見出し画像

「絶滅危惧種」解題NEMURENU48th



今回のテーマは「絶滅危惧種」。絶滅寸前の脆さ儚さがまさに本会には相応しいテーマと言えましょう。絶滅が危惧されているムラサキでございます、皆さんご機嫌よう。

細々と長期に渡って継続中のこの企画も今回で48回、つまり四周年でございます。
四周年だ、スペシャルだ、企画だ、お祝いだ、と本来であれば派手に沸き立つ所でしょうが、いつもと同じく私が半死半生。全く気力が湧きません。
例えて言うなれば、砂浜に打ち寄せられたワカメ。動物園の象の園舎に積まれた藁。
ええ、そのような。

祝辞を書き連ねる気力が無い代わりにボヤキがいつもの倍量でございます。

と、冒頭からボヤキを書き連ねる四周年祭。そんな事で良いのか。いや、そんな訳にもいきますまい。ガンバレワタシ。

血反吐を吐きながら筆を握りしめ、祝辞をご紹介致します。

眠れぬ夜の奇妙なアンソロジーの皆様、この度は企画の四周年おめでとうございます。
四年の間に積み重ねられた作品の累加と星霜に改めて敬意とお祝いの言葉を贈りたいと思います。

山根則夫(国民スタア)

国民スターの山根則夫さんからのご祝辞でございました。

ありがとうございます。

それでは血みどろのご祝辞も披露された所で、いよいよ今月も眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー(nemurenu)の幕開けでございます。


目次



01 小説「分類」くにん
02コラム「アフターマン感想」マダカン
03小説「クローバー」六井象
04コラム「UMAの素」UMA CREW PROJECT
05コラム「関所の湯」怜久井絵夢
06小説「うしとらパンケーキ」拙
07小説「舌滅貴愚手の子守唄」としべえ
08小説「リハウスとパエリア」朝見水葉
09小説「オキノタユウ」海亀湾館長
10小説「分類の理由」くにん
11マンガ「普通で世界が滅んだまんが」
12音楽「タイトル募集」ノート


解題


01 小説「分類」くにん


今月の第一番はくにんさんから。この作品はくにんさんの作品史上最も実験的な作品です。
今回のアンソロジーのテーマが「絶滅危惧種」と発表されたすぐ後に本作品が発表された訳ですが、度肝を抜かれた方が多かったろうと思います。本作品が言わば前編で、後編に当たる部分が後日に発表されて二度吃驚ですね。後編の解題はまた後ほど!

02コラム「アフターマン感想」マダカン

言わずと知れたアフターマン。5000万年後の地球では人類は滅亡しており、野生動物達が我世の春を謳歌しています。
5000万年の累積が幾度の進化となって、野生動物達の姿は人間の知るものとはすっかり異なるものに。
という、奇書です。怪獣図鑑です。
ページをめくると現れる怪獣(未来動物)の姿に心が躍ります。ベストセラーなので、誰もが知っている本ですが、児童書版も出ていたとは存じませんでした。子供向けの方が、フィクション性が高まって世界観に没入しやすい気がします。

ちなみに、調べてみると「アフターマン」ってNHKの「みんなのうた」にもなってるようです。図録に紹介された未来動物達が可愛いくデフォルメされて、踊っている、動画のようですが、残念ながらネット上では画像のみ。動画は公開されていないようです。

画像はネット上からの借り物です。

人類絶滅後に現れたトラウマ級の奇怪生物が集まってニコニコしているのが、狂気です。
「地球万歳アフターマン」
そんなに人類を根絶させたいのでしょうか。

5000万年という時間軸ではあらゆる生物が絶滅危惧種ですね。
この記事を書かれたマダカンさんはピクシブでイラスト、漫画を発表販売している絵師様です。紹介される画像点数が多く、また感想も内容に厚みがあって大変充実した紹介文となっております。読んだような気になりますし、実際に読みたくなりますね。

03小説「クローバー」六井象

暗喩短編の六井さんです。
世界で最後の一本となった四葉のクローバー。
四葉のクローバーが絶滅に瀕しておりますが、それより以前に人類が死屍累々。死に絶えてしまったようです。
その血を啜る四葉のクローバー。もしかして、人類は四葉のクローバーを相手にラグナロクを起こして死に絶えたのでしょうか。勝者は四葉のクローバー?最後の一本となった四葉のクローバーは人類の生き血を啜り、どのような怪物に変じていくのでしょう?
なんとも恐ろしげなお話が、こんな超短編にまとまっている。
面白いですねえ。

