なぜ田舎暮らしに憧れているのか?
漠然と、田舎暮らしに憧れを持っている。が、なぜ田舎暮らしをしたいのか、もう少し解像度を上げたい。
都会の喧騒から離れて静かに暮らしたいから
田舎の田園風景に心が洗われるから
理由としてはおおよそこんなところだろう。ここから解像度を上げていく。
都会の喧騒から離れて静かに暮らしたい
奈良県天理市という人口64,000人ほどのまちで生まれ育ち、社会に出てからは大阪や上海という大都市で生活してきた。都会育ちでないからか、人混みに行くと心身ともに疲れてしまう。静かな場所で暮らしたい。
職場も都会でないほうが良いだろう。静かな地域に家を構えても、職場が都会にあると一週間のうちの大半を都会で過ごすことになってしまう。それだとあまり意味がない。
喧騒から離れることが目的であれば、そこまで田舎でなくても良い。これまで経験したことのないレベルの田舎は外国のようなものであり、それこそ20代から30代前半の若いうちに移住して、肌に合うかどうかを試す必要がある。
田舎の田園風景には心が洗われる
滋賀県東近江市のような、田んぼの向こうに山があって、それらが夕日によってオレンジ色に染められているような景色などは最高で、ずっと見ていたい。近くに小川があって川の音などが聞こえるとなおさら良い。
あるいはきれいな水辺の近くでも良いし、城下町のような日本の歴史文化が感じられるところでも良い。
段々と解像度が上がってきた。キーワードは、
都心ではない(郊外か田舎)
癒やされる風景(自然、田園、日本の歴史文化)
郊外というのを自分なりに言語化してみると、「都心にアクセスしやすく、程よく自然がある住宅地であり、スーパーや病院など生活に必要の施設が充実している、治安が良くて利便性が高い無難な地域」といったところだろうか。都心への通勤を前提としており、また、豊かな自然、田園風景や日本の歴史文化といったニュアンスは薄く、「田舎暮らしへの憧れ」の解としてはやや物足りない印象を受ける。
こうなると、これまで経験したことのないレベルの田舎をなるべく早く試してみたいものである。移住先を選ぶ上でのキーワードは、
日本の歴史文化
その土地での職(都心へ通勤しない前提)
子育て世代支援政策
キーワードに子育てを入れるのはなかなかいいアイデアではないだろうか。これ自身が私の世代(30代前半)にとっては非常に重要な指標であり、同時に、これが充実しているということは必要最低限の治安、生活利便性にも期待できるだろう。
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