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時に【損切り】も大切である

おはようございます。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■最近


 新型コロナウィルス関連の補助金で

 『事業再構築補助金』

 というものが出てまいりました。

 これについては先日の記事でも
 取り上げさせていただいたのですが、

 注目すべきは、

 『国がこのような思い切った
 事業転換を推奨している』

 ということ。

 こういった助成金や補助金について
 注目してみると面白いのですが、

 その助成金や補助金に対して
 組まれている予算が
 大きければ大きいほど
 その国の注目度合いが見てとれる

 というもの。

 今回に関して言えば、

 コロナの関係でやはり
 「業種を転換すべきものもある」
 という国の判断なのでしょう。

 今日はそんなことから
 お話を続けていくことにいたします。


■コロナに関しての


 経営の転換については
 私も実は例外ではなく、

 昨年4月の最初の緊急事態宣言により、
 その決断を余儀なくされた
 ということがありました。

 具体的に言えば、
 子どもたちの保育園や小学校が
 緊急事態宣言により休校となり、

 自営業である私が在宅にて
 子守をしないといけなくなった

 ということ。

 従来事務所に出勤していたのが、
 在宅で仕事をせざるを得なくなった。

 ということは、
 仕事をする拠点を
 『自宅』にすることになり、

 事務所が全くもって機能していないに
 等しい状況となっていたわけです。


■しかしながら、


 この緊急事態宣言は
 そのうち終わるものである
 と考えていて、

 終わったらまた事務所に戻れば良い
 とも考えたわけですが、

 結局のところ、
 経営の方針について
 思索を巡らせていく中で、

 「本当に事務所は必要なんだろうか」

 という考えに至りました。

 スタッフも頑張ってくれていたため、
 事務所がなくなるとどうなるのだろう
 とも思ったのですが、

 思い切ってその時に、

 【在宅に切り替え、事務所を手放す】

 という決断をしたことで、

 事務所の賃料が約半年ほど
 浮いた状態になりました。


■現在においては、


 また事務所を構えている
 わけではありますが、

 当時の私の大きな判断としては、

 「大きな枠で考えると
 誤ってなかったかな」

 と思っている次第。

 今は今で、
 事務所を構える大きな判断をして
 よかったなと思っています(^^)

 逆に、そのまま以前の事務所を
 契約していたとすると、

 在宅のシステムは
 作ることができなかったわけで、
 スタッフの仕事をする環境も
 整っていなかったでしょうし、

 顧問のお客様とZOOMによる面談
 などということも
 考えなかったかもしれません。

 事務所があれば
 事務所で面談が可能ですから(^^)


■いろいろ述べてはきましたが、


 場合によってはこういった

 【損切りをするということが大事】

 ということ。

 私の場合でいけば、
 事務所の家賃を払い続けていることが
 いわば『損』ということであり、

 【時にこれを『損』と考え、
 なるべく早い段階で終わらせる
 という判断をする】

 ということが大切なこと
 であるように思うわけです。

 店舗を構えている事業であれば、
 『店舗家賃』に加え『水道光熱費』、

 スタッフを雇用していれば、
 『そのスタッフに対する人件費』
 も出ていくもの。

 もし現在において、売上が低迷気味で、
 こういった経費が使いっぱなし
 になっている状況であれば、

 それはもしかすると
 【損切りをするタイミング】
 を考えるべきなのかもしれません。

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■どうしても


 経費を使っていると、

 「その使った経費を取り返したい」
 という思考に入ってしまうもの。

 求人などにおいても同じで、

 求人広告をすればするほど、
 その求人広告をストップするのが
 怖くなるものですし、

 営業活動においての広告も
 これは同じこと。

 こういった面で
 
 【経費は中毒性が結構高い】

 と言えるんですよね(汗)。


■しかしながら、


 その怖さと
 現実的な収支のバランスを考えて、

 しっかりと

 【損切りをするタイミング】
 
 も考えたいもの。

 もし現在の事業を損切りをすることで
 改善することができるとしたら…

 その将来として
 どんなことが見えてくるでしょうか。


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《本日の微粒子企業の心構え》


・経営において、
 【損切りをする】ということは
 今後の経営の継続を考えると
 重要なポイントであるということがある。


・もし損切りをして、
 経営を継続していくとしたら、
 どのような手立てが考えられるだろうか。
 
 しっかりと未来の予測をしながら、
 冷静に経営の判断をしていきたい
 ものである。


今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。


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