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去年わかった最大のことは「林業は成長産業だ」ってこと

2024年下半期の活動報告ができた。
今回も、大隈塾ゼミOGのあかり(山内あかり)にインタビューしてもらい、
それをグラフィックレコーディングする、という形式で。

7月8月は9月定例会の準備。
定例会では、釜石の林業について質問した。

国から「森林環境譲与税」として、約5,500万円が交付されている。
そのお金のつかい方は、
森林整備、人材育成、普及啓発(PR)、木材利用促進など。
人材育成が入っているのがミソで、
林業をやろうとしている人たちを育てるだけでなく、
整備した森林を使って子どもたちの保育、教育もできる。
「森のようちえん」などがその実例になる。

それから大事なのは、【連携・共創】という捉え方。
いままでは森林組合が森林整備にあたってきたが、
これからは森林組合+建設業+福祉事業者+自伐型林業、
という連携が必要になってくる。

自伐型林業とは、
個人または少人数のグループで伐採や搬出を行う自立した自営業者のことで、
自伐型林業を目指す人たちが増えている。
こうした人たちを釜石にたくさん増やすことで、
釜石に移住してくる若者たちもでてくるだろう。

林業はオワコンではなく、
林業はブルーオーシャンであり、成長産業にできるポテンシャルがある。

また、8月は自動運転バスの実証実験をやった。
これは、9月決算委員会でもふれたが、
12月定例会でより深く質問をすることになった。

©Akari Yamauchi

10月11月は、12月定例会に向けての準備。
12月定例会は、ふるさと納税について質問した。

釜石でのふるさと納税およそ9億円集まってくる。
釜石のふるさと納税は3種類あって、
①返礼品タイプ
海産物や甲子柿など釜石らしい産品を用意している。

②指定団体寄付
地域課題を解決するためのNPOや団体を指定して寄付をする。
寄付金の9割がその団体に支給されている。

③企業版ふるさと納税
企業が自治体に寄付をすると、その9割を企業系税から控除されるという仕組みを内閣府がつくっているのが、企業版ふるさと納税。

こうした議会活動のほか、子育て支援員の研修も受けている。