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投資のリターンについて思うこと

おはようございます。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■最近よく


 ホームページの
 メールアドレス宛に

 営業のDMなどが
 届くことが多くなりました。

 多くは

 ホームページの運用や
 広告などの方法

 についての
 ものなのですが、

 それに次いで多いのが

 資産運用や
 投資関連のもの。


 実際のところ、

 こういった
 ホームページからのDMに加え、

 知人からも

 そのようなお話を
 いただいているような状況です。


 今日はそんなことから
 お話を進めていくことにいたします。

■現在の日本の商品に比べ、


 一般的には

 諸外国の方が
 金利は高いものであり、

 いろいろなリスクはあるものの、

 一定割合は

 そういった海外の投資を
 していくことも大切である

 と言えるでしょう。


 どうしても、

 『円』だけを持っておく

 ということは
 リスクにも繋がるので、

 『通貨分散』

 といった意味でも
 
 私自身も
 それは実行しているところです。


 今日お話ししたいのは、

 この

 【投資の利回り】

 について。

■一般的に


 こういった
 投資商品の営業としては、

 過去の運用利回りが何%で、

 これからも

 それと同じか
 それを上回るような
 利回りが期待できる
 商品です

 といったもの。


 もちろん、

 過去の利回りは
 参考になるでしょうが、

 経営者として
 これを鵜呑みにして

 その契約まで
 進んでいって良いのだろうか

 ということを

 私は思ってなりません。

■と言うのも、


 仮に

 100万円という資金を
 投資に回すことにより

 年間で7%の利回りがついた

 と考えたとしても、

 その100万円を
 投資に回さずに、

 自らの事業の資金に
 回すことによる

 『利回り』

 を考えているか
 
 ということなのです。

■結局のところ、


 投資はいわば
 
 寝かせておくだけで
 資金が増えるもの

 ではありますが、

 手元にその投資した
 資金がないばかりに、

 本来であれば

 自らの事業において使える
 資金を使えなくなる

 ということに繋がるわけで、

 それによる

 自らの事業としての
 利回りを放棄している

 ということにも
 なりかねないわけです。

■本当に


 経営をしていると

 こういった

 投資商品の話が
 すごく多く来るわけですが、

 しっかりと

 自分自身のビジネスに
 同じ額を投資した場合と、

 こういった
 投資商品に投資した場合、

 そして、

 その肉体的な労力や
 精神的な負担などを

 総合勘案し、

 本当に

 投資商品に投資をすることが
 有用であるかどうか

 ということを

 経営者として
 しっかりと考えていきたいもの。

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■場合によっては、

 
 貢献してくれている
 スタッフに対して

 賞与を払って
 士気を高める

 ということも
 有効かもしれませんし、

 現場の作業効率を上げるために、

 最新の機械を導入することも
 有効であるかもしれません。

 
 『投資商品』

 という括りにとらわれずに、

 経営全体において
 しっかりと自らの状況を俯瞰し

 最適な解をしっかりと
 探り当てることが重要である

 と言えます。


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《本日の微粒子企業の心構え》


・投資商品の利回りは
 大変魅力的ではあるものの、

 その利回りと
 自分のビジネスにおいての利回りを
 しっかりと考えたことがあるだろうか。


・投資に資金を回してしまったことにより、
 自分のビジネスの資金が枯渇してしまったり、

 そのことにより
 経営において打つことができた手を
 資金がないばかりに打てなくなった場合の
 リスクもしっかりと考えるべし。


・経営者たるもの
 目先の甘い情報に
 とらわれることは一切せず、

 しっかりと全体を俯瞰し、
 その時々で適切な解を選択していくべし。


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今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。


これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^

https://muratax.com/blog/

起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹

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