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集積することで、力になる

ここのところ、自分の言葉を「言語化する」。
または、「マンガ化する」ができていなかった。

なので、久しぶりに今日は文章の方(エッセイ)を再開してみます。
言語化する筋肉が鈍っていたので。

・・・

いきなりですが、『積小為大(せきしょういだい)』って言葉をご存知だろうか? 江戸時代の農政家・思想家である「二宮尊徳」の言葉です。

積小為大:小さい事が積み重なって大きな事になるから、小さい事をおろそかにしてはいけない」

いわゆる「塵も積もれば山となる」的な。

で、なんでこんな言葉が出てきたか。

僕は3年前、いきなり「まちづくり」とか「地方再生」文脈の仕事に足を突っ込みました。

↑今、僕は主にローカルメディアの運営をやっています。

・・・

それまで、「まちづくり」って議員さん、社長さん、役場に勤めている人たちなど。自分の知らない、どこか遠い話に思えていました。

でも、南伊豆町で関わるようになって、町のサイズ感もあるかもしれませんが、自分がやったことが何かしら町と繋がっている実感があります。

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自分が発信したことが、誰かの目に留まり、町に関心をもってもらえる機会を目撃して、そう思えてきたのかもしれません。

それもあってか。この3年ほど地域再生関連の本を読むようになって、いろんな人から影響を受けています。その中の一人が、木下斉(きのした ひとし)さんです。

木下さんは、高校一年から補助金に頼らない地方事業開発をされている方です。著書『地元がヤバいと思ったら読む凡人のための地域再生入門』『地方創生大全』など書籍も多く執筆されています。

その中で、今日はnoteの記事から抜粋。

ー 目的地になる飲食店は大きな行政計画よりも、着実に地域に力を与えます。そしてそれが集積していくと、本当に地域産業構造すら変えてしまう力を持っていて、工業と違い「その地域から移動しない」ものでもあります。その地域でとれる農作物などを中心に提供されるものだからです。(一部抜粋)

つまり、一つのお店が、地域を変えることだってある。一つの発信も、集積すると力になって、変化が生まれていくってことだと思うんですね。

※こちらの記事は有料なので、詳細はぜひ記事を購入してみてください。

ただ・・、一つのお店が町に影響するのは確かですが、それだけでは弱いみたいなことも書かれていてー。

ー 1つだけでは駄目なのです。複数あり集積していくと、それは産業になるのです(本文より抜粋)。

本当それそれ!と思いました。

以前イベントで登壇していただいた、熱海の市来さんも同じことをおっしゃっていたんです。

小さな点と点が線になって面になる。最近打った点の宿「ローカル×ローカル」を、どう周りの点を結べるか。

集積をつくりたい。そんなことを考えています。

あ、南伊豆にも目的地になる飲食店、あるんです。

小さな宿&レストラン「しいの木やま」。

南伊豆新聞で取材もしているので、ぜひこちらも読んでみてくださいね。

あ、うちの宿「ローカル×ローカル」もよろしくです。


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