スクリーンショット_2020-02-27_05

オンラインと東京一極集中

いろんなイベントが中止になったり、延期になったり、
オンラインになったりしている。

オンラインも悪くないな、と思い始めた。
すでに打ち合わせでは何回も使っているし、
大学生たちは、ミーティングでのリアル参加の代替策として
当然のようにやっている。

さとのば大学というのがあって、
自分が住んでいるところを元気にしたい、
好きになった地域へ移り住んでそこを元気にしたい、
と思っている人たちのために、
そのロールモデルとなるような人を講師に招いて、
オンラインで授業をする、という学び方。

地域活性化のロールモデルは地域に住んでる人が多い。
学ぼうとしている人も地域にいたり、
どこか教室に通うのもしんどいこともある。
オンラインなら、どこででも受講できるし
(個人差があります)
地元にいながらレクチャーすることもできる。

そして、さとのば大学が提携している4つの地域があって、
・宮城県女川町
・島根県海士町
・岡山県西粟倉村
・宮崎県新富町
ここに実習に行く。
実習は与えられるコンテンツじゃなく、
自分で考えて実践するプロジェクト。

修了は1年制だけど、
その4地域すべてに関わるので4年かかる。

でも、関わり続けられる「きっかけ」が得られるって希少なこと。
案外、「関わり続ける」には理由がいる。
周りを説得させる理由でもあるだろうし、
自分を納得させる理由のほうが大きいかも。

オンラインのいいところは、
東京一極集中、ではなくなること。

もはや、東京中心、ではなく、
東京一極集中でしかない。
なんだかんだで東京で、
なんでもかんでも東京で、
なにがなくても東京で、
どうしたもんだか東京は。

リアルに集まることは大事なこと。
リアルのほうが優れているところもいろいろある。
けど、オンラインの価値もちゃんと実践しないと。

みんな、オンラインの価値を認めてはいるけど、
実践となると、そうはならない。
総論賛成、各論反対、と同じ。

たとえば、火曜日はオンラインにする、と決めれば、
ミーティングを火曜日に集中させることができて、
他の曜日はミーティングなし、で仕事ができる。
ランチミーティングも、オンラインなら、
並ぶこともないし、食後のコーヒーもゆっくり飲める。
ランチしたあと、コーヒー飲めるところ探す、
っていう、それこそ、「なにやってんだろ」って自問することもない。

そんなもん、フリーランスのやり方だろ、
ってことかもしれないけど、
会社行かなくったって仕事ができることは
たぶんこの1、2週間でうっすらわかってくると思う。

週休3日はできないだろうけど、
出勤3日は、カンタンにできる。

なんにしろ、東京一極集中から抜け出す、ってことだね。