むさし野文学館企画展”武蔵野にまた迷う”-2023年4月17日 ~2023年8月4日
「武蔵野にまた迷う」とは
「武蔵野にまた迷う」は、2011年に当館主催で開催された展示「武蔵野に迷う―保谷・三鷹・小金井の作家たち―」を再構成したものとなります。2011年の展示では、国木田独歩の代表作「武蔵野」の魅力を紐解きながら、武蔵野と文学との関わりについて考えました。今回は、その2011年の展示に、新たに”独歩の森”への取材や、土岐善麿と若山牧水による歌の展示などを加えたものとなります。
国木田独歩は、武蔵野に迷うことを通して武蔵野に魅力を見出しました。今回の展示では、「武蔵野」の与えた影響やその魅力についてご紹介しながら、その魅力を体感していただきたいと思い企画した展示となります。気になった方は、ぜひ遊びにいらしてください。
展示概要
第一部”武蔵野の自然~独歩の森へ”
武蔵境駅にある緑地、通称"独歩の森"への取材を通じて、武蔵野と自然のかかわりについて考察しています。
第二部”「武蔵野」案内”
独歩の日記『欺かざるの記』を読み解きながら、国木田独歩の「武蔵野」の魅力に迫ります。
番外編”土岐善麿×若山牧水「武蔵野」短歌展示”
国木田独歩の「武蔵野」を愛読していた歌人の土岐善麿は、若山牧水と共に読売新聞紙上にて武蔵野にまつわる歌の連載をしていました。今回の展示では連載上で詠まれた短歌の展示も行います。
連動企画
①フリーペーパー「武蔵野に酔う」
展示のテーマでもある「迷う」から「酔う」という言葉遊びから、当館のスタッフが主体となって”武蔵野とお酒”をテーマにしたフリーペーパーを制作しました。
②”武蔵野の森を育てる会”代表・田中雅文さんロングインタビュー
”独歩の森”を含む境山野緑地では、”武蔵野の森を育てる会”というボランティアグループが、長年にわたって保全活動を行っています。今回の展示に合わせて、武蔵野の森を育てる会代表の田中雅文さんへロングインタビューを行いました。インタビューの模様は、展示開始日の4月17日(月)より、note内にてご覧いただけます。
会期
2023年4月17日(月)~2023年8月4日(金)
開館時間
月曜日、水曜日、金曜日
10:00~17:00
(※入館の最終受付は16:30までとなります。)
少人数のスタッフで運営をしているため開館日が変更となる場合がございます。来館前には必ず当館のSNS(instagram/twitter)をご確認ください。
展示会場
武蔵野大学 紅雲台1F
〒202-8585 東京都西東京市新町1丁目1番20号
主催
むさし野文学館(武蔵野文学館)
観覧方法
料金:無料
当館展示の観覧は事前予約制となります。
件名は「展示観覧希望」とし、「お名前、来館予定日時、人数」を明記の上、来館予定日の前日までに下記メールアドレスにお送りください。
※小さな文学館のため来館人数が多い場合は、入館をお待ちいただくことがございます。
メールアドレス:info@musashino-bungakukan.jp
お問い合わせ
info@musashino-bungakukan.jp
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