きの問題を完全に無視してますよね。
私は多分向いてなくて、朝起きれないし、オンライン授業出るより面白そうなzoomイベントに出ますし、授業受けずに放課後だけ来て部活と委員会やってたりしましたし。
多くの社会的には学校制度はある程度ドロップアウトした人間とか、学歴とかで欲しい人材のスクリーニング的に今までの学校の方が楽なんでしょうけど、最近色々出てますよね、新しい学校が、
学校法人を作ろうっていう動きも最近活発じゃないですか?
頭いい人たちはいまどんどん教育の方へ進んでいってると、
実際学生起業家の大半って教育系なんですよね。既存の学校に対する革命を起こしたくて動いている人、いっぱいいると思います。

なんかそういうのを見てるともう普通のキャリアじゃなくていいんじゃね?って思っちゃったんですよね。

自分も今中学生だったら行きたい面白そうな高校いっぱいありますもん。
もちろん立高もめっちゃいい高校です。
実行委員会の充実度は私が保証します。高校生のうちに自分たちで行事を計画して、運営するなんてことができるのはめちゃくちゃレアだと思いますし、演劇コンクールとか、臨海教室とか、合唱祭はアカペラだったり珍しいのとか、行事に関しては力を入れている学校で結構面白いですよ。
今年度はそれらがほとんどできなくて残念でしたが、(GTECはできてほんとによかった)

立高ももっと変わっていって公立の中ではフレキシブルな高校の第一人者とかになってくれたらうれしいですね(サークル制度とか、生徒企画イベントとか)


なんかもうデメリットも全部いい感じに書いちゃいましたねw
まあそんな感じが今思っているところでございます。

また結構長くなってしまいましたがここまで読んでいただいてありがとうございます。
とりあえずは今の所感をもって今度の高校退学界隈で語る会に出席してこようと思います。
また何かあればnote書きます。


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