桜_

そもそも「キャリア」ってなに?

『女性管理職1年目の教科書』という本を出したので、
「今のキャリアレールにない選択肢をどう手にするか」
というテーマで講演するから、
と誘われて、でかけてきた。

なんでも中止にする風潮があるなかで、
「そんなに大人数じゃないし、
運営母体があくまでボランティアなので責任とれないから、
出席希望の各人の個人責任でどうぞ」

という、さっぱりとした女子会だった。

著者で講師の野見山玲子さんは、
「自分のライフイベントはいろいろあるけど、
幸せに生き続けるにはどうすればいいか」
と考えているし、仕事をしている。

そもそも「キャリア」ってなに?
キャリアプラン、キャリアアップ、
そもそもキャリアって?
と改めて問われると、言葉に詰まる。

どうやって生きるか、
なんのために仕事をしているのか、
夢はなにか、
というのが「キャリア」だとする。

なにを得て、
なにを捨てて、
なにを実現させるか。

自分の軸をはっきりとさせる。
周りの声は気にしない。
まずは自分の軸で行動し、
それがやがて他人の軸、社会の軸で考え、
行動するようになる。

大隈塾の学生たちなら、
自分の軸、ってよく聞くけど、
自分の軸を見つけるにはどうすればいいのか、
という問いかけがよくある。

自分の軸ってなんだろう?
って考えて、「これだ!」とでてくれば幸せだけど、
たいていの場合はそうじゃない。

そうじゃない場合の「自分の軸の見つけ方」は、
行動するのがいちばん。
その行動には、読書もある旅もある、
長い遠い旅じゃなくても、ちょっとしたお出かけもある。
観劇もある映画を観にいくでもいい。
絵を観るでもいい。
人と話すことは、とても重要。

SNSを見る、ことではない。
SNSを見る、ことで行動があるとすれば、
気になった発言やリンクをもとに、
上記の行動を起こすことだろうし、
SNSで発信する、発信し続けること。

講演の終わりに、幹事のひとり、たばるん(あだな)が
「情報格差から行動格差、といわれてますが」
と。
行動格差? と思って調べたら、
そこそこ前から「行動格差」という言葉はあった。
要するに、情報は誰でも得られるようになって、
情報の格差によるおいしいことはなくなった。
ほかの人との差がつくのは、情報や知識の量ではなく、
どれだけ行動するか、だと。
行動して失敗するからこそ、人は成長する、と。

行動すれば、軸ができてくる。
でも、それはホントに「軸」なのか、不安はつきまとう。
100%正しい、ということはないんだから、
という割り切りは100%必要で、
100%正しい、というのはないんだから、
そこは突き抜けていくしかない。
突き抜けていくからこそ、軸と呼べるようになる。

自分軸があって、生きていくのと、
自分軸がなくて生きていくのと、
両方の生き方があるとすれば、
あなたはどっちを選ぶ?

いまのキャリアレールにない人生を手に入れるには、
キャリアレールにない選択肢を手に入れるしかない。
そのためには?
という話だった。