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Vol.105|二項対立にならないように意見する|違和感が、想像を超えるような適切な場所に、わたしたちを導く

みなさん、こんにちは!
おかわりありませんか?

5月も終わりになって、
またたくさんの動きがありますけれども
この数か月で起こったことが
なんだか夢のような、
ふしぎな感じがしています。

生まれてこのかた体験したことのないような
類いのことだともいえますし、
想像もしなかったことともいえるし、
でも、こんなかたちで
意識変容というか、
人々の行動規範というか、
いろいろなことが変わってしまうというのが
驚きだし、すごいことだなと
目を見張っています。

以前からいわれていたように、
二極化、多極化は、日々甚だしく、
地獄のようなところはより地獄のように
楽園のところはより楽園のように
しかもそれが単純に「いい・悪い」ではいえないような
すごい状況が
この世界で、今、起こっているなというふうに感じます。

この状況を、自分なりに腑に落ちて体験したならば、
わたしは、人々は、すごくタフになる気がします。
すごくいいかたちで。
もちろんそうじゃない世界も展開されるかもしれませんが、
日々、タフになり、かつ
柔軟になっていく自分を、わたしの場合は
体感したりもしています。
みなさんは、いかがでしょうか?

さらには、こういった過渡期の
すさまじいエネルギーのせいなのか、
個々人から、
壮大な思い込みが外れていくというようなことも
まわりでどしどし起こっています。
これがすごいです。

ひとりの身に起こっていることというのは、
全体に影響を及ぼすんですよね。

かつてマーマーマガジンを創刊したいと思ったときに
「百匹目の猿」現象のようなことが
人間の意識レベルでも起こるにちがいないと思って、
スタートしました。

自分でもどうして
あのような衝動が起こったのか
謎なのですが
あのとき、「もう時間がない!」と
ウルトラマンみたいにぴこんぴこんさせながら、
マーマーマガジンを創刊したのでした。

そうして、
ある一定数の女性の意識が変容・拡大したならば、
きっと、
この世界に影響があるにちがいないというふうに思ったわけです。

実際、それがどうだったか、
確かめるすべもないのですけれど、
それでも、前年の声のメルマガフェスであるとか、
読者さんの間で起こっていることであるとか、
いろいろな現象を鑑みるに、
やはり、ある一定数の人の意識は変わったし、
拡大したし、
それは世界全体に影響があったのではないかなと
大げさではなくて思ったりもしています(ぜいぜい)。

いやあ、すごい時代ですね!!
地球、人気あるわけだわさ!!

さらにはですね、
マーマーマガジンを出していくときに、わっちが
こういう方向性で行こうと決めたことがあります。

それは、対抗しない、批判しないという態度です。
いや、必要なときには、
意見はいいます。
ただ、二項対立にしないことを
きわめてたいせつに、「そうじゃない方法」をとりながら
つくることを大事にしてきました。
やれてきたかどうかはわからないけれど、
大事にしてきたことは事実です。

本当に、ふしぎなんですけれど、
たとえば、がんの専門病院の院長先生ががんで亡くなったりとかですね、
うまくいえないんですけれど、
撲滅しようとか、対抗しようとか、「あかん! 絶対!」というように
あいたいしたときに何が起こるかというと、
対象をより強めたりだとか、
あるいは、自分に転写されたりであるとか、
自分自身が実は相手のようになってしまっていたりであるとか、
いろいろなことが起こると思うんです。

ただ、意見はいいたい。
意見をいう必要、義務、権利は
いつもあるとわたしは思っています。
表現にはいつも自由と愛があるといいと思っているほうです。
(ちょっとシンボルスカみたいになっちゃったわ)

で、そのときのコツというか、
これはマーマーマガジンが大事にしてきたコツみたいなものなんですが、

意見をいうときに断定的に強くいいすぎない、
第3の案を提示する、
チャーミングに陽気に愛らしく(できるかぎり)行う、

というようなことがあります。

まあ、具体例があるといいでしょうか。

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