コロナで百姓の時代がやってきた
コロナウィルスの影響で、最近ベルリンのスーパーでは野菜や果物などの食品が品薄になってるのを見かける。
小麦粉もなくなってるのって、なんかドイツっぽい!
日本の食料自給率
車や家電など、戦後から工業力を精一杯伸ばす裏で、日本の食料自給率は年々下がってきた。
そして、今回のコロナショックで海外からの食品の流通や貿易が止まる可能性だって、全然あり得る事がわかってしまった。
1946年には88%だった日本の食料自給率は、現在37%まで落ちているんだって。
10人のうち、6人は食べ物がない状況って相当やばくないか。
ちなみに、
カナダ / 264%
オーストラリア / 224%
アメリカ / 130%
フランス / 127%
ドイツ / 98%
日本 / 37%!!
ガビーん。
日本てそんなに低いの!?
海外との流通が一瞬でも止まると、力を注いでた車や家電は売れなくなり、食料は足りなくなるという痛恨の連続コンボ。
この世界的危機の中、国民にお金を配るのを中止にして、商品券と旅行代助成にしてしまうくらい痛恨の連続コンボ。
食料を作れる人の価値の高さ
でも逆に、ここへ来て、食料を作る百姓や農家の人達の偉大さが際立ってきたじゃないか。
日本にいる百姓の先輩や友達は、もう何年、何十年も前から自然と向き合いながら、土から食べ物を育てる方法を実践してきてる。
良い土の作り方や、天候や季節ごとの対策、田んぼや畑の広さに対してどれ位植えるのが丁度良いのか、どの土地にどんな作物が合うのか、何十年先もそこで作物が採れるやり方、、、そういう事を常に研究しながら実践してる人達って、物凄い達人じゃないか。
土から食べ物を作れるんだぜ?
自然界の先生だぜ?
風の谷の村人みたいな人達だぜ?
帰国する度に百姓の友達から言われてる、
「1%でいいから食べ物を自給してみると、色んな事が学べるし面白いよー!」
という言葉が、頭をぐるぐると巡る。
家庭菜園をする事が当たり前な国や土地では、一見貧しそうでも実は豊か。
岡山の建部にある「ののカフェ」にサプライズで連れて来てもらった。
使ってる食材は殆どが自分達で育てた野菜。
ランチが美しくて中々手がつけられない。
テクノロジーはもの凄いスピードで進んでく中で、どんな状況になっても食べ物を作れる知恵と力を同時につけていった未来は、大分安心よね。
食べ物を自給出来れば、仕事がなくなっても死ぬことはない。
そして、美味しいものを腹一杯食べれるって、布団でぐっすり寝るのと同じくらい幸せ!
ここドイツでも、日本の自然農法を実践してる人達が一定数いるそうだ。
実は日本の百姓って世界の最先端を走ってる。
「農」で世界を目指せる時代がやって来た。
ウィルスは色んな事を気付かせてくれるから、悪い事ばっかじゃない。
近くで小さくて良いから家庭菜園したいな。
岡山の建部にある「ののカフェ」に行くと、きっと自家菜園やってみたくなるから、興味ある人はぜひ行ってみて◎
世界的にも有名な百姓、木村 秋則さんの著書「 すべては宇宙の采配 」がめちゃくちゃ面白いよ
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いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!