04コラム「UMAの素」UMA CREW PROJECT

UMA CREW PROJECTはUMAをモチーフにしたアプリを提供しています。
UMAのイラスト、読み物、UMA系映画の紹介、社交場などのコンテンツが楽しめます。まさにUMA好きの為のアプリですねえ。
UMAって昔は怪獣って呼ばれてましたよね。
ネッシーというのは愛称で、この怪物は長らくロッホネス・モンスターなどと呼ばれていました。ネス湖の怪物。モンスターを訳せば怪物、怪獣です。

モンスターの言葉は妖怪、幻獣、怪物、怪獣など広範に用いられるため、キマイラなどの伝説の幻獣とロッホネス・モンスター、フランケンシュタインなど文学上に生まれた妖怪が全て同じ括りになってしまいます。

そこでモンスターの中でも現在、存在すると信じられる生物的怪物に未確認動物の語を当てて、その頭文字を取ってUMAの語が作られました。1976年、語の考案者は動物研究家の実吉達郎です。
現在は海外でもUMA的怪物群はMonsterから切り離された一ジャンルとして定着し、クリプティッド(隠棲動物)と呼ばれています。


私の子供の頃の愛読書「小学館 怪獣のふしぎ」

この本の中にシーラカンスが紹介されていて、いわゆる「生きた化石」も「怪獣」扱いになっていました。
確かにロッホネス・モンスターは首長竜の生き残りという説が濃厚に主張されていましたので、シーラカンスもUMAと同じジャンルとして扱えなくも無い。
その他、絶滅したとされるニホンオオカミも扱われていたような。
本書は、世界の怪獣は古生物の残存だ、という姿勢が貫かれていたように思います。
未確認動物と絶滅危惧種は近縁に当たるという事ですね。

「シーラカンスが絶滅の危機」

この度、ご紹介するUMA CREW PROJECTさんの記事はUMAと同定される古生物について取りまとめたもの。

絶滅した古生物が今も生きているかもしれない。
夢がありますねえ。

未発見の新種の生物が見つかるよりも、絶滅されたとされる古生代の生き物が発見される方が夢があるかもしれません。
UMA CREW PROJECTさんの記事はロッホネス・モンスターのようなメジャーのUMAからマピング・アリといったあまり聞き馴染みの無いものまで紹介されるマニアックさ!

メガテリウムが近年まで生きていたのではないか、という話は何処かで読んだ事があります。
多分、コレです。

もしくはこれ

私の古生物誌―未知の世界 (ちくま文庫)

https://www.amazon.co.jp/dp/4480023283/ref=cm_sw_r_apan_i_QEGNECV33M581QBFXVTZ


05コラム「関所の湯」怜久井絵夢


珍景収集家の絵夢さんによる、絶滅危惧的ロボットの紹介記事です。
昔はこのようなロボットが各地の観光地には沢山おりましたが、すっかり最近は見なくなりました。
あれらのロボット達は何処に消えたのか、と不思議に思っていましたが、その答えがここに。

壊れて廃棄されたんですね。

絵夢さんが紹介された温泉仙人様は壊れているのに廃棄されないという希少種です。

聖遺物ですね。

しかし、温泉施設自体が閉館されてしまうようで、このロボットもとうとう廃棄される事が決定。

今、全国にどれほどの観光ロボットが現存しているか分かりませんが、絶滅してしまう日は遠からず。昭和の遺物が無くなっていく事は昭和人にとっても寂しく思われます。

絵夢さんの記事には温泉仙人の在りし日の姿が動画でご紹介されていますが
壊れて動けなくなった今の姿と、喋りすぎ、動き過ぎな往年の姿のギャップが大きくて微笑ましいです。

温泉仙人の声はドクロベエ様、ぶらり途中下車の旅のナレーターを務めていた滝口順平さん。
喋る姿に「ぶらり感」が濃厚です。

06小説「うしとらパンケーキ」拙

前回からの続き。流石に2ヶ月も書けば終わるだろうと思ったら終わらなかったんですよ。

それはそれとして。

かおもじくん「絶滅危惧種」

顔文字文化は絶滅に瀕している、というか絶滅?しましたよね?
「かおもじくん」今後どうしよう?
かおもじくん(頻度的に年に1回連載)は来年の何処かで発表予定。今回、最終回と書きましたが、顔文字文化の奇跡の生還はありますかねえ。

