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10周年、20周年、30周年……ムー・メモリアル記念号を彩った特別取材の変遷/「ムー」クロニクル

2019年11月号にて創刊40周年を迎えた「ムー」。10月9日は、人間でいえば「ムー」の誕生日だ。10歳、20歳、30歳の節目に行われた記念企画を振り返る。

文=編集部N

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(上)ピラミッドとスフィンクスの前でポーズを取る取材班。なんともアヤシイ集団だ。(下)創刊30周年記念号の表紙。

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(上)創刊10周年企画。まだ控えめな印象の記事だ。(下)創刊15周年。この編集部の祈りが通じて40周年へ。

「ムー」にはふたつの記念号がある。100号、200号などのナンバリングでの記念号と、10周年、20周年などメモリアルバースデーを祝う記念号は、どちらも特別な企画を実施してきた。500号は2022年7月号、50周年号は2029年11月号……現時点では遠い先ではある。

 とはいえ、記念号が毎月の積み重ねの結果であることは間違いない。10周年記念号で「こんな日がくるとは……」と、感慨にふけっていたのがウソのようだ。ということで今回は周年の記念号を振り返ってみたい。

 まずは10周年(1989年)。この号では、山形県と宮城県の県境にある田代峠の取材を敢行。ここは知る人ぞ知る東北地方屈指のミステリーゾーンで、足を踏み入れると脱出できない「禁断の地」の噂や、UFO目撃事件が多発するなど、なにかと話題の場所だった。編集部はそこに、果敢にも足を踏みこんだわけである。

 15周年(1994年)には信仰の山、標高ほぼ2000メートルの七面山に早朝登山。デスク・ワークで徹夜続きのスタッフには、なかなかの苦行だった。しかし、はるかにそびえる富士山越しの神々しい御来光に、一同で「ムー」の発展を祈願。身体を張った企画である。

 20周年(1999年)はさらにパワーアップして、伊勢神宮詣でと二見浦で褌ふんどし姿になっての禊みそぎを行っている。関係者からのコメントを頂いたり。付録で「『ムー』全国特集」をつけたりと、お祝いムード一色だった。今日の40周年があるのは、このときの祈願が効いたのだろう(たぶん……)。

 そして30周年(2009年)だが、なんとカメラマン+編集部員3名の計4名でエジプト取材を決行! なんとも豪華な海外旅行となった。ギザの3大ピラミッド、ルクソール神殿、ツタンカーメンが眠っていた王家の谷などを巡りながら、ウリャたち一行はエジプトでの日々を満喫したという。

 さらに、40周年(2019年)ではロズウェル事件の現場を訪問している。

 ということで次の50周年は何が起こるのか? 2029年を目指し、着実に1号ずつをお送りしていきたい。


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