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こんな時こそ【感情のコントロール】を

おはようございます。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■先週のことですが、


 約2ヶ月ぶりに
 美容室へ行ってきました。

 その美容室に通い出して
 もう5年にはなるでしょうか。

 オーナーご夫妻とは家族ぐるみで
 みんな仲良しで、

 本当に気の置けない関係なのです。


 ここ最近は

 年末調整などの業務で
 本当に時間がない状況。

 とは言え、2ヶ月間伸び放題に
 なっている髪の毛では

 何とも気分が沈んでしまい(汗)、

 「ここは思い切って時間を作り
 美容室へ行こう」

 と思い立ち予約したところでした。

■ただでさえ、

 時間が足りない中
 どうにかスキマ時間を見つけて予約して、
 約束の時間に美容室へ。

 しかしながら

 美容室へ着いたところ、

 まだ前の人が終わっておらず、満席。

 「結構時間がないのにな…」

 と思いながら、椅子に座り

 スマホを使いメールチェック
 などをしていたところ、

 オーナーが近づいてきます。


 「お待たせしてすみません…」

 といったお詫びの一言なんだろうなぁと思い、

 「いえいえ、気にしないでください(^^)」

 と言う口の準備までしていたのですが、

 そのオーナーから出た一言は、

 「ゆっくりしとってくださいー」。
 (江戸っ子みたいな口調!(笑))


 お詫びの一言を大らかに聞く
 準備をしていた私は、
 何とも拍子抜けしてしまい(笑)、

 それと同時になんだかほんわかした
 温かい気持ちになりました。

■結局のところ、


 時間がない状態を

 『時間がない』

 とマイナスに捉えるのではなく、

 せっかく待つ時間が増えたのだから、

 ゆっくりとして
 気分転換をするのも良いし、

 スキマ時間ができたということで、

 『普段なかなかできない業務を
 思い切ってやる』

 というのも
 選択肢の一つなんですよね。

■さて、


 中国の明の時代の
 洪自誠(こうじせい)という人が

 その書物『菜根譚(さいこんたん)』
 の中で、次のように書いています。

 「苦心の中(うち)に
 常に心を悦ばしむるの趣を得る。

 得意の時に便(すなわ)ち
 失意の悲しみを生ず」。


 どのような意味かと言えば、

 【苦しい時こそ、その未来に待つ楽しいことを、
 楽しい時こそ、今後苦しい状況になることを
 考えながら、どっしりと構えましょう】。

 といったこと。

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■結局のところ、


 人生においていろいろな出来事が 
 あるわけですが、

 登ればそのうち下るわけですし、

 逆に、下ればそのうち登るわけで、

 その時の感情に任せて動いているようでは、
 成り行き任せの人生になってしまう

 というように思えてなりません。

■ここ最近の


 緊急事態宣言などのお話を聞いて、
 当然マイナスに捉える面も多いでしょうが、

 『マイナスがあってのプラス』

 という風に考えると、

 『苦しいけど今は耐え時である』

 と言えるのではないでしょうか。


 しっかりとこんな状況だからこそ、

 希望ある未来に向かって
 しっかりと準備を進めてまいりましょう。
 

 もっと言えば、

 【登り調子であっても下り調子であっても、
 変わることなく経営を巡航速度で運行していく】

 ということが

 すごく重要なのでしょうね。


 目の前の状況を感情的に捉えてしまい
 動いているようでは、

 経営は本当に難しい方向に
 進んでしまいます。


 上述した、

 『菜根譚』の文章を心に留めて、

 しっかりと経営の舵取りを
 していきたいものです。


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《本日の微粒子企業の心構え》


・同じ出来事であっても、その捉え方により、
 それどのように感じ取るかを
 コントロールできるものである。

 結局は自分の感覚次第なので、

 【どのような状況であっても、
 経営を巡航速度で進めていく】

 という大前提に立って、
 経営を考えていきたいものである。


・感情に任せて動いてしまうほど
 愚かなことはない。

 しっかりと、常に良い意味で
 【ノーマルな感情】を保ちながら、
 どっしりと構えた経営をしていきたい
 ものである。


今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。


これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^

https://muratax.com/blog/

起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹

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