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仕事に感性は必要か?

昨日の社会人の大隈塾は、「感性開発」だった。

今回のワークショップの目的は、
・自分の中に放っておいた感性を目覚めさせる
・その感性で、オンラインでも対話を深める
・【感性を使って】自分のパーパス(働く、生きる目的)を確認する
・【感性を使って】自分のパーパスと組織・部下のパーパスをつなげる
だった。

まずは、自分の中にある感性を目覚めさせる。
講師のなっちゃん(山田夏子さん)は、ワークショップのチェックインが終わって、
受講生の軽い緊張だったり気だるさを解消したあとに、問う。

「みなさんの仕事に感性は必要ですか?」

受講生は、ビジネスパーソン。
アート系やクリエイティブ系ではなく、経営企画や営業や人事などが多い。
どっちかというと、ロジカルな部署の人たち。

仕事に感性は必要か?
受講生えとぅは、
「相手が何を考えているかを知るために必要」
と。
受講生しーちゃんは、
「場の空気を読んだり、初対面の人でもどんな人かを見抜くため」
に仕事に感性は必要で、大事だ、と。
受講生たけちゃんは、しばらく唸り声だしながら考えて、
「感性、ってなんでしょう?」

そこです!
(まるで打ち合わせしたかのようなリアクション)

仕事に感性は必要か、と問われて、
「そんなのいらない」
という昭和な人はもういないだろう。
仕事に感性みたいなものも必要なんだろう。

だけど、感性ってなに?

なっちゃんいわく、
感性とは、
・外から受けた刺激を
・情緒的に感じ取って
・周りの人たちに伝える
ちからである、と。

つまり、「感じ取る」だけではなく、「伝える」までが感性。

インプットとアウトプット。

さらに「外から受けた」のは受動的な刺激だけではなく、
刺激を取りにいくこともある。
たとえば、部下や上司の表情をみる、感情を推し量る。
言葉だけではなく、その背景にある感情まで読み取って、
アウトプットする。

言葉だけをとらえて反応すると、衝突するときがある。
衝突も大事かもしれないけど、
不要な衝突はあとあと面倒。
というか、不要な衝突はその場の心理的安全性を損なう。

ということで、感性はとても大事だ、それはビジネスにおいても。

仕事に感性、使ってますか?

(写真はなっちゃんがこのワークショップをグラフィック・ファシリテーションしたもの。copy rights 株式会社しごと総合研究所)