むかしむかしあるところに
え、なに?絵本読んで欲しいの?
いいよ持っておいで。ももたろう?じゃあ読むからここにおっちんしてね。
はじまりはじまり〜
あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。そうおじいさん。こっちおばあさん。おじいさん。おばあさん。これおうち。おじいさん。そう、じーじ。
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんはそうこれおじいさん。おばあさんは川へ洗濯にちょっとちょっと待って。もう次行くの?
おばあさんが川で洗濯をしてそうだね、おじいさんいないね。これ桃。そう、大きな桃が流れてきたんだって。どんぶらこっこすっこっこどんぶらこっこそうこれ桃。おばあさん。桃。おばあさん。これは鳥かな…
あ、おじいさん出てきたね。おばあさんは桃を家に持って帰うんおじいさん。桃。大きな桃だね〜。この桃を食べようとするとパッカーン!!
すごいね〜!あかちゃんが出てきたんだってよ。そう。おじいさんびっくりしてるね。それはおじいさんの足だよ。そこはおじいさんの目だね。で、桃から出てきたからももたろうと名付けましょう〜だって。
あー、ちょっとまって、あー。するとキジが言いました。お腰につけたきびだんご、一つ私にくださいな。あー、あー、わんわんいるね。じーじ?じーじはいないよ。多分おうちで待ってると思う。
あー、戻っちゃった。おじいさんいたねー。よかったねー。またここから読むの?あるところに、おじいさんそうじーじとおばあさんがすんでいました。じーじだね〜。おじいさんいるね〜。おじいさんは山へ…ちょっとまた?あー…
すみませんもう悪さはしません。盗んだものも返しますので許してください。これ?鬼だよ。そう、悪い鬼。えーんえーんしてるね。じーじじゃないよ、鬼。わんわん。これはキジ。鬼。わんわん。えーんえーんだね。鬼たちは泣きながらももたろうに謝りました。はい次めくって。
こうしてももたろうは鬼たちの宝をもって家にそうおじいさん帰りました。おじいさんもおばあさんも大喜びで迎えましたとさ。めでたしめでたし。おばあさん、おじいさん、わんわん。これは猿。そうそうこの間動物園で見たね〜。これおじいさん。ニコニコしてるね。わんわん。おじいさん。じーじだね〜。
はい、おしまい。
えー、もう一回読むの?
あるところにおじいさんそうじーじ。おばあさん。おじいさん。おばあさん。おじいさん。これおうち。じーじだね。おじいさん、おじいさん。おじいさん。おじいさんが好きなんだね。次はおじいさんの絵本買おうね。
ー完ー
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