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やっぱり基本は「聴く」「観る」「書く」に尽きる

大隈塾ゼミ第4回目は、
「コンサルタントの頭の使い方とは?」
元マッキンゼーの周涵さんがゲスト講師。
いまはAI搭載スマホドライブレコーダーなどなど、
AI開発ベンチャー企業のCOOをしている。

いつものゼミや講義では、
「課題発見」に力を入れてきたが、
今回は「課題解決」。
ゼミ生みさきが「はんぞーさん(周涵Zhou Han)の講義をゼミでやりたい」
と熱望したので、
・どんなことが学べるのか
・それはゼミ生にとって、いま必要な学びか
・それはゼミ生にとって、将来も必要な学びか
ってことを検討して、決定して、
依頼、交渉、運営をやってもらった。

わかったのは、
コンサルは「聴く」ことと「観る」こと。
そして「見える化」すること。

周涵さんの講義では、
「問題解決」のために重要な3つのスキルとして
①本当に取り組むべき問題を特定する
②答えを意識した分析の設計・実施
③有限な時間をできるだけ効率よく使う
がある。

そこで、
「レストランの客単価の低下をどうすれば抑えられるか」
「スポーツジムの客の減少をどうやったら止められるか」
という事例をつかって①②③を説明して、
「東京での通勤通学時の満員電車を解消するにはどうすればいいか」
を実際に演習として取り組んでみる、
ということをした。

もちろん、ゼミの時間内でやるには限界があるので、
今回は「コンサルタントの頭の使い方」を覗いてみました、
ということをやってみた。

で、「聴く」「観察する」ということと、
そこにデータを加えて、
「見える化」する=絵や文字を使って書き出す、
という、学生たちが苦手とする、
というか、意識していないことからスタートしていることがわかった。

わたし自身、「コンサル」と聞けばステレオタイプのイメージで思考停止していただけに、
大いに反省しながら、
ああやっぱり「聴く」「観る」「書く」に基本は尽きるな、
と再確認できた。


ゼミのグラフィック・レコーディング byしおりん
https://twitter.com/shiorin_grp/status/1318034838713110528?s=20