壱岐への旅で感じた経営における【人】の魅力
こんにちは。
【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。
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■シルバーウィークも
今日で最終日ですね。
我が家は
このシルバーウィークを利用して、
長崎県の壱岐へ行ってまいりました。
フェリーで片道2時間半かかるような
ある程度遠方の地ではありましたが、
かなり楽しむことができ、大満足。
■旅行にあたって
いろいろなことを
検討するわけですが、
とりわけ大切になってくるものが
その
『宿泊先』
ではないでしょうか。
我が家にとっても
それは例外ではなく、
今回は妻がその宿泊先を探して、
ここが良い
という所を決めてくれました。
■私自身は
今回は仕事がかなり
立て込んでいたこともあり
その決定には
全くと言って良いほど
関わらなかったのですが、
その決め手となったのは
Facebookの
旅館先のページの投稿。
そこには、
2、3歳児用のピアノの前に座り、
すごく楽しそうにノリノリで演奏する
(しているフリをする)
スタッフさんの姿が(笑)。
相当ふざけた投稿だったのですが、
それがまたすごく面白く愉快で
それとまた同時に、
そういったスタンスで
営業をされている場所なんだな
というところが
すごく伝わってきました。
■私たち家族にとっても、
改まったような
かしこまったような旅行先よりは
そういった
くだけた感じの方が
過ごしやすいですし、
何より
小さな3人の娘がいますので、
周りに対する気配り
ということも
必要以上に(汗)多くしているのではないか
と思っているところ。
そういった状況からして、
今回のそのような投稿は
すごく心が救われたような思いでした。
■実際に現地に行ってみると、
3人の娘のことを
すごく可愛がってくださり、
オーナーご夫婦にも
同じ位の娘さんがいらっしゃったり、
そして何より、
スタッフの方の
『愛』と『優しさ』が
至るところに
散りばめられているように感じました。
■そして、
特徴的なのが、
食事をする際は、
【他の宿泊者の方も一緒になって、
みんなで大きな食卓を囲んで団欒する】
というもの。
これがまたすごく楽しく、
あっという間に
つい数分前まで
知らなかったような人たちが、
まるで家族になったかの如く、
楽しくお話することができるのです。
これはすごく良い工夫をされているな
と感じた次第。
■結局のところ
少なからぬ人は
そういった
【人と人との繋がり】
を求めており、
それが旅先で
そのようなことが実現するともなると、
すごく魅力的だと思うのです。
■そんな
観光にお見えになる方の心を打ち、
グッと鷲掴みにし、
旅館のスタッフの皆様が
すごく心底楽しそうに、
そして幸せそうに、
そのような振る舞いをされているのを見て、
すごく温かく嬉しい気持ちになった
というもの。
■これは、
宿泊先で
『泊まる』
という行為に対して
お金を払っているのでは決してなく、
そういった
『場所』
に対して
対価を払っているわけで、
ここに
この旅館の
【オンリーワン】
の様子が
見てとれるわけですね。
■結局のところ
『泊まる所』
という括りで
物事を考えていては、
その瞬間に
圧倒的な量の同業他社と
肩を並べることになり、
それはすなわち
レッドオーシャンに
自ら身を投じてしまう
ことに繋がってしまうもの。
そうではなく、
自分自身の魅力や
大切にしているものに
さらに磨きをかけて
このように『人』として
商品やサービスを提供している
という状況が
まさに微粒子企業にとっては
最も大切なことであるのでは
ないでしょうか。
■実際のところ、
我々家族にとっては
この地は最高の場所であり、
また旅行に来る際は、
間違いなくここに泊まることでしょう。
福岡に帰っている今となっても、
そのスタッフさんたちの笑顔が
脳裏に焼きついて離れない状況なのです。
■商品やサービスは
世の中に溢れかえっている
という今の時代から考えると、
これからの時代は、
やはりこういった
『人』を通じて
商品やサービスを買い求める
…と言うよりも、
その『人』そのものに対して
お金を払いたくなる
というようなことが
多くなってくるように思われます。
■結局のところ
これこそが
【商売の本質】
であるということ。
しっかりと、
経営者として
【お客様の立場に立って】
考えて、
自分がお客様だとしたら、
どのように自分自身に対して
接してもらいたいか
ということを考え続け、
そんなことを自らの経営に
役立てていきたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・商品やサービスを買い求める時代は、
商品やサービスが溢れかえっている
この時代においては、
そんなに重要性がなくなってきている
ということを考えると、
人は商品やサービスを
買い求めるのではなく、
その【人】そのものを求め、その結果
その人から商品やサービスを
買うという行動に
その動きがシフトしていっている。
・結局のところ、
商品やサービスで勝負をしようとすると、
あっという間にレッドオーシャンに
身を投じてしまう結果となってしまう。
したがって、
自分自身の良い面や強みを全面に表に出し、
しっかりとそれに磨きをかけて、
その磨き上げた原石によって自分を照らし、
それを基に商品やサービスを提供していく
というスタンスに変えていくことこそが、
微粒子企業の採り得る
有用な戦略とも言える。
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今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^
起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹
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