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【読書記録】暗号技術入門

今度、安全情報確保支援士の試験をうけてみようと思っていてその前段階として、この本を買ってみました。
いくつかのサイトでお薦めされていたので。

暗号の歴史や仕組み、認証、乱数や応用技術まで幅広く扱っている本です。400ページ以上あるのですがわかりやすく、読みやすかったです。(とはいえ、半分くらいしか理解できなかった・・。)
今まで暗号を使ったり、暗号の名称は知っていても、どのように暗号化しているかまでは知らなかったので、この本で学習することができました。
章末、巻末に問題がついていて復習できるところもよかったです。
試験では、ここまで詳しい内容は出ないかと思いますが、読み物としても面白いのでおすすめです。

以下、メモ(引用含む)

秘密の暗号アルゴリズムは使うな
公開されていて、強いとされている暗号アルゴリズムを使う
弱い暗号は暗号化しないよりも危険である
「暗号」という言葉で、「誤った安心感」が抱かれる為。
どんな暗号もいつかは解読される
すべての鍵をしらみつぶしに試せば解読可能。
暗号はセキュリティのほんの一部である
プログラムで生成される乱数に、暗号学的に安全なものとそうでない物がある
PHPだと、mt_randは安全ではない、random_int()は安全

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