07小説「舌滅貴愚手の子守唄」としべえ


としべえさんのエッセイ、コラム、私小説。ジャンルの特定しにくい野風増小説です。放浪の旅人、としべえさんの自由の持ち味が遺憾無く発揮されておりますね。

途中に貴種流離、という言葉が使われておりますが「貴種流離譚」とは伝承、民話説話の一形式。高貴の身分の者が放浪して成長を遂げて帰還する物語群を呼びます。
貴種流離譚の典型として、「三つのオレンジ」という民話があります。
王子様が理想の花嫁を探して旅する話。王子様は途中に出会った老婆に理想の花嫁はオレンジの中にいる、と教えられます。山頂に行き、オレンジを割ると中から美しい娘が現れましたが、すぐに乾涸びて死んでしまいます。二つ目のオレンジも同じく中から現れる娘はすぐに死にます。三つ目のオレンジは泉の傍で割ったので現れた娘は死なずに済みました。
しかし、王子が娘をお城に連れて帰るまでに娘は悪い魔女に魔法をかけられて金の鳩に変えられてしまう。娘に成り代わり、娘のフリをする魔女は醜く汚い。王子は結婚を反故にしたいのですが、約束を破る事は許されません。渋々結婚式が始まるのですが、そこに金の鳩が飛んできて、偶然呪法が解かれて魔女の悪事が露顕。王子は無事に娘と結婚する事ができました。
過渡期の王子は旅に出て、自らの失敗を乗り越え、世の悪意と対峙して無事に一人前の大人になっていきます。

放浪と帰還は対の概念で、旅人には帰るべき家がある。
或いは家となる土地が出来る。
創作は砂漠の中から言葉を拾うあてどのない旅のようなもの。
本企画もまた、旅人にとっての家となれるよう努めていきたいと思います。

08小説「リハウスとパエリア」朝見水葉

朝見さんの小説。以前に書いた感想かもしれませんが、朝見さんの小説は出来事の輪郭をなぞらずに、ひとつの事象を光と影で捉えて、光の当たる部分を選んで描写する。影は書かない。描写する事としない事が半々の印象派の絵画のような表現をします。
今月の作品は、女装という隠れた性癖に目覚めた美容整形外科医が鍵盤楽器(エレクトーン)を弾き語るアーティストとしてデビューし、堂々の舞台に立つ話。
使命を感得した外科医が颯爽と舞台に現れる姿が印象的です。
舞台のひとつは駅地下の広場であったりするのですが、それはさながらライトの眩しい大舞台のようで、暗闇の客席には固唾を飲んで多くの観客がいるかのよう。成功、とは光の当たる舞台と満員の観客で埋まる暗闇の客席という光陰で出来ています。
その光陰の舞台に立つまでの物語は、前出としべえさんの示唆する貴種流離譚のようです。
ドラマチックですね。

09小説「オキノタユウ」海亀湾館長

今月のテーマは「絶滅危惧種」。つい私も横道に逸れて、絶滅危惧種に真っ向から取り組む事は出来ませんでしたが、絶滅危惧種の問題に正面から取り組んだのが海亀湾さんの小説です。
人文学的問題に取り組もうとした時に、表現形式は時にサイエンス・フィクションの形式を取りますが、この度の海亀湾さんの小説も、問題を明確にするためにSF作品となりました。
主人公の女学生が図書館で絶滅危惧種である「オキノタユウ(アホウドリの別名)」について学ぼうと、本を読みます。この図書館にあるのは旧式のバーチャルリアルの書籍で、本の内容は視覚と聴覚に変換され、少女はまるで自らが撲殺されるアホウドリになったかのような読書体験をする事になります。
「もしも、絶滅危惧種の諸問題について人類が真剣に学び取り組むとしたら」
というテーマによって構築されたこの旧式未来図書館は、物語の面白さとしても、作品テーマの深さとしても、非常に効果的に描写されています。
人類は人類が絶滅に追いやった野生動物達の経験を追体験するべきかもしれないですね。

