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本という名刺

自己紹介の次の更新は本について。

私は本が好きです。読書家…とまではいかないけれども、物心ついたときから本の世界に浸る時間が好きでした。文字の羅列は、日常の奥行きを広げたり、知らない世界を見せてくれたり、そっとさりげなく寄り添ってくれたりする。


人に好きな本を聴くと、その人のことをちょっぴり知れた気がしませんか?私にとっては、エピソード付きの名刺みたいなんです。

ヒューマン系が好きだから優しい人、ホラーが好きだとミステリアスなのかな?…という単に表面的なカテゴリーで見るのではなく、その作品の言葉尻だったり、温度だったり、リズム感がものさしになるのかな。

私の知り合いの(大好きな)ライターさんは、毎年誕生日に本を贈ってくれます。ギフトされた本を読むと、この人から見て今の私の心情はこのように映っているのかぁ…と本が他人から見た鏡になったりする。この感覚や気づきは自分では持てない視点だったりして面白い。
ギフトしてもらった本は、なんだかサプリみたいに身に心に沁みるのです。

なにより、自分の顔を思い浮かべて選んでくれたと思うと愛しくてたまらない。

その体感がとても心地よかったので、私も大事な人には本を贈るようになりました。実際に贈ってみると、思った以上に選ぶのは難しい…。でも真剣に相手を想う時間が楽しかったり、笑顔で本の感想を語る相手を見ると、ものすごく嬉しい…。


さて、そんなわけで私の好きな本も数冊紹介したいと思います。(プチ自己紹介)


本日は、お日柄もよく 原田マハ
言葉がもっと好きになる本。伝えることの本質に触れられる作品です。
(私は人前で話すのが大の苦手でしたが、この作品に出会ってから、捉え方が変わりました。日常の会話からビジネスまで役立つノウハウが多々あると思います。)
そして私は原田マハさんの作品が大好きです。他にも素敵な著書が多いのでぜひチェックしてみてください。


るきさん  高野文子
肩の力が抜けて、ふふっと口角があがる本。
大好きな菊池亜希子さんがおすすめしていて手に取りました。

お守りのような存在で、
いつもストックしておいて
ひょいと友達にあげたりしている
菊池亜希子

という彼女の言葉そのまんま。
好きな人の好きな本は間違えないですね。


ボールのようなことば  糸井重里
ホットココアみたいな本です。詩的で哲学的。そして何より優しい。
大事なものは案外近くにあるんだなぁ…なんて思ったり。
3巻まででてます。私は全て揃えてリビングの本棚へ。


まだまだ沢山あるので、それはまた今度。


皆さんのことも知りたいので、好きな本教えてくださいね。

前回の自己紹介記事。コメント、いいね、ありがとうございました。
ちゃんと届いてるんだな、伝わっているんだな、と安心しました。

(すき)


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