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【キャリコン学科対策】捨て問になりがちな『平成30年賃金構造基本統計調査』ざっくりまとめ


『賃金構造基本統計調査』ってあるじゃないですか。

キャリコン学科対策的には優先順位が低めで、かつスルーされがちなアレです。

正直、僕も今の今までほぼ手を付けていませんでした。

理由は

①キャリコンの試験で大きな比重を占めず、コスパが悪い
②常識的に考えて正答を導ける場合もある
③細かすぎてキリがない

からです。


とはいえ、過去問を解いているとたまに出てくるんですよね…で、間違うことも。いわゆる「重箱系問題」に分類されるようですが、知っておいて損はないテーマだよなぁと。

ということで、政府が出している資料で「調査結果のポイント」となっている部分と、何となく出そうな部分(過去に出題論点となっていた部分など)だけサラッと読んでおきたいと思います。

本当にざっくりなので、余裕があればご覧ください!


『平成30年賃金構造基本統計調査』

<ポイントまとめ>
・一般労働者(短時間労働者以外の労働者)の賃金(月額)
→男女計の賃金は306,200 円(前年比0.6%増)。増えている。
→男性では337,600 円(同0.6%増)。
→女性では247,500 円(同0.6%増)。
→正社員・正職員は323,900 円(前年比0.7%増)と増加。
→正社員・正職員以外は209,400円(同0.7%減)と減少。

・短時間労働者の賃金(1時間当たり)
→男女計1,128 円(前年比2.9%増)。増えている。
→男性1,189 円(同3.0%増)。
→女性1,105 円(同2.9%増)。

・企業規模別にみた賃金
→男性は大企業・中企業で前年を上回っている。
→女性は中企業・小企業で前年を上回っている。
→男性は大企業・小企業で50~54歳が賃金ピーク。
 中企業は55~59歳が賃金ピーク。
→女性はすべての企業規模で50~54歳が賃金ピーク。

・企業規模間賃金格差(大企業=100)
→男性で、中企業83.1(前年83.0)、小企業75.5(同76.6)。
→女性で、中企業90.3(同89.1)、小企業82.6(同82.3)。
→5年前と比べると、中企業では男女ともに縮小。
→小企業では男性は同水準、女性で僅かに縮小。

・雇用形態別賃金格差(正社員・正職員=100)
→男女計で64.6(前年65.5)。賃金格差は拡大している。
→男性で66.2(同67.3)、女性で70.8(同72.0)。
→男女計で賃金格差が大きいのは大企業(企業)。
→男女計で賃金格差が大きいのは卸売業・小売業(産業)。

・都道府県別にみた賃金
→全国計(306.2千円)よりも賃金が高かったのは4都府県。
→東京都、神奈川県、愛知県、大阪府のみ。
→最も高かったのは、東京都(380.4千円)。


はい、これ以上はもうやらない!笑

それにしても、やはり東京に集中していますね…

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