4月6日

さらなる引きこもりのお供に、なにか暇つぶしが眠ってないもんかと部屋を掘り起こしてみたら、2012~15年までに出演した演劇の台本がごそっと出てきました。初舞台からの三年間くらい。今は大抵公演が終わったら捨ててしまうんですが、当時は保管してたようで。

懐かしみつつ見ていくと、ひとつだけ出演した覚えのない台本がありました。

『新日本カウンセリング』とタイトルが記されていまして、もうこれ思いだして顔から火がでそうなんですが、2012年、初舞台の際に自分で書いた芝居の台本だったんですね。新日本プロレスとかけたつもりなんでしょうきっと。

ざっくりと説明すると、登場人物は 先生・アナウンサー・解説者の三人。

先生が引きこもりの生徒を連れ出そうと家にやってくるが、業を煮やしてプロレスによるカウンセリングをはじめ、なぜかアナウンサーと解説者が出てきてその過程を実況していく、というもの、だったみたいです読んでて思い出しました。

初舞台のときに、たしか出演者三名くらいで、それぞれがアイディア出し合って、短編集みたいなかたちで一本の舞台を作ったんです。即興でその場の御題で芝居したりとか。じゃあなんでやっていないのかと言うと、たしか時間かなんかの都合で無しになったんだよな。稽古場では一度皆で読んでもらっていて、非常にこう、ポカーンとした空気でした。やらんでよかった。

当時はプロレスのプの字もだったのに、何でこんな題材で書いたんだろうか。

しかも完本してるんですよ。ですよって言われてもでしょうが、これ以降何度か、演劇の台本を書くことを試みたことがあったのですが、結局最後まで書き切って人に読んでもらうところまでいけてないものな。なんだろうか。なんだろうかな。

どこからともなくパイプイスを持ち出してきて、勢いよく振りかぶって、座る。というギャグ?が書いてあって、そこだけは今読んでもちょびっと好きでした。

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