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2017年5月の記事一覧

その人の「背中」から学ぶこと

5月27日のオフ会に参加してくださったAさんとの話の中での気づきを2記事に渡って書いてきた、その続きになります(オフ会開催&自分の中の何かが破壊された日、数値化できない「意識」の変化こそ最重要の2記事)。昨日の記事の最後に『そして何より人に影響を与えるのは、その人自身の「生き方」なのではないかと思っています。』と書きましたが、そのことについて補足してみようと思います。

よく言う言い回しに「父の背

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何かを信じる純粋さ、すべてを疑う賢さ

私が日ごろ他人との人間関係を築く中で、いいなぁと思う方の特徴の一つに「心がきれい、純粋である」ということがあります。これはもちろん主観的、感覚的な話であって、誰にでもわかるように特徴を羅列できるわけではありません。それでも、「この方といると純粋さを感じるなぁ」と思う場面はあって、自分の心が洗われるような感覚になることもあります。深く関わる人は、心がきれいで純粋な人であってほしいなといつも思っていま

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頭で考えても「個性」は出ない

私たちは「個性を大事にしよう」と口では言いながら、同調圧力が強く個性を押し殺すようなダブルスタンダード的な世の中に生きていると感じます。特に集団、組織においては没個性的であることが望まれ、物言わぬロボットであることがよしとされますね。以前に働く上での「個性」と「社会性」という記事を書いたことがありましたが、多くの方がその両者の葛藤を経験したことがあるのではないかと感じます。

人は誰しも、自分は他

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世に遍く「人気者信仰」の危うさ

私自身、数年前から陰謀論系やこの世の闇的な本やサイトを見て勉強したりしていますが、洗脳や思想操作といったものがあまりにも何重にも張り巡らされていて、これまで何段階も「うわー…そうだったんだ、無知だったわ自分…」と反省させられたり、愚かさに気づかされたりしています。日々己の愚かさや無知さ加減と向き合い、反省しながら認識を改めているところです。それは知識レベルでもそうですが、やはり大きいのは思想の部分

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重要なことほど「タブー」の中に

noteにも日々書いている通り、最近は思想や宗教の勉強をしたり、古代ミステリー的な歴史の謎みたいなものにも興味を持って調べたりしています。日本は特にですが、宗教に対する「タブー」感がものすごくあって、うかつに話すこともできないし、話題にしようもんなら敬遠されるような節もあるかと思います。誰も何も教えてくれないので、普通に生活している分には詳しい知識や情報を知らずに、神社仏閣を参拝したり、教会で結婚

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「結果」と「目的」を取り違えるな

世の成功系、儲かる系、願望成就系、スピ×自己啓発系のセミナー(ブログ・本)に疑問を感じるところから色んなことを調べ始めた昨今ですが、やはり一番気になるのが、「結果」と「目的」を取り違えていることが多いんだなーということ。人々の役に立つようなことをしていれば、結果としてファンが増えたり、仕事になったり、収入を得られたりする、というのが通常の流れなのに、まずその「結果」の部分を追い求めようとして、近視

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「成功を目指さない」という幸せ

前回の記事に、この世のしくみは宗教・思想がベースとなっているということを書きましたが、この話は何重の意味でも真実です。古代から脈々と続く人類支配の歴史が宗教・思想と不可分であるという意味でもそうですし、我々がメディアの洗脳や謎の「常識」という呪縛=思想・イデオロギーに支配されているという意味でもそうです。特に、なんでもかんでも「成功」するのが良いとか、有名になること、人気者になることが良いことだ、

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この世のしくみのベースは宗教・思想

言いたいことはタイトルだけです(笑)。というのはさておき、この世のしくみを調べ始め夢中になって掘り下げていくと、必ずぶち当たるのが宗教・思想の話。日本は無宗教の国と言われますが、宗教に対する拒絶反応やタブー感は相当なものだと感じます。実際に義務教育、高校くらいまでを考えてみても宗教や思想についてというのはほとんど何も学びません。大陸から仏教が伝来したとか初めてザビエルがキリスト教を布教しに来た(大

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