10小説「分類の理由」くにん


今月のアンソロジーの冒頭はくにんさんの超短編で幕を開きましたが、締めくくり(文芸作品の)もくにんさん。
前編となる超短編の解答編がこちらになります。
絶滅危惧種、のテーマを扱う時にどうしても人類の宿業がクローズアップされ、自然からの報復的、人類への懲罰的なディストピア作品が多く生まれます。

マダカンさんのご紹介した「アフターマン」も、人類が滅亡している事が前提の世界です。
野生動物達が健全に暮らして進化を遂げて行くためには世界の異分子たる人類は邪魔なんですよね。

と、絶滅危惧種をテーマにすると、ついつい人類は絶滅しがち。
これはくにんさんの冒頭作品にも示唆される所ですが、科学小説を得意とするくにんさんの考察はそれだけに留まりません。
絶滅しがちな人類の、更にその先に物語は展開していきます。

海亀湾館長さんの今月の小説は絶滅危惧種というテーマに正面から取り組んだ作品でしたが、くにんさんの小説もまたテーマに深く取り組まれた作品でした。
(私の小説はテーマから逸れてしまってスミマセン。絶滅種と絶滅危惧種と将来的絶滅危惧種の皆様にお詫びします)

テーマが発表されるや、即座に超短編の伏線を放り込んだくにんさんの意欲作。大変読み甲斐がありました。

くにんさんもアンソロジーの創設メンバーとして四年間、ほぼ毎月、文芸作品を発出してきた訳ですが、これまでを振り返る記念碑的作品として、くにんさんの人間観が込められた作品であると思います。

11マンガ「普通で世界が滅んだまんが」ののもとむむむ


昨今のヒューマニズムは「辛い時は無理しない」が通説となっております。
ののもとさんの本作は神様である女の子が地球担当になって、ブラック職場で過重なストレスを蒙り、とうとう仕事が出来なくなる、というお話。
神様とは言え女の子ですから無理はさせられません。いや男女老若に関わらず無理はいけませんが。
地球は滅亡しますが、是非いたわって、次の惑星管理は順当に出来るよう養生して頂きたいものです。
と、なにやら感想も不穏当ではありますが、諸問題とは一様にひとつの道徳で取り扱えるものではなく、他視点が絡んで倫理の相克が複雑なものなんですよね。
そうしたブラックの視点が効果的なとても面白い作品だと思いました。
地球というそのものが、神のみぞ知る壮大な運命の中で絶滅に瀕している訳です。

12音楽「タイトル募集」ノート

最後はノートさんの曲で。
ロシアによるウクライナ侵攻が開始された時にノートさんは自身の曲の数々をロシア語のタイトルを付けて発表しました。
その中にあったのが本曲です。
私も最近はnote.comにログインできる機会が減り、中々皆様の作品を巡回出来ておりません。それで、ノートさんの本曲も発表後の2ヶ月経って初めて聴いた訳ですが、中々の、かなりの、恐ろしい程の神曲で、戦慄と致しました。
ノートさんは弾き語りが多いので、ギター以外の音が加わる事が珍しいように思いますが、これは編曲されていて、暗い曲調ながらマイナー調が心臓を鷲掴みにする大変に力強い作品。
この曲はもっと世に出るべきだと思います。
タイトル募集中との事で、タイトル候補に応募してみてもよろしいのでは無いでしょうか。
ノートさんの名曲は沢山ありますが、本曲も他と同じく比類無き名曲です。ノートさんは比類無き名曲メーカーです。
ウクライナ侵攻がテーマになっていると思われますが、戦争もまた生き物を絶滅に追い込む人類の宿痾です。

と、いう事で絶滅危惧種の12編でございました。
地球史の中の過去と未来の接点に我々は生きております。
人間に生死があるように、生物種にもまた生き死にがあって、新たに生まれる新生物もあれば死に絶える絶滅種もある。全ては歴史の揺籃の出来事です。
幸福な生とは、友愛の中にある。食物連鎖という自然界の殺戮の中でも生物種が絶滅に追い込まれる事は稀有であり、自然界の殺戮は本能と習性による必要最小限。満腹のライオンが地に伏して、周囲に草食動物たちが安穏と草を食む光景もある訳です。我々を含む生物種が友愛の中に生きる事が出来ると良いですね。そしてまた我々自身もひとりひとりが絶滅危惧の中にある。我々にもまた友愛を。どうか地球が友愛で満たされますように。

新たな講評システム

新たな講評システムを作りました。
ちょっと試してみて!

