「昨日は夢想家に、今日を自分に」
”アマゾン歴代ビジネス書100選の一冊”
”カナダ人実業家が、子供に残した遺書の一節”
『やってみると決心した場合、
どれだけの損害が考えられるだろう?
成功しなかったからと言って、
誰も君の腕を切り落とすわけではないし、
監獄に放り込むことも、
バイクを取り上げられることもない。
それどころか、叩き出されれば
私と話が合うようになる。
私も実業界でちょいちょい
そういう目に遭っているからである。
おかげさまで今では、
決して失敗を振り返らない。
昨日は夢想家にくれてやる。
私は今日の戦いのことで
頭が一杯である。
失敗は滑稽でもあり、
悲しくもある。
私たちは取り越し苦労をして、
胃潰瘍になり、神経衰弱になり、
筋肉の痙攣、湿疹
あるいは顔面紅潮といった症状を起こす。
ところがたまに、
そのくらい運命の日が巡ってくると、
思っていたほど深刻ではないことに気づく。
どういうわけか、
私たちがときには時間外労働までして
頭のなかに築きあげる悲劇は
ひどく的外れであることが多い。』
引用元 : ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫
ここから得られる教訓は、二つあります。
①失敗による損失を過大評価しないこと
②過剰な心配をしないこと
「失敗するのが怖くて、踏み出せない」
「うまくいくか不安で眠れない」
そんな方は、ぜひカナダ実業家の
力強い言葉を思い出して、励みにしてください。
失敗しない人は居ないし、
未来は誰にもわかりません。
「失敗を怖がりすぎていないだろうか?」
「心配し過ぎじゃないだろうか?」
偉人の知恵が、少しでも糧になることを祈ります。
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