中学生の恋

中学生だったころ
子どもだけど子どもじゃない
大人じゃないけど大人にならなきゃいけない
そんなあいだの世界にいたころ

そんなころの恋の話。
体育館での集会のとき、ななめ前の方に他クラスだった好きな人がちょうど人と人との間にみえて。ふとそのななめ横顔を盗みみたりして。 笑ってたり、寝てたりしてるのみてどきどきしてた。

自分の恋の応援ソングというかイメージソングというか、私のなかでそんな曲があって、ずっと聴いてた。みんなでカラオケにいったときも歌うとき頭んなかは好きな人のことでいっぱいだった。
そんなくさいことしてたなんて知られたくないけどね。いまだにその曲を聴くとあの人のことを思い出す。

結局片思いのまま終わっちゃったけど、今でもきらきらしたまま私のなかで残ってる。ま、思い出は美化されるものですけど。恋してたなあ。

なんだかそろそろ時効なんじゃないかと思ってこの恋をかたちにすることにした。次の恋はいつだろう。


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