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No.12 応援カンパチケット「心のリモート観劇」のご無理

今回は当月に入って公演が決まったこともあり、またド平日の夜公演のみという、ちょっと待ってよという公演日程で「行きたいけど今さらシフト調整無理」という方もおられたと存じます。それでも調整してお越しいただいたお客様には本当にありがとうございました。そして、お越しいただけないのに「お気持ちだけください」というご無理にかかわらず、たくさんのお気持ちを頂戴したこと、重ねて御礼申し上げます。

ご無理No.1にある通り、客席は1席ずつ空席にし、四方空けなければなりません。でもその空席をただの空席にせず、お越しになれないお客様の気持ちを載せて、気持ちの上では満席の客席で初日を迎えたい、むりばかおじさん はそう考えました。

応援カンパを募ろう。応援の皆様の気持ちでこの空席を埋めよう。では、応援の返礼に動画を送るか、と検討もしましたが、「この感動は劇場だけで味わえるもの」その趣旨は変えませんでした。空席にお名前やお写真を掲げさせていただき、お客様には劇場に掲げたそのお名前や写真へ念力を飛ばしていただき、心のリモート観劇を楽しんでいただこう。ああ、スピリチュアル極まれるご無理をお許しください。

そんなとんでもないご無理にもかかわらず、本当にたくさんの方から応援を賜りました。東京、埼玉、大阪、いろんな都市から、また、身近な方々からも。取り巻く環境や事情や危険基準は人それぞれ。それぞれの立場からそれでも思いに応援をくださるみなさま。熱い気持ちにメガネが溶けそうです。

応援くださったみなさまには、公演終了後、感謝状と舞台写真をお届けしました。ラブレターを綴る気持ちでむりばかおじさん は一筆一筆したためさせていただきました。

というこれらの諸々は、公演決定から情報公開までの2-3日のうちに間に吟味して決定しました。同時にビジュアルを作成しホームページとフェイスブックとTwitterアカウントを作成しているうちにいつの間にか「むりばかおじさん 」も生まれ、という時期だったため、もしかしたら考えが浅いこと、知識が足りなかったこともあったかもしれません。今後のためにももっと考察を深めてゆき、改善できる良い知識はぜひ共有してゆきたいと思います。ぜひ、みなさまの中で何かご意見やお気付きのことなどございましたら、お寄せいただけたらと存じます。

時はちょうど「配信で観劇する」が少しだけ定着してきた頃。むりばかおじさん がたくさんのご無理を申しながら「劇場で初日を迎えたい」というご無理と、みなさまの「劇場で観劇したい」という思いが重なった熱い瞬間でした。

次回、お客様へ降りかかる本降りのご無理をお届けします。お楽しみに!

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