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AI時代のエンジニア これから求められるスキルは?

AIの進化とビジネス革新:サイバーエージェントが描く「未来のエンジニア像」というテーマで、「今までとこれからで、エンジニアに求められる『スキル』の違い AI時代のエンジニアの未来と生存戦略のカギとは」の記事を読んで感じたこと、考えたことを書いていきます。


最初に、私の解釈を一枚の絵にしたものがこちらです。

経済産業省の「IT 人材の最新動向と将来推計に関する調査」では、

IT 人材の需要と供給の差(需給ギャップ)は、需要が供給を上回り、2030年には、最大で約 79 万人に拡大する可能性があると試算されている。

という記載がありますが、生成AIの進化により、この予測に変化が生じるかもしれません。

ログミーの記事では、下記のように記載されています。

ソフトウェア開発の工程において、30パーセントから50パーセントぐらいはAIが補完する。特に、補完する可能性は下流工程ほど高くて、ジュニアグレードのエンジニアほど相対的に価値が低下するんじゃないかと思っています。

AIによるソフトウェア開発の変革

最近、生成AIを活用することで、ソフトウェア開発の工数を大幅に削減できると感じています。日本の開発現場ではまだAIの活用が進んでいない印象ですが、一気に変化が来る可能性もあります。

詳細設計、プログラミング、テストの下流工程ほど保管される可能性が高いのであれば、上流工程ができるエンジニアが今後ますます重宝されるようになります。

そして、以下のソフトスキルの重要性が増しています。

①問題解決能力
②柔軟な思考と適応力
③高いコミュニケーション能力
④チームワーク・協調性
⑤ビジネス理解力

ソフトスキルの重要性が増す時代へ

ソフトスキルはエンジニアの年収アップのためにも重要で、今後書いていく記事でも、そのコツを伝えていきたいと考えています。

世の中の変化に柔軟に対応し、学ぶ姿勢を持ちながらお客様のシステムの利用シーンをイメージできて課題を抽出し、チームを引っ張りながら課題解決ができる人材は、ますます市場価値が上がり、2極化が進むと思われます。

今後のキャリアプラン

一人前のエンジニアと、そうでないエンジニアでキャリアプランが変わってきます。

まだ一人前ではない場合、システム開発の全体の流れや基礎的な内容を早急に習得することが重要です。

サイバーエージェントでは、「成長産業に身をおくべき」、「最速で一人前になること」と述べています。

プログラミングを全く経験していないのに基本設計やシステム開発の推進を行うのは難しく、本質的なことを理解していないままAIでアウトプットしても良し悪しが判断できません。基礎的な知識や経験を早期に身に付けることは非常に重要です。

次に、既に一人前のエンジニアであれば、上記で挙げたソフトスキルを伸ばしつつAIの活用を進めることで、さらに良いキャリアが築けると思われます。

まとめ

生成AIの進化はソフトウェア開発の現場にも大きな変革をもたらしています。エンジニアはAIを活用しつつ、より高度な問題解決能力やコミュニケーション能力を磨くことで、市場価値が高まっていくと思われます。


あとがき

私事ではありますが、今の会社では有休消化期間になりました。
有給休暇を数年間あまり取得しておらず、なんと50日以上も残っており、来年の2月末まで有休です🎉🎉

今まで頑張った自分のご褒美として、「やりたい!」、「面白そう!」と思ったことをどんどんやっていきたいと思います。

生成AIや行動経済学が面白くて全然時間が足りないと思っておりますが、この歳でも新しいことを学べる時間や環境があることには非常に感謝しております。学んだことはアウトプットしていくつもりなので、今後もよろしくお願いいたします!
では、また次回!

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村田 裕樹
最後までお読みいただきありがとうございました! サポートもうれしいですが「スキ」をしていただけると大変励みになります!!