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情報活用能力育成のために

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学校では、1人1台の学習端末が導入され、社会では、デジタル人材の育成が求められています。 キーボードを使いこなして、自分の考えをスムースに入力する力の育成が求められています。
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キーボードの「打ち方」の提案

キーボードが文房具に私達は学習端末が「文房具」になる新しい時代にいます。この時代に向けて 文部科学省は、小学3年生、4年生から文字入力を指導する計画です。            参考1:「教育の情報化に関する手引」  また、その文字入力の指導は、先生に期待されています。 「文房具のように端末を普段から活用して文字入力の経験を積み重ね、多様な文字の入力方法について教員がサポートしていき、文字入力の速度や正確性を高めることが重要だ。」  参考2:令和3年度の調査結果の報告より

**ホームポジションの大切さ**  指は、ホームポジションから動かし、押したら戻す。正しい文字入力が身につく

キーボードでの指の構え方ホームポジションには、軽く触れる (上から) 指は、図のようにホームポジション(ASDF JKL;)に構えます。 ホームポジションのキーには、軽く触れます。 ホームポジションには、軽く触れる (横から) 横から見た図です。キーには、軽く触れています。 ホームポジションから操作する動画ホームポジションに指を構えて、正しい練習をしている動画です。 撮影時、小学5年生です。 手本を見て練習する基礎練習、日本語入力システムを使う実践練習の 様子です。デ

**** 手や指の構え方 **** タイピング練習がうまく進む構え方

ホームポジションには、軽く触れる よくない構え方   指が浮いていると、無数の位置から、キーを目指すことになり練習   の効果が悪くなります   一方、ホームポジションに指を軽く触れて、そこから指を動かすと   指の動きは、1つになります。これが、ホームポジションに指を置き   かまえる効果です。   一方、ホームポジションに、指を軽く触れると、少し力が入るだけで、    キーを押してしまいます。   キーを押す時に、ホームポジションに構えた指で、キーを押すことも  

キーボードをよく見てみよう 

キーボードのキーは、斜めに並んでいます。 キーボードのキーは、斜めに並んでいます。 fのキーの上に、rとtがありますが、rは、左上、tは右上です。 このように、キーは、斜めに配置されていることを知ってください。 rとtの「打ち方」 キーボードのキーの大きさは 標準のキーボードは、19ミリ ボタンの幅が、19ミリが標準です。  1人1台学習端末のキーボードは、17ミリと少し小さな物があります。 キーボードを置く位置は ホームポジションに指をおいて、G と H の真ん中

基礎練習と実践練習

基礎練習キーを押す指の手本で練習します。基礎練習と呼びます。 実践練習日本語入力システムを使って、文字を入力する実践的な練習をします。 実践練習と呼びます。 A を押せば あ 、I を押せば い が入力できます。 「あい」は、未確定なので、Spaceキーを押すと「愛」に変換されます。 ここでは、Enterキーが、「確定」と「改行」として使われること 「確定」状態でSpaceキーが、「間隔」として使われることをまなびます。 「あいうえお」の実戦練習の操作方法を先生の代わり

ローマ字入力練習 目次

次の表で、ローマ字入力を練習します。  ローマ字入力で使う アルファベット21字の指の動かし方を練習します。   A B D E G H I K L M N O P R S T U V W Y Z を   「ホームポジション」「人差し指」「中指、薬指、小指」に分けて、    指ならし(指の動かし方)の練習をします。 クリックして下さい 指ならし(指の動かし方)の練習   指ならしの練習の次は、  50音の練習に進みます。 「①あ・や行」「②かさたな」・・・をクリックして

考えるスピードで打ちたい

芦田愛菜 タイピング「芦田愛菜 タイピング」の検索で次のページがヒットします。 <<芦田愛菜、大学での目標は「パソコンのスキルアップ」タイピング能力向上>> 今春から大学生に。大学でチャレンジしたいことを問われると「パソコンのスキルアップ」とし 「タイピングをしなきゃいけない機会が増えた。なかなか考えたり、言葉にしたりするのと同じスピードで打てるようなるには時間がかかる。もっと早く打てるようになりたい」と意気込んだ。                引用:2023-09-05

練習が続かない理由 

次のような練習は辛(つら)いです。 タイピング練習が続かない理由です。 ホームポジションに指を置いて、押すキー、押す指をイメージして 指を動かすのが難しく、辛(つら)いからです。 次の練習方法ならどうでしょう。 画面に手本が表示されます。 手本が分かりやすく、辛(つら)くありません。 ホームポジションから指を動かすことがよく分かります。 基本が身につきやすい練習で、早く効果があらわれます。 効果が現れると練習への意欲が高まります。 「打ち方」の手本 「打ち方」は次の

先生に考えて欲しいこと その1

情報活用能力調査 で分かったこと 文部科学省は、平成27年(2015年)3月に、国公私立の小学校第5学年児童(116校3,343人)・中学校第2学年生徒(104校3,338人)を対象に 文字入力の能力の調査をしました。 小学5年生の文字入力の力は、平均で1分間に5.9字でした。 この結果を元に、キーボードを使いこなすために、授業に取り入れる必要のあることが公表されています。その内容を引用します。 次は、「調査で使われた問題と類似の問題」 『わたしたち3はんは、自動車工場へ

先生に考えてほしいこと その2

学習端末で入力する速さについて令和3年の「情報活用能力調査」報告から、情報活用能力の基盤としての、スキル:「キーボードでの文字入力」の速さについての考えが分かります。 引用:文部科学省 情報活用能力調査(令和3年度実施)調査結果 49ページ 報告から分かること 1 授業で必要な文字入力の力を、1分間に40字以上と考えていること。 報告から分かること 2 授業で必要な力を身に着けている小学5年生は、2.3%にすぎないこと。 1分あたりの文字入力の分布目標:1分間40字

日本語入力システムを使いこなす

コンピュータも迷う「にわにはたけが」を変換すると文を区切る位置で、 2つの意味になります。 ①「にわに/はたけが」 ⇒  庭に畑が ②「にわには/たけが」 ⇒  庭には竹が どちらも正しいのです。 コンピュータも迷います。 正しいのは、入力している人しかわかりません。 そこで、コンピュータに教えてあげる必要があります。 「にわにはたけが」を正しくなるように区切ってあげます。 「にわに」 変換→「庭に」、「はたけが」変換→「畑が」 庭に畑が 「にわには」変換→「庭には」、「