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キャンプから学ぶ個人事業主の節税対策について

おはようございます。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■我が家では


 土曜日、日曜日と
 キャンプに出かけてきました。

 さすがに

 12月のキャンプ
 ということもあり、

 昼はまぁまぁ暖かいものの、
 夜は結構な寒さ。

 そんな

 極寒のキャンプに
 耐え忍ぶために、

 我が家では、

 ストーブや電気毛布、

 下に敷く
 冷たさを抑えるためのマット…

 その他いろいろな
 キャンプ道具を備えて

 いざ極寒のキャンプへ。


 特に子どものいる
 冬の時期のキャンプは

 こういったものが
 本当に必要ですね。


 キャンプについては

 私よりも妻の方が
 はまっている状況で、

 ここ1ヵ月の間ほどで、

 家の中は、

 相当数のキャンプ用品で
 埋め尽くされてきています(笑)。


 そこで今日は、

 我々村田家の
 キャンプ事情から、

 個人事業主にとって
 注意すべき節税対策

 について
 お伝えしていくことにいたします。

■まず我々は、


 本格的なキャンプをすべく、

 『テント』を購入しました。

 このテントについては、

 青色申告の場合、
 30万円未満であれば

 買ったその年に
 
 経費にすることができます。


 一方、

 30万円以上の
 テントとなると、

 これは、

 そのテントの価値が
 購入した年度のみならず、

 『何年かに渡って続いていくもの』

 であろうということ、

 また、

 その30万円以上
 という金額は

 『高額』

 であろうということから、

 それは

 一括で買った年度に経費にできる
 ことにはならず、

 そのテントを
 使っていくであろう年数
 (耐用年数と言います)に応じて

 少しずつ経費化していく

 という考えになってきます。

 いわゆる

 『減価償却費』

 ですね。


 したがって、

 テントについては、

 これが【30万円未満かどうか】により

 その節税対策の判断を
 していくことになるわけです。

■また、


 極寒のキャンプに備えるため、

 『ストーブ』も購入。

 そしてストーブの他、

 下に敷くマットや寝袋、
 電気毛布なども購入。

 このような備品関係も、
 当然ストーブと同じ考えで、

 買った金額が
 30万円未満であれば

 買ったその年に
 全額経費となります。


 しかしながら、

 30万円以上になると

 減価償却の対象となる
 『資産』として、

 何年かに渡って経費化していく
 ことになるわけですね。

■そして、


 キャンプでは
 バーベキューをする

 というのが
 我が家の恒例イベント。

 そのバーベキューをするためには

 『木炭』が必要。


 では、

 この木炭については
 どうでしょうか。


 木炭は基本的に

 『使用することにより
 消耗していくもの』

 であるため、

 買った年度に

 原則としては
 全額経費になります。


 また、

 単価としても

 一単位につき30万円未満である
 木炭が通常ですので、

 当然

 買ったその年度に
 全て経費化できるわけですね。

■しかしながら、


 木炭の

 『買いだめ』

 をした場合は
 どうなるでしょう。
 
 基本的な考えとして、

 【買った年度に使う(消費する)ことが前提】

 として
 経費化するわけですので、

 もし、

 購入した年度に
 木炭を使い切ることができずに、

 翌年に繰り越しとしたならば、

 これは

 全額その年の経費
 とは言えず、

 使った分だけが
 その年の経費となり、

 使っていない部分は
 一旦経費から抜かれ、

 『貯蔵品』

 などとして
 資産と捉えられます。

 その貯蔵品とカウントされたものは、

 【使った翌年において
 経費化していく】

 ということになるわけですね。

■通常は、


 買った年度に

 全額経費としていく
 わけなのですが、

 極端に高い金額…

 例えば、

 木炭を10万円分買った、

 などという場合は、

 【この貯蔵品に
 経費から振り替えていく】

 という処理は
 注意しておきたいものです。

 通常10万円を超える
 木炭なんて買いませんよね。

 税務署としては、
 
 そういった
 『買いだめ』をして

 税金を払う金額を少なくしようと
 しているのではないか、

 と勘ぐるわけです。

 当然10万円を

 その購入年度に
 しかも12月に買い、

 それを全額分使い切る

 などということは
 通常ないでしょうから、

 その場合に

 『貯蔵品』という資産の科目が
 計上されていないと、

 税務調査において
 指摘されることになるでしょう。


 消耗品については
 
 こういった点に
 注意が必要ですね。

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■少し視点を変えてみましょう。


 キャンプをするにあたり、

 宿泊施設の『利用料』も
 必要となるかもしれません。

 この宿泊施設の
 利用料については、

 当然

 12月中の宿泊であれば
 それは全額経費となるのですが、

 仮に、

 年末などに

 翌年にするキャンプの
 『前払い』をした場合、

 12月にその前払い分の宿泊料
 を支払ったとしても、

 これは経費とならず、

 【前払費用(その年の経費ではない)】

 という取り扱いに
 なってしまいます。

 こういった点には
 くれぐれも注意が必要ですね。

■いろいろ述べてはきましたが、


 仮に

 村田家のキャンプが
 原則として経費とみなされる状況で、

 これを経費にするためには、

 という視点で

 税務上の注意すべき点を
 チェックしてまいりました。


 キャンプ道具が経費になる

 ということは
 通常ないのでしょうが、

 もし福利厚生などで、

 その会社専用の
 キャンプ道具を揃える

 などということになれば、

 こういったものを
 経費化するというケースも

 ないことは
 ないかもしれません。
 
 (とは言え、このようなことも
 通常ないでしょうが…)

■12月に入り、


 本格的な【節税対策】をしていく
 ことになるかもしれませんが、

 個人事業主の方については

 上述してきたような点に
 注意しながら、

 その節税対策をしていきたい
 ものですね。


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《本日の微粒子企業の心構え》


・個人事業主や法人の
 節税対策においては、

 上述してきた備品において
 【30万円未満であるかどうか】
 ということや、

 期末に大量購入した場合は
 それを【貯蔵品】として
 カウントする必要があること。

 そして、

 【翌年に消費するサービスや、
 翌年に納品されるものについては、
 当期の経費とはならない】

 ということを
 しっかりと注意しておくべし。


・ちなみに、
 『30万円未満』というのは
 青色申告の話であり、

 白色申告の場合は
 この30万円が【10万円】になるため
 その点にも注意が必要である。


今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。



これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^

https://muratax.com/blog/

起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹

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福岡にて、税理士として税務顧問はもちろんのこと、主にスタートアップの個人事業主や法人の【税金や会計・起業の垂直立ち上げ】のコンサルティングをしています。