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とてつもないドラマの始まりは、楽しい時代の始まりでもある

どうも、noteディレクターの室(ムロ)です。
いやはや、ついに始まりましたね。

いきなり仕事の話になりますが、わたくしムロ、今回のこのシナリオコンテストの担当をやらせてもらっています(審査員も)。
「テレビで働いてた人やから、同じテレビのことやし大丈夫やろ」感があったのかどうかは定かではありませんが、入社まもない(全く意識してないけれどまだ試用期間です)noteディレクターとして、各方面にご迷惑という名のサポートを受けながら取り組むことができ、ありがたい限りです。


で、このドラマなんですが、とてつもないです。

僕は報道畑にいたのでドラマ制作経験はないんですが、それでも企画を聞いた瞬間「あ、これヤバいやつや」と下腹部が苦しくなるタイプの試みです。

もちろん「ドラマのシナリオを募集するコンテスト」自体は珍しくないというか、むしろ昔からよくあるものだと思います。
前職のNHKでも、ラジオドラマのシナリオとかよく募集してたし。


今回のテレビ東京×noteドラマ「知らない人んち(仮)」がとてつもないのは、そのスケジュール感。

ドラマって、本当に手間をかけて作られているコンテンツで、テレビドラマの場合だと半年は前から、数年前からの進行があっても珍しくない。

じゃあ今回のこの企画はというと、テレビ東京のドラマ公式noteに紹介記事があるんですが…

中にはこんな説明が…。

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ドラマ1話を、脚本は(ほぼ)ゼロベースで募集し、1週間で制作・放送。
巻いている、とかそんな言葉では伝わらないほどのスピードです。4Gから5Gになったら、まあ多分こんな感じなんでしょう。
「通常ではあまりない」「かなり大変」と、カドの立たない表現を使われているのが、逆に強いメッセージ性を感じさせますね。

しかも、シナリオに限らず、イラストやBGM、それにセリフのみでもOKという器のデカさ。百戦錬磨のメンバーが名を連ねているとはいえ、今から制作チームの苦労が偲ばれます。まあ僕も入っているんですが…。
11月のドラマ終了時まで、ぜひご注目ください。


ただ、一方で、肝心のコンテンツが大丈夫なのか?というところについてはあまり心配していません。
なぜなら、noteには数え切れないほど、創作をつづけるクリエイターがいるから。

#テレ東シナリオコンテスト」が始まってきょうで一週間ですが、すでにたくさんの応募を頂いています。
緻密に書かれた脚本や、シーンを表現する絵コンテ、出演者に合わせたBGM、俳優としての出演希望…などなど、実にさまざまなアイデアや作品が寄せられていて、投稿作品のチェックが毎日の楽しみになっています。
改めて、ありがとうございます!

「創作のきっかけづくり」「機会の提供」はnoteの使命ですが、こうした取り組みが少しでもクリエイターの出口につながることができれば、こんなにうれしいことはありません。


今回のこの企画は、テレビ東京ホールディングスとピースオブケイクの資本業務提携から始まった、連動番組企画の第一弾です(ということは、第二弾や第三弾もあるのかな)。

僕が持つテレビ東京のイメージは「挑戦的」とか「唯一無二」だったりしますが、今回の企画は、その先端をいくものだと思いますし、それがnoteから発信されるって、本当に楽しい時代になってきたなと思います。

テレビ→ネットと移ってきた人間としては、この2つの関係性については、まだまだ友好的でないなと感じる部分もあります。
でも、敵対し合う意味って全くないし、むしろ一緒に組めば面白いことをやれるし、クリエイターの活躍の場も広がるものなんだなと…この企画がそんな考えにもつながるよう、自分なりに頑張っていきたいと思います。

¡ということで、引き続き投稿お待ちしています!


テレビ東京さんのドラマ公式noteもチェキラ!新ドラマ情報も続々!


ここまで読んでくれただけで、もう感謝しかない。 いただいたサポートで、他のクリエイターをサポートしつつ、ハードオフで掘り出し物のレコードを買います。