精神薬なしでは働けない社会に問題がある
先日、何の気なしにツイッターを見ていた時に、どういうきっかけかは忘れたのですが、「心療内科の予約が取れない」みたいな話題を見かけて、そうなの?と思って色々検索していたんですが、心療内科の初診の予約が取れなかったり、そもそも来院の予約も取りづらかったりするクリニックもあるみたいですね。「コロナうつ」といったワードも聞きますし、精神的に苦しい思いをしている方も多くいらっしゃるのだろうなと思います。
最近、有名人や著名人の自殺が相次いで報道されています(私は自殺とは思っていませんが)。そういったニュースの後には必ず相談窓口の電話番号が表示されたりして、「なんか病むの当たり前前提?病院行く方に誘導されてる?」と勘繰ったりもしてしまいます。一時期は「ニキビは皮膚科へ」というCMも盛んに流れていましたが、そういうところからも何でもかんでも不安をあおって病院に行かせようとする(薬を飲ませようとする)支配層の思惑が目に見えてわかりますね。
ご存じない方もいるかもしれないので再度書いておくと、私は高校生の頃から10年ほど心療内科に通い、精神安定剤を飲んで生きてきました。2014年に精神薬の害やその他この世のしくみに気づき、それからそれなりに人生の底っぽい時期を過ごし(笑)、おそらく「適応障害」の診断書で仕事を1か月休職したのち、精神薬の断薬を模索し始め、2015年に役所を辞めました。2015年7月に頭痛薬を飲んで以来、一粒の薬も飲まずに今まで生きています。現在は不調に困ったらハーブ、アロマ、フラワーエッセンス、ホメオパシーなどを使っています。
もしこの記事を読んでいる人で、精神的につらくて、これから心療内科に行こうかなと思っている人がいたら、私は全力で止めたいと思っています。2014年に薬害を知ったときの絶望、後悔はハンパではありませんでした。薬を使ったところで根本的な原因を解決しなければ意味がないですし、薬を止めようとすると離脱症状に苦しむ人もいるようです。私は離脱症状というほどのものは経験しませんでしたが、今でも理由なく不安感を感じることはあります。これはおそらく、薬で見ないことにして抑圧した不安や恐怖、怒りなどの感情が、今になって噴出されようとしているからだと感じています。当時は薬を飲んで楽になったつもりでいたけど、その感情と向き合うのが先延ばしになるだけだったんだなと思うこともあります。
心療内科の混雑具合は正直わからないけれど、そんなにたくさんの人が精神薬を飲まなければやっていけないような社会であれば、それは社会の方に問題があるのだ、ということは間違いないですよね。今の心療内科は診断書稼業のようにも思えます。働いていて辛い思いをしている人が休職するためには診断書が要りますから、それをもらうために心療内科の扉を叩く。そうして、薬漬けの患者がまた一人増えます。ブラック職場と心療内科は両輪となって人々を苦しめているのかもしれません。薬を飲んだところでかさむのは医療費だけ、どんどん薬依存になり、根本解決どころか最悪廃人になりますからね。まともな人は働いていくうちに自然と病むように設計されているようにも見えます。それで結局まともでない人ばかりが組織に残っていく…まともな人は病んで組織や社会の中心部からは消えていってしまうように思います。
ある程度落ちついて冷静に、強気になって世の中を俯瞰してみると、「いやそれ会社のせいだよ」「世の中のしくみのせいだよ」ということがたくさんあるけれど、一度メンタルを病んでしまうと、自分ばかりが悪いような、自分がダメだからいけないんだ…といった思考のループにハマってしまうこともあり、さらに状況が悪くなることもあります。そういうループにハマりそうになったら、「いやいや、こんなに世の中に病んでいる人がいるのは世の中がおかしいからなんだ」と思うようにしてほしいなと思います。どうかご自身を責めないでいただきたいのです。もしどうしても辛いんだという方がいたら、精神安定剤等の薬害、副作用などを調べてから、薬以外の療法にも心を開いているようなクリニックを探して行かれることをお勧めいたします。私も薬害に気づいてから、ホリスティック医療を行っているクリニックに転院して薬を止めました。そういったクリニックは患者さんと本気で向き合ってくれる良心的なところが多いのではないかと思います。
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