各作品に当てられた講評は私が作者様に直接お届けします。寄せられた講評の公開はしません。

講評は匿名で行われます。システム管理者の私にも講評者は特定出来ません。感想欄は任意の入力なので、素性を隠して応募ができます。是非忌憚ないご意見を。


最後の送信ボタンは必ず押して下さい。

講評システムは作品評価(黒山羊)と感想(白山羊)、カルト作品用評価(青山羊)の3種類があります。

黒山羊郵便局…作品への評価。「物語性、世界観、登場人物、読者への働きかけ、技巧、構成」などの各項目に評点を加えます。文章修行をしてみたい方は受け取りをご希望されると、親切な方が講評してくれます。

(黒山羊郵便局で講評する方法)
講評したい作品をひとつ選んで、あとは各設問に入力して下さい。
複数の方に講評したい方は、何度でもフォームに投稿が出来ます。


白山羊郵便局…作品への好きの度合いと感想(自由記述)のみ送る事が出来ます。
見て頂くと分かりますが、白山羊郵便局は黒山羊郵便局の最後の設問だけ抜粋したものです。
複数の方に感想を送りたい方は何度でもフォームに投稿が出来ます。

青山羊郵便局…黒山羊、は「面白い小説」を作るための一般的な要素に自作品が適合しているかどうか尺度するものなので、そのような一般的志向から外れてB級を信条とする方にはあまり参考にならない。青山羊郵便局はB級志向の作者のための講評フォーム。自作品のカルト的評価が分かるかも。

今回は全作品をリストにしましたが、次回は講評を受け取りたい方の符牒を決めたいと思っております。
「#黒山羊派、#白山羊派、#青山羊派」など、ハッシュタグの付いた方のみ、フォームのリストに加えるなど。講評されたくない人もおりますしね。

・自己研鑽、文章修行をしたい人…アンソロジー応募時に「#黒山羊派」のハッシュタグをご利用下さい。自分の作品に何かが足りないと感じている方はヒントを得ることが出来るかも。

・愛に飢えている方…アンソロジーに応募時に「#白山羊派」をご利用下さい。作品への反応を窺い知る事が出来ます。回数を重ねる事で、評価の高かった自作品が見つかります。

・B級志向の方…NEMURENUは一般的感性に依拠しないB級、マニアック、カルトな作品を推奨しています。「#青山羊派」をご利用下さい。自作品のB級、カルトなストレングスが見つかるかも。

・他者からの評価を要しない方…黒山羊、白山羊のハッシュタグを用いないことで評価をされる事から免れます。

今まで「互選」「コメント師」方式で行われていた応募作品の中での相対評価では無くなりましたので、評価者はアンソロジーの全ての作品を読む必要がありません。
という事は、作品を応募した作者が解題がまとまって講評フォームが公開された後に、自分のフォロワーに作品を読んで講評して欲しい旨を伝える事も出来ます。フォームはnoteユーザー以外も応募出来るので、Twitterなどで告知すれば、外部のフォロワーからの感想も得る事も可能です。スキの数やコメント欄からは推し量れない作品への反応を知れるかも。
フォームに直接リンクを貼るなどしても良いんじゃないかと思います。


フォームの入力締切は5月末日。寄せられた講評、感想は6月初旬に直接作者様にお届けします。
送る前に受け取りを希望するか確認します。

フォームに不具合あったら教えて下さい。



次回アンソロジーテーマの決定

アンソロジーのテーマは皆様からの投票で決定されております。
次回(2022年6月号)テーマ決定の投票は5/10 18:00まで

※もしかしたら本企画を隔月化するかもしれません。

フォームが表示されない方はこちら


次々回テーマの募集

次々回のテーマの候補を募集しています。お気軽にご投稿ください。

本企画は隔月化するかもしれません。

フォームが表示されない方はこちら

広告


としべえさん、くにんさんも参加しているNEMURENU初の同人誌「イロドリ」はNEMURENU公式ショップで販売中です。

NEMURENU Tシャツ売ってます!


NEMURURENUの沿革

時々更新、NEMURENUの沿革です

https://note.com/preview/n18fdb06fa6b5?prev_access_key=1f0de047387704489abd4385b267b935