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強い組織づくり・マネジメントまとめ

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マーケティングを最大限に機能させるためのチームづくりや、マネジメントにおける重要なポイントをまとめています。
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マーケティング組織づくりでは「実行システム」をデザインして実行力を高めよう

マネージャーのアウトプットとは、自分の率いる組織のアウトプット。名著『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』より。 組織のハイアウトプットのために求められる行動は、チームメンバーの能力と情熱を引き出し、望ましい行動を強化すること。 「ひとりひとりが組織のために正しい行動をとる確率を高めることが、組織文化だ」 刀・森岡さんの言葉です。 マネージャーがやることは、一人一人が組織のために正しい行動を取る確率を高めることです。 組織を率いて、個のアウトプットの最大化と

人間理解を組織づくりに活かす

人体のメカニズムから施策アイデアを借りる組織づくりの際に、人材マネジメントですとか、人事関連の領域にすでにある知識を借りる以外に、原理ベースで考えるようにしています。そのためによくやってるのが「人間の体で例えるとどうかな」と思考を巡らせることです。 人事関連として体系だった知見があるとは思うのですが、プリミティブに、原理的に物事を考えた方が自分にとってはスッキリと整理できるからです。 圧縮保存しやすいんですよね。 で、思い出すときにも実践でどういう打ち手が必要なのかが良い

組織のサイロ化って楽ちんだから起きる

こんにちは、スノードームのムロヤです。 組織が大きくなると、何かと問題が噴出する。例えば組織のサイロ化。 サイロ化に出くわすと、この言葉をよく頭に思い浮かべる。 「まるで一人で全部やってるように、みんなでいい感じに分業してできる組織へ」 こういう構造設計を目指すのです。 サイロ化について色々考えたことについて、思考の整理もかねてまとめてみます。 ムロヤの組織マネジメント系のnoteをまとめたマガジンはこちら サイロ化は楽ちんだから私はいろんなステージの会社で働い

【達成の技術】目的は方向感覚、目標は距離感覚

目標達成は技術です。才能やセンスではなく技術です。この技術習得することで、その成功確率、再現性を高められると思います。 その中でも「目的は方向感覚、目標は距離感覚」と考えると、色々捗るなと思っています。 目的について話します。 手段に飛びつく、手段の目的化、そんな言葉を聞いたことがあるかと思います。これは方向感覚を見失っているから起きる現象です。何かを成し遂げるための手前すぎる方向に目が行ってしまっているためです。 「そもそも何のためにやるんだっけ」、これが目的ですよ

事業を拡大したいなら、今すぐその手を放すこと

これを読んでふと思ったこと。 瀧本哲史さんとプログリット

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小さな管理、大きな成果。マイクロマネジメントの正しい使い方

このツイートを見てふと思ったこと。 https://twitter.com/blogucci/status/1577494368050876418 「ラストワンマイル」 まさに!と思った。 例えば、いくらいいコンテンツができたとしても、タイトルがしょぼければ全然読もうともお思ってもらえない。エンゲージメントもつかず、レコメンドに乗らない。メルマガで紹介しても全然クリックされない。動画であれば、初めの1秒で引き込めなければ、すぐにスワイプされてスルーされてしまう。 いくら

「強いブランドに育てられる人を育てられるか」。2020年9月12日 #ターゲットは長万部 第22号

━━━━━━━━━━━━━━━━━ ムロヤメルマガ「ターゲットは長万部」 2020年9月12日 第22号 /今週の目次/ 1. 付箋と読む「THIS IS MARKETING」 2. 特集「OJTの学び、7:2:1の法則」 3. 編集後期 毎週土曜日更新/月額550円(税込) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ムロヤです。 今週号の「付箋と読む」は、米Yahoo!元副社長で『パーミッションマーケティング』の著者として知られるセス・ゴーディン氏の『TH

マーケティング組織の仕組みと制度を整えよ

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自分では気づかなかった強みを知れる「強み会」で組織実行力が強まる理由

「成果は強みからもたらされる」 「強みを活かす」 でも、自分の強みって意外と知らなのです。 当たり前に出来すぎていて、他の人と比べて強いのかどうなのかはわからないものです。 そこで、こんなワークショップをやってみました。 例)4人チームなら(構成員:Aさん、Bさん、Cさん、Dさん) やり方 ・強み発表の対象者をAさんとする ・Aさんには会議室やZoomから一旦退出してもらう(3分間くらい) ・会議室ならホワイトボードに他のみんなが思うAさんの強みを書きまくる、Zoom

定例会議のアジェンダ設計にめっちゃ力入れると組織力高まる

こういう前提だからです。 ・人間の脳に怠け癖がある ・自然のままにすると忘れちゃう。 ・忙しいとそのままの流れに飲まれちゃう(効果の弱い戦術を繰り返す。達成のためにそういう戦術にリソースフル投入して疲弊に向かうなど) なので、定例会議にすること、そしてアジェンダ設計をすることです。 得られる恩恵定例会議にすることで、 ・定期的に振り返る機会を無理くり作ることで日常のルーチンに忙殺されなくなる ・「やべ、定例会までに進捗作らんと!」って進捗を生み出すリズムを作る の恩恵が

パワフルにマーケティングを機能させるにも、ファイナンス、組織、ナレッジの観点で高効率なシステムを構築できているかが重要 #ターゲットは長万部 第20号

━━━━━━━━━━━━━━━━━ ムロヤメルマガ「ターゲットは長万部」 2020年8月29日 第20号

「組織の7S」のフレームワークはほんと重宝してます。マーケ組織の作り方。 #ターゲットは長万部 第27号

━━━━━━━━━━━━━━━━━ ムロヤメルマガ「ターゲットは長万部」 2020年10月20日 第27号 /今週の目次/ 1. 付箋と読む「外食業・究極のセオリー」 2. 特集「マーケティングと組織の7S」 3. 編集後期 毎週日曜日更新/月額550円(税込) ※日曜日更新に変更になりました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ムロヤです。 今週号は、付箋と読むでは「外食業・究極のセオリー」をご紹介。 特集は「マーケティングと組織の7S」です。

【つらみ】スーパースターの組織づくりやブランディングは憧れるけど、だいたい参考にできないオチ【が深い】

これよんでふと思いました。 メルカリさんはワンプロダクトのwinner takes allの市場だから、エリートだけ集める。故にGo bold。プロフェッショナル集団。 サイバーエージェントさんはインターネット会社みたいな感じだし、インキュベーション機能が中にあったりするからこのなかで頑張ろうと思えるシステム。 メルカリを真似するとしても、メルカリはそういう構造をもってるからそうしているということであり、構造が違うのにアプリケーションを真似してもうまく動作しないはず。

本当に強い人のトレーニング方法を知り、目から鱗がポロポロ落ちた

私の関心テーマの一つに、トレーニングがあります。 デジタルマーケ関連のスライドや、研修・勉強会資料も山ほど作ってきました。 日々、もっと上達するにはどうしたらいいかを考えています。 練習にもいい練習、悪い練習がある。クオリティの高い練習、クオリティの低いがある。トップオブトップの思考法の中で、驚いたことを書いていきます。 ありえない練習は取り入れないこと。あるある練習を疑ってかかること足の速い人からからすると当たり前かもしれませんが、最近知って驚いたことは、 「10