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「お客様の中に神様はおりませんか」NEMURENU60th

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文芸ネムレヌ第60回!企画もとうとう還暦です。これ、一体いつまで続くんですかねえ。教えて神様!半死半生で7年目に突入です!テーマは「お客様の中に神様はおりませんか」です!
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記事一覧

二十世紀の街角で

短編小説 ◇◇◇  新宿は田舎者が集まるところだと誰かが言っていた。なるほどな、だからこ…

海亀湾館長
3か月前
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宝石商もきちんと知ろう。消費者事件の歴史と消費者法

最近ではYOUTUBEやオンラインサロン、clubhouseなどさまざまなメディアが登場したため、 過去…

ラリアット

1 絹枝は、娘の亜子の復帰戦に居合わせて、新たに単語をひとつ覚えた。ラリアット。それは亜…

朝見水葉
3か月前
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ドラッカー5つの質問②「われわれの顧客は誰か」

ビジネスにおいて最も重要な顧客について考えていこうと思います。極端な話、顧客によって会社…

よしずみ
4年前
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「修理する権利」とは?

2023年1月22日加筆 1. 今、道具をつくること 道具の歴史 ヒトは他の動物と比べて、取り立て…

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【短編小説】タヤの神様はどこに居るのか

     Ⅰ グレゴリー 「やれやれ、疲れた……」  重い木戸を勢いよく押し開け、大柄な…

くにん
3か月前
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チェコの民俗学者カレル・ロズム

中欧や東欧の聖バルバラの日について調べていたある日、画像検索でとても気になる仮面装束の図版を見つけた。一体誰が描いたものなのか。今回は探偵気分でネットを彷徨いお目当ての図版が載っている本を手に入れたお話し。 ◆この図版の作者は誰?この図版を初めて目にした時、民俗学云々よりも暗くてちょっと不気味で霊的な雰囲気に心惹かれた。どうしても作者が知りたくなり画像検索をしてみると Pinterestとtumblerにピンされた画像ばかり。どちらかのリンクを踏むとどちらかに飛ぶ……その繰

[0円小説] ひとりぼっちの神さま

昔々あるところに…… 「昔々あるところに?」 神さまがいらっしゃいました。 「神さまがい…

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短篇小説『ゴールドフィッシュ・ブギー』(6/9加筆)

 金魚鉢の街で。  すこし肌寒い水。今日は。  結婚式だろうか葬儀だろうか、忘れてしまっ…

武川蔓緒
4か月前
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オスカー・ワイルド『サロメ』界隈をあるく|西洋絵画も交えて

最近、フランス象徴主義つながりで、『サロメ』を再読(佐々木直次郎訳&平野啓一郎訳)したと…

黄泉比良坂墓地太郎事件簿「墓地太郎、死す」

(目次) あらすじ Z都S区大牟婁町にある黄泉比良坂探偵事務所。その所長である黄泉比良坂墓…

ムラサキ
3か